岡橋さんの研修で学んだこと,感じたこと

 みなさんごきげんよう。
 ヤモリーズ5期生の高橋です。

 Nickさんも記事で上げてくださいましたが,7月13日から17日まで,清光林業の岡橋清隆さんが津和野にいらっしゃり,研修を行ってくださいました。
https://note.mu/tsuwanoyamori/n/n3677612d208e

 岡橋さんの研修では,現在ヤモリーズが作業している現場に岡橋さんと一緒に入り,今後の道の入れ方や注意点及び崩壊した道の修繕指導などを行っていただきました。
 が,私の知識不足と経験不足のためか,指導していただいた内容で消化しきれないものが多かったです。ただ,その中で自分が普段やっている作業と直結する内容のお話があり,「おお,そういうことだったのか!」と思うところがありました。その内容を今回は書こうと思います。

 作業道を開設するとき,支障木や灌木を伐採しますが,その伐採した木を造材した時に出る枝葉や玉切りした幹は路面の上か路肩下の土の落ち止まり線(土が斜面を落ちていったとき,自然に止まる位置)より下に置くように先輩たちに指導されていました。今までは言われたからしていただけでしたが,岡橋さんの講演会(研修の日程の中で1日講演された日がありました)でその理由がようやくはっきりわかりました。
 要するに,枝葉等の上に作業道を開設して出る土が溜まってしまうと,溜まった土の下にある枝葉が腐って落ちた時,地山部分も削ってしまい,作業道崩壊につながるからでした。
 イメージ図で描くと以下のとおりです。

 この説明を聞いて,「枝葉等は路面の上か土の落ち止まり線より下に置くように」と言われていたことの意味がようやく分かり,感動しました。そして,今までの作業でちゃんと土の落ち止まり線より下に枝葉を置くことが出来ていたか不安になってきました。せっかくオペレータの方がちゃんと道を作っても,私が枝葉を置く位置を間違えたばかりに道を崩壊させてしまっては申し訳ない…。この説明を聞いてからのち,私は枝葉を置く位置を特に気を付けるようになりました。

 さて,学んだ内容で最も印象に残ったのは以上の内容でしたが,それ以外にも印象に残っていることがあります。それは,岡橋さんのお人柄です。
 岡橋さんは飾らない自然な感じの方でした。
 ヤモリーズがする質問には丁寧に答えてくださるのは当然ながら,岡橋さんが自信がないところは自信がない,とはっきりおっしゃっていました。岡橋さんほどの色々なところで講師に呼ばれるような方が,自分の分からないところを分からないとはっきり表明することに,私は驚きを感じました。

 とかく人というのは,指導する立場になると自分が偉いと勘違いしやすく,態度が大きくなったり,尊大になってしまいがちです(私もそういう傾向があることを自覚しています)。
 しかし,岡橋さんと接してそのような印象は全く抱きませんでした。ほんとうに自然体で,語弊を恐れずに言えば「その辺にいる普通のおじさん」くらいの自然さでした(褒めてます)。
 おそらくそういう姿勢なのは,人の言葉などに踊らされず,現場(事実・自然)に向き合って,そこでの結果を謙虚に受け止め続けているからだと思いました。本当の意味で,地に足のついた方だと思いました。

 こういう方から指導を受けることが出来ることを感謝しつつ,これからも精進していこうと思いを新たにした研修でした。

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