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キュンパス使って青森おにぎり探し旅❷「行き当たりばったりで進め!」

《連続2047日目!》


JR東日本が展開している平日乗り放題きっぷ「キュンパス」
新幹線や特急などにも乗れる夢のきっぷを手に向かったのは、冬の東北地方。

綿密な計画をもとに、順調に進んでいくと思われたのだが・・・
まさかの架線トラブルで新幹線がストップ。。




新幹線がふたたび動き出したのは、50分後。

それは、事前に考えていたプランが崩れたということであった。



当初、計画していたのは、新青森駅から川部駅に向かい、そこから五所川原駅へ行くルート。
五所川原では、おにぎり屋さんが多くあるのでいろいろまわれそうであった。また、駅前のホテルには温泉もあるので、時間があればそこにも入ろうということも考えていた。


さらにはストーブ列車に乗って金木駅まで行って、散策をしながら太宰治のゆかりのおにぎりを食べまわるという構想もあった。


津軽鉄道では、おにぎりの入った限定のストーブ弁当も予約。
準備も万全であった。


しかし、新幹線の大幅な遅れによって、このルートが使えなくなってしまったのだ。
(五所川原までの列車本数が少ないので辿り着かない)



新幹線は、予定より45分遅れで新青森駅に到着。
完全に計画していたルートは使えなくなってしまった。
(残念ながら、ストーブ弁当をキャンセルする連絡を入れた)


さて、どうしよう。

ここからルートの可能性を広げるためには、まずは新青森駅から青森駅に移動するのが良さそうである。
青森駅なら、観光をする場所も多いし、特急の始発もある。


しかし、ここで大きな問題があった。
新幹線が到着したのは青森行きの普通列車の発車時間とほぼ同じ時刻だった。
青森駅行きの普通列車を逃すと、その後は40分以上も列車が来ない。

1日で東北地方を周って、東京に帰る旅。
ここでの40分の時間ロスはあまりにも大きすぎる。


他のお客さんも同じ考えだったのだろう。
新幹線が到着したとたん、青森行きの普通列車へ向かって多くのお客さんがダッシュを始めたのだ。


青森行きの普通列車はわずか2両編成。

キュンパス利用者も多い時期。
ほぼ満員で到着した新幹線から、わずか2両の列車に乗るのは無理がある。
都会の満員電車さながらのぎゅうぎゅう。

押しても押しても全員が乗ることができず、ホームにも人があふれていた。

ドアが閉まらないぐらいの混雑。
結局ら10分以上遅れて列車が出発することになった。

なんとか乗ることはできたけれど…

このあと、青森駅に着いたらどうしよう。


まず気になるのは、予約してある秋田行きのリゾートしらかみの運行状況だ。日本海側の風がかなり強くなると言う天気予報。
無事に発車するのかもわからない。


その中で、下記の選択肢を考えてみた。

➊青森駅周辺に留まり、街なか観光をする
➋特急スーパーつがるに乗って一気に秋田へ向かう
➌弘前方面に向かい、観光をする
➍青い森鉄道に乗って、八戸方面へ戻る


普通列車は、そのまま青森駅に到着。
青森駅は、かなりの積雪だった。

列車を降りると、となりのホームに青色の列車が止まっていた。
乗ってきたと同じ2両編成の列車だった。

発車ベルが鳴っている。
アナウンスを聞くと、まもなく発車するとのこと。
どうやら、この普通列車を待っていたみたいだ。


この列車は、青い森鉄道。
第3セクターで運営されている路線だが、今回のキュンパスの適用範囲に入っている。
つまりそのまま乗れる路線だ。


青い森鉄道は本数が少なかったはずだ。
これを逃すと1時間以上列車は来ない。

ええい。やああ。

ドアが閉まる寸前、乗り込んでしまった。


青い森鉄道は陸奥湾沿いを走りながら、八戸へ方向に向かう路線。
本来なら日本海側に向かって進む計画が、太平洋側に向かう列車に乗ってしまったのだ。


ここから、どうしよう。どこに行こう。
電車の中で、スマホで検索を始めた。

青森に戻るには、どこで折り返せばいいのか。
この沿線に、おにぎり屋さんはあるのだろうか。


どうやら浅虫温泉駅の周辺に道の駅があるらしく、そこにおにぎりが売っているかもという情報を見つけた。

また、浅虫温泉駅の近くに、昨年、新しいおにぎり屋さんもオープンしたとのこと。

しかも、約1時間後に青森駅に戻る列車も来るらしい。

温泉にも入れるかもしれないな。


よし、浅虫温泉駅で降りよう。


行き当たりばったりのルート選択でやってきた浅虫温泉。
駅を降りると、少し先には海が広がっていた。

この日の天気はよく変わる。
晴れていると思ったら、強風だったり、アラレが降ってきたり、雪が降ったりと落ち着かない。


まずは、駅の目の前にある道の駅へ向かった、

旅の目的であるおにぎりを見つけて安心したいところだ。

しかし・・・


がーーん。

おにぎりがない。というかお惣菜の類がない。

店員さんに聞くと、おにぎりやお弁当は入荷しないとのこと。



雪道を歩きながら、昨年できたばかりのおにぎり屋さんへ向かう。
住所を見ると、このお店らしい。

しかし・・・

がーーん。

開いていない。
貼り紙を見ると、昼の営業は止めてしまったとのこと。



まあ、しょうがない。
いきなりやってきたのは、こちらのほうだ。


道の駅の隣に公共の温泉があったので、入浴することにした。
入浴料は380円!激安だ。

露天風呂ではなかったけれど、目の前に海が広がる展望の温泉だった。

気持ちよかった。
もやもやしていた頭も、リフレッシュされたぞ。

さあ、旅を続けよう。




なんだかんだで、忙しい旅だな。

気がつくと、青森行きの列車がやってくる時間。
急いで着替え、駅に戻る。




駅には小さな売店がひとつあった。

おにぎりは売っていなかったけれど、面白いものを見つけた!


味噌バターカレー牛乳どらやき。
青森の名物である「味噌バターカレー牛乳ラーメン」をどらやきにしてしまったもの。

いったい、どんな味がするのだろう。
お腹も空いたので、さっそくかじりつく。

がぶっ。


うぉおお。カレー味!

これは驚きだ。
カレーのスパイシーな味が最初から最後までしっかりと口の中に残るのだ。あんこやバターや味噌の甘い味わいをはるかに上回るカレーの破壊力。

ここでしか食べられないレアな味わいだ。


完璧に計画された旅もいいけれど、行き当たりばったりの旅も面白いものだな。

どらやきをかじりながら、にやにやと笑うのであった。





「キュンパス使って青森おにぎり探し旅編➌
青森駅で伝説のおにぎりを探せ!」

へ続く!



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ハスつか ファンベースデザイナー、地域創生プロデューサーなどしてます。 おむすびnoteを毎日書いてたり、浦和レッズを応援したり… みんなが、好きなこと、応援したいことを素直に言える世の中にしたいなあ。 皆さんと、いろいろなコラボをしたいです! ぜひぜひご連絡ください!