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奥多摩宿泊⇛丹波山村

2月28日の午前11時。

「なんか、村行って、ジビエ食べたいな」
唐突な思いつきから、旅は始まった。

特別な目的があったわけではない。ただ「村」という響きに惹かれただけの、相変わらずの行き当たりばったりの旅行。

最初に行き先として候補に挙がったのは、山梨県の小菅村か丹波山村。
調べてみると、その日の小菅村には宿の空きがなさそうだった。
「じゃあ丹波山村にしよう」と即決する。

ただ、いきなり村まで入り込むのではなく、
手前の奥多摩で一晩過ごしてから向かうことにした。
(それであれば、小菅村でも良かったかもなと思う)

14時過ぎに家を出たものの、乗り換えがうまく噛み合わず。
国分寺で会社の同期に遭遇。どこに行くんだろう。

奥多摩駅に降り立ったのは17時。
少し日が落ち始めた頃、予約していたゲストハウスへチェックインした。

まずは部屋で荷物をおき、だらだらと過ごす。
それから外へ夕食を食べに出かけ、コンビニで軽食を買って宿へと戻った。
居酒屋は、かなり顔見知りが多い様子。◯◯の△△が~みたいな話多め。
同じ東京なのに、随分と世界が狭いと感じた。

ゲストハウスの夜は、想像以上に温かいものだった。
リビングにはオーナーさんやスタッフの方、そして常連の方々が集まっていて、気づけば輪に加わって盛り上がっていた。

府中の話他(50食限定ラーメン屋?アジア極東犯罪防止研究所、、など)

初対面とは思えないほど話が弾み、宴がお開きになったのは24時。
シャワーを浴びて眠りについたのは、25時を過ぎた頃だった。

3月1日

翌朝は7時に起床。奥多摩駅の方まで散歩。
ゲストハウスに戻り、コンビニで買ったお団子を朝食代わりにする。
この気取らない感じが、一人旅らしくていい。

8時に宿を出る際、常連の皆さんが温かく見送ってくれたのが印象的で、
照れくさくも、なんだか心がじんわりと解けるような気がした。

奥多摩駅のバス停は、散歩の際、確認済。
ダムを目的とする方が多い印象。

バスに揺られて1時間ほど。丹波山村を目指す。
車窓から見える奥多摩湖は、驚くほど渇水していた。
普段は見られないようなダムの底が露出し、剥き出しの景色が広がっている。

やがてバスは丹波山村へと入り、終点の村役場に到着した。
令和5年に竣工した、非常に洗練されたデザインの町役場だった。

バスを待つ人向けにお手洗いを貸し出しているとのことで、中へ入ってみる。
驚いたのは、職員の方が仕事をしていたことだ。公務員なのに……(失礼ながら)

(とはいえ、お仕事でご一緒している役所の職員さん、土日にメールくれるなあと思ったり。)

そこでパンフレットをいただき、これからの動きに目星をつける。
といっても、青梅街道の一本道に施設が集中しているし、移動手段も徒歩のみ。自ずと食事と温泉を軸にしたプランが固まっていく。

道の駅

まずは道の駅でお土産を物色し、10時のおやつとして「鹿ばぁーがー」を注文。
香ばしい鹿100%のパティと、甘じょっぱいソースが、驚くほど美味しい。朝食をお団子だけで軽く済ませておいた甲斐があった。

いただいたパンフレットと鹿ばぁーがー

食べ終えた後は、ジビエの加工場まで歩いてみた。

そこから村をぐるっと大回りして歩を進める。
昨日調べて、わかっていたことではあるが、あいにく資料館は季節の都合で休館。ローラーすべり台も休場中だった。仕方ない。
移設前の村役場の前も通過。

気を取り直して「のめこいの湯」へ。
ぬるめの湯加減が心地よく、歩き疲れた体にじっくりと染み渡る。

丹波が大好きタバスキー
電柱にもタバスキー
ここにタバスキーがいたのか

湯上がりには、ちょうど3月1日から営業を再開したばかりのTABA CAFEでランチ。ジビエ入りラザニアのセットに舌鼓を打つ。


https://tabayama.info/stay/eat/tabacafe/

食事を終えて、ぶらぶら散歩。

満足し、帰路につくことにした。役場のバス停で30分くらい待ち。
バスで、再び奥多摩駅へ、中央線に揺られて18時には帰宅。

「なんとなく」で始まった旅。
でも、終わってみれば鮮やかな記憶がいくつも残る、よき休日だった。

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