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出産ってこんなにしんどい?弱音だらけのリアルレポ

今回のおはなしは…


の3本でお届け。
出産経験者も、これからの方も、決して味わえない男性陣も、是非読んでみて!

1.陣痛室とうな重とわたし

音楽と記憶。
味覚と記憶。
何かと結びついた記憶は、簡単には色褪せない。

わたしの場合は、うな重。
うな重を食べると、陣痛の痛みを思い出す。

そう、わたしの陣痛は、土用の丑の日に始まった

出産予定日の10日前。
38週の検診日。
旦那のスイカの初収穫日。
いろんな節目が重なった日。そしてなにより――土用の丑の日。

7月に土用の丑の日が2回あるなんて知らなかった。
うなぎが売れない夏の日に、平賀源内が打ち出した商業戦略……なんてどうでもいい。笑

たまたま夜ごはん用にテイクアウトしていたうな重。
まさかの急遽入院で、陣痛室でありがたくいただくことになった。

陣痛室でうな重を食べる妊婦。
なかなかレアな図だと思う。笑

そんな日に鳴らされた、出産のゴング。
月猫の出産レポ、どうぞお付き合いあれ。

2.「もう無理です」、助産師さんを困らせる妊婦

これまでいくつもの出産レポを読んできた。

「赤ちゃんと出会うための痛み」だとか、
「生まれたら痛みなんて忘れる」だとか、
いろんな美談が世の中には語られている。

でも。
月猫は主張したい。

痛いものは、痛い。
生まれた瞬間に襲ってきた感情は、「感動」よりも、「解放された安堵」のほうが強かったと書いたら、母親失格と言われるだろうか。
……いやでも、正直に言う。

出産、つらかった。

だってこちらの気持ちとか覚悟なんて関係なく始まるし、なにより途中離脱が許されない。
立ち会い出産で旦那がそばにいて心強かったけど、それでも結局は孤独な戦い。

つらい。苦しい。助けて。もうやだ。

そんな言葉が、何度も頭に浮かんだ。
いや、実際に口に出して、弱音をはきまくっていた。笑
この痛みからどう逃げられるかしか、考えられなかった気がする。

世の中のママさんたちは、もっともっと尊敬されるべきだと思う。

わたしは普通分娩で挑んだけれど、正直、次があるならお金を払ってでも無痛分娩を選びたい。
無痛といっても完全に痛くないわけじゃないし、リスクもあるけど――
とりあえず、あの戦いをもう一度なんて、ぶっちゃけごめんだ。

いやほんと、複数のお子さんを育ててるママさんたち…マジすげえ笑

この記事を書いている今、出産から約2週間。
「赤ちゃんのかわいさに出産の痛みなんて忘れちゃう」なんて話、正直、口が裂けても言えそうにない。

……あ、我が子は最高にかわいいですよ?
でも、それとこれとは別問題。笑

痛みそのものが、人生で一番だったかというと、そうでもない気もする。
ただ確実に言えるのは、「繰り返される痛み」に、精神が削られたということ。

陣痛の痛みは、常に続いているわけではない。
一定間隔(最終的には1分間隔)で波のようにやってくる。
最初は「終わりがくるから大丈夫」と余裕があったけど、すぐになくなった。
次第に「どうせまたすぐ来る」という恐怖に変わっていく。

休憩させてほしくても、ゲームみたいに一時停止はできない。
「ああ…またくる…!」と、ただただ耐えるしかない。
しかも、痛いからっていきんでいいわけじゃない。

助産師さんの準備がまだとか、いきむと出血が増えるとか、
そんな理由で「いきんじゃダメ」な時間が存在する。これがまた地獄。

力を入れたくても禁止される。
ただ深く息を吸って、はいて、「いきみ逃し」だけを強要される。

習ったわけでもないのに、できてしまうのが人間のすごいところ。
もはや何汗かわからない汗をだらだらかきながら、数十時間――
いやほんと、なんの拷問ですかこれは。笑

途中何度も「もう無理です」と助産師さんに訴え、困らせた。笑
吸引でも無痛でも帝王切開でもいいから、なんかして!と願ったけど、
助産師さんは笑顔でスルー。
「そんな邪道は許しません」とでも言いたげに、初志貫徹を徹底。

とはいえ、実はあと10分長引いてたら吸引処置になるところだった。

子宮口が全開になってから2時間以内に出産できなければ、母子ともに危険なんだそう。
わたしの場合、子宮口はちゃんと開いていて、陣痛もかなり早くから1分間隔だったのに、赤ちゃんが降りてこず……身も心も削られまくり。

吸引が決まり、医師の到着を待っていたほんの数分の間に。
なぜか突然、分娩が進行。
自然分娩での出産になりました。笑

ちなみに、公式記録では「出産時間10時間弱」。
……でも、記録開始時間が12時間間違ってるの、明らかなんだよね。笑
夜中2時に陣痛スタートしたのに、なぜか「14時開始」になってて。

だからわたしは、20時間以上この苦しみと向き合ったのです。
うん、頑張った、わたし。

3.スイカくん、恐るべきスケジュール管理力

そんなこんなで、なんとか乗りきった出産。
生まれてきた我が子は、お腹の中で「スイカくん」と呼ばれていた通り、
旦那のスイカ初収穫日に、見事に出てきてくれました。出荷成功。笑

そしてなにより、予定日より10日早く生まれてきたことで、退院日が、遠方から来てくれる母の到着日とドンピシャに。
周囲のスケジュールまで把握してたの?ってくらい、親孝行な子。笑

ぶっちゃけ本当に苦行だった出産。
もう二度と味わいたくはないけど、生んでよかったのは間違いない。
すやすや眠る我が子は、何にも代えがたい愛しさであふれている。

これからは「新生・月猫」(※わたしは別に生まれ変わってませんがw)として、我が子との暮らしやぶっちゃけトークを交えながら、このコラムを続けていきたいと思います。

引き続き、読んでいただけたら嬉しいです!

とりあえず、今回は声を大きく叫んで終わりたい。
無痛分娩無償化、首都圏だけじゃなく全国展開してください!
以上、現場より、月猫でした!笑

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