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【生活】何の因果か『折りたたみ杖』を購入したので語っていく

いやまさか、自分がこの歳で杖に頼ることになるとは……。

ご存じない方は壮絶な入院生活を以下からご覧いただければと思うが、本当に厄介なことになったものだ。


この事態を人生の1ページとして受け止めるのはまあいいとして、実は今所持している杖にちょっとだけ問題が出てきた。

……そう、『携帯性』の問題が。


まず、杖には色々と種類がある。

解説しだしたらきりがないので、ここではシンプルに3つ紹介しよう。


【伸び縮みしない杖】

【伸び縮みする杖】

【折り畳めちゃう杖(+伸び縮みできるものもある)】

もちろんそれぞれにメリット・デメリットがあるわけだが、自分が病院で購入したのは2番目の【伸び縮みする杖】だった。

理由としては、まず長さ調節機能はどう考えても必須であり、自分の体重を支える剛性の有無という面でも【伸び縮みする杖】の方が折りたたみより優れていると思ったからである。


正直これに関しては理学療法士の方も同じ意見のようで、折りたたみ杖はあまり勧められなかった。

折りたたみ杖の場合、折りたたむ関係上剛性への影響はやはりあるようで、各パーツを連結している内部の紐の劣化も問題にもなるのだそうだ。

なお病院で買った杖に関しては自分も非常に満足しており、持ちやすさも、軽さも、剛性も、とても良い感じだ。

……だがしかし。

買い物に自転車を使うという自分のスタイルには絶望的に合わない!!

なにせ縮めても65cmを越える物体なので、こんなものを常に携帯できるわけがないのだ。(大きめの登山用ザックにやっと収まるようなサイズ)


……いやもちろん、端からこうなることはわかっていた。

あくまで病院で買った杖は、家の中ガッツリめな散歩のときに使おうと思っていたものなのだ。

というわけで、外出時のちょっとした用途のために、自分はさっそく折りたたみ杖を購入したのだった。


さて、例によって折りたたみ杖も安いのから高いのまで色々とあるわけだが、さすがにここで謎の中国メーカーのものを買う勇気は自分にはない。

なにせ自分の安全に関わる部分だ。

なので無難に日本のメーカーの3500円くらいの杖にした。

なお杖の選び方だが、男性なら直径2cm以上のものにしておいたほうが良いだろう。

もちろん杖の重量は重くなるのだが、直径1.8cmなどの女性向けの杖を使うと、耐久性やら別の部分で問題が出る可能性がある。(体格のいい人は特に)


そして杖の長さに関しては、【身長÷2+3(cm)】が基準となる。

長さが合ってないと本気で話にならないので、ここに関しては商品データをしっかり見て自分にあうものを購入しよう。

(【伸び縮みしない杖】を買おうとしている人は、この部分にはかなり気をつけて欲しい)


……解説はともかく、早速開けていこう。

いきなり店長からの御礼メッセージが出てきた。

謎の中国メーカーでは決して出来ない配慮である。

(やはりこれを選んで正解だったか)

そして説明書の文字がめっちゃデカい

もうこれは完全に高齢者への配慮を感じるわけだが、こういう商品の場合は相手の目線に立つのが大事なんだなと実感する事例だ。

普段見ているガジェット類の説明書が、いかに高齢者を置いてきぼりにしていることか……!

勉強になるなあ。

さて肝心の杖だが、長さは35cmくらい。

これなら十分買い物用リュックに収まりそうだ。

サラサラしている

杖はマジックテープで束ねられていた。

この辺は別のものにして使いやすくアレンジできそうかもしれない。

そして足のゴムはわりと大きめ

まあ側溝の網(グレーチング)とかに杖の先端がハマっちゃう恐怖を感じるよりは良いのかもだ。

そしてこのゴムは、力をかけるとグリグリ先端が動く仕様となっている。

個人的にはしっかり固定されている方が好みだが、まあゴムは他のものに替えられるだろうから良しとしよう。

長さ調節もできる
収納ケースも完備

さて、折りたたみ杖での懸念点の各パーツを繋ぐゴム紐もみていこう。

どんな感じになっているだろうか……?

内部の紐

ふむ……なかなか太いし、しかも2本も入っている。

これなら結構長く使えそうな気がする。


実は自分は部屋の中でテント生活を送っていたことがあるのだが、テントを張るときに使うポールも、こんな感じで折りたたみ&ゴム紐という構造になっている。

そしてテントを買ったのはもう5年以上前だったこともあり、ポール内のゴム紐が見事に劣化し、伸縮性がゼロになった経験が自分にはあるのだ。

内部のゴム紐の伸縮性がゼロになった場合、もちろんゴム紐の交換をしなければならない。

見た感じこの杖に使われているゴム紐は自分がかつて交換したものよりも太いので、かなりの期間は交換せずに済みそうだ。

画像ではあんまり変わらないように見えるが、太さが違う

そして構造を調べてみた感じ、この杖もゴム紐の交換はできそうなので、劣化で使いものにならなくなる心配もなさそうである。

なんだか意外にいいんじゃないか? 折りたたみ杖……!


そんなわけで、外出時に足を使いすぎてもう駄目な時にはこれに助けてもらうことにする。

まあそんな事にならないのが一番ではあるのだが、何がどうなって限界が来るかは正直わからないので、備えるに越したことはないのだ。

なお使用中のしなりは、やはり折りたたみ杖の方が明らかにあるなとは思うが、許容範囲なのでとりあえず問題はない。

ちなみに、重量は全部合わせて400gくらいだ。

荷物にペットボトル1本分の重量が追加されてしまうが、安心安全のためだと思えば全然OKである。


しかしまさか親よりも早く自分が杖を使うことになるとは思わなかったな。

だがきっと、今後使っていく中で色々と気づくこともあるはず。

そうして自分が得た知見を、いざ親が杖を使うようになった際に還元していけたのなら……この経験にも意味があったんだなと思える気がする。


なにがどう転ぶかなんてわからないのが人生。

これによって得られる経験が、人生を好転させてくれることを祈ろう……!


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