【靴】『マンサンダル』を自作して、人間本来のなんたらかんたらを取り戻そうかなって…!
前回買ってはみたものの、どうにも足に合わないので改造した沖縄の『島ぞうり』。
その後も問題なく使えており「サンダルって快適だなあ☺️」と満足している日々なのだが、もうすっかりクロックスを履かなくなった。
やはりこう……サンダルは開放感が違うよね!!
そんな自分だが、ちょっと気になっているサンダルがあったのだ。
それは島ぞうりを自分で改造しようと思うきっかけとなった、ゼロシューズである。

これはいわゆるベアフットと呼ばれる部類の靴なのだが、おそらく多くの人はひと目見て思うのではないだろうか。
「これ、自分でも作れるんじゃないのか……?」と。
なにせ見た感じ、使っているのはアウトソールと紐くらいなのだ。
そしてやはりそう思った人は多かったのか、自分はネットの海から『マンサンダル』というものを発見した。
市販のビブラムソールとパラコード(4mm)があれば、誰でも作れちゃうのがマンサンダルなのである……!
なお、マンサンダルの名前の由来は、ランナーの坂田満氏(通称:マンさん)が考案したからだとか。
ありがとうマンさん!!

というわけで、さっそく作成に必要なあれこれを用意しました!
【購入品】
・ビブラムシート 8338 茶 2枚入(1600円)
・ATWOOD ROPE MFG. アトウッド・ロープ 7Strand 550Lbs パラコード100ft(1450円)
・皮抜きポンチ6mm(450円)
【家にあったもの】
・チャッカマン
・ハサミ
・鉛筆
なんだかわりと大きい出費では!?(3500円)
……いやいや、思い出そう。
ゼロシューズは7000円やら9000円だったじゃないか。
それに一度道具さえ揃えてしまえば、あとはソールを買い足すだけで量産できるんだから!
(パラコード30mは10足分くらいになるらしいし)

いやしかし、靴屋でもないのにソールのみを購入することになるとは思わなかった。
やはり人生は予測不能である。

なお、足が当たる側はツルツルというわけではなく、少しヤスリがけされている感じだ。
本来このアウトソールは接着剤をつけてミッドソールとくっつけるものなので、あらかじめザラザラにしてくれているらしい。

それでは、さっそく作業に入っていこうか。
なお、作成の様子はめちゃくちゃダイジェストでお送りする。
いやほら、こんなものは絶対に動画で見たほうがわかりやすいからね!
なので自作したい方は、自分が参考にした以下の動画を見つつ作りましょう!
ちなみにこの動画の投稿者の方は、マンサンダルでフルマラソンを完走するレベルの愛好家だ。
そんな人が作っているのなら、もう確実ってもんですよね!!
(公式サイトにも作り方があるのでどうぞ)↓
というわけで、足の形をソールに写し取ったのがこちらである。

ここでの注意点は、紐を通す穴を考慮して両サイドを大きめにとることなのだが、まあ詳しくは動画を見てほしい。
で、これをハサミで切っていく。

「足の幅広さヤバすぎだろ」と思った方がいるかもしれないが、サイドは大きくとるもんだから!
で、このソールにまた足をおいて、穴あけ用の印を書いていく。


そしてこの印めがけて、ポンチを手でグリグリっとね……!

えっ、「ポンチにはハンマーを使えよ」って……?
そんなものうちにはありませんっ!!
(貫通して床に穴が開かないようにゴムの切れ端を置いてるから許して😉)

では、次はパラコードを2本用意していこう。
なおパラコードを切断すると、中身のファイバーがワシャワシャ出てきて大変なことになるので、先端をライターで炙って丸める必要がある。
初めての人はやけどに気をつけよう!


で、このパラコードを動画を参考に通していくと……!
(※参考動画)↓

『マンサンダル』の完成です!!
……うん、形がアレだし、紐が余ってるのが気になるものの、初回はこんなもんでしょう!

なお、裏側はこんな感じでパラコードが地面に擦れるのが確定な構造だ。
とはいえこれでフルマラソンを完走した人がいるのだから、意外とパラコードは耐久力があるということなのだろう。
なんにせよ、失敗しなくてホントよかった!!
ということで、無事に完成した『マンサンダル』なのだが、そもそもなぜこんなソールがたった5mmしかないサンダルを履きたい人がいるのだろうか?(小石とか踏んだら超痛いだろうに)
どうやら話によると、『このサンダルを履くことで人間本来の歩行(裸足)に修正し、体への負担を減らせる』という。
そこには『近代的なシューズは分厚いソールで足をしっかり守ってくれているが、人間本来の動きとは異なるので、体に余計なダメージが入っている』という理屈があるとか。
(わかるような、わからないような……?)
だがこれは、膝が崩壊している自分としては、興味深い話ではある。
「今後ある程度回復しても、将来的には膝に何か起きるよ」と医者から断言されている自分としては、膝の負担なんて減らせたほうがいいに決まってるからね!
まあでも、今の自分は5mすら走れない状態なので、家の中を歩くときに使うことしか考えていないのだが。
(今後も外出時に関しては、近代的なシューズでしっかり守ってもらうつもりである)
とはいえ、裸足みたいな快適さにはかなり興味があるので、今後部屋の中ではマンサンダルをたっぷり活用させてもらうとしよう。
果たしてどうなる……!?
……さて、そんなわけで3日ほど履いてみたのだが、なかなか良い感じだ。
マンサンダルは、とにかく軽いのが素晴らしい。
あの見るからに軽そうな素材で出来た『島ぞうり』も片方95gと軽いのだが、なんとマンサンダルはそれよりも軽い『65g』なのである。
そして緩くパラコードで支えられているだけの構造なので、圧迫感がなくて本当に裸足のような感覚なのも良い。(クッション性は皆無だが)
それでいてビブラムソールは滑り止め性能をしっかり発揮してくれるので、部屋の中での転倒を回避することに必死な自分としては非常に助かる。
また、裸足だとフローリングで滑ってしまうので、気軽に裸足になれなかった自分としては、裸足感覚を味わえるうえに滑らないマンサンダルは、部屋使いのサンダルとしてかなりの好印象だ。
これは面白いサンダルだぞ……!
……ただ、ここで注意点も語っておかねばなるまい。
マンサンダルは緩くパラコードで支える構造ゆえに、他のサンダルよりもソールと足の間に隙間ができやすいのだ。

(この「ゆるふわな感じ」が大事な要素らしいのだが……)
そのため、マンサンダルは足を上げた際に微妙に垂れ下がった感じになる。
そしてこれが、ちょっとした段差や絨毯などに引っかかることがあるのだ。
これに転倒の未来を予感した自分は、急いで部屋中の段差や絨毯などに対策を施したのは言うまでもない。
なので、部屋履き用としてマンサンダルの導入を考えている方は、そういう引っかかりが発生しそうな箇所には気をつけていただきたい。
自分のようにゆっくり歩くことしかできないなら被害は少なそうだが、マンサンダルで家の中を駆け回ることがある人の場合、引っかかって転んだらキツめな悲劇が起きそうな予感がするので……。
(部屋の中でマンサンダルを履く人は少なそうだけども)
というわけで、気付けばすっかりお世話になっている自作マンサンダルなのだった。
防御力はゼロみたいなサンダルだが、『履物を自作できた』という経験は自分に良い影響を与えている気がする。
そう、『紐』と『ソールになりそうな何か』があれば、自分はもうサンダルを作れるのである……!
とはいえ、この防御力の低いサンダルでマラソンなんてのはさすがに厳しいだろうと今でも思っている自分がいるのもまた事実だ。
自分があの次元に至るのは色んな意味で遠そうだが、本当に人間の可能性というものは凄いなと。
なんにせよ今年の夏は、『島ぞうり』と『マンサンダル』と『ビルケンサンダル』の3つのローテーションで、快適な室内裸足生活を送るとしよう。
興味が湧いたらみんなも作ってみよう、マンサンダル!!
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