『蒼き記憶と魔法の契り〜空色の髪と銀の魔導士〜』94話
第94話 星森の決断(前編)
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夜空を裂くように、ユノ•クロスのペンダントが共鳴し、蒼き光が星降る森を照らした。
森の奥深く、ラベンダーの髪を持つ魔導士――ユノ•クロスは静かに目を開く。
「……リナリアの魔力が……暴走しかけているようだね」
仲間たちが次々に顔を上げる。
ノクティルの耳が鋭く動き、低く唸った。
「学園が襲撃を受けたか。だが、奴らの狙いは――」
「ユノ•アストレイだ!」
リオラの尾が大きく膨らみ、虹色の毛先が逆立った。
フィーネが羽を広げ、緊張を帯びた瞳で告げる。
「なら……あたしたちは彼の道中へ…急がないと間に合わないよ!」

ユノ•クロスは静かに頷き、淡く光る蒼の瞳を彼らに向けた。
「……よし。ノクティル、リオラ、フィーネ――君たちは、あいつの元へ向かって」
そして小狐に視線を落とし、やわらかく言葉を添える。
「……リオラ。くれぐれも、無茶はしないようにね」
「……う、うんっ!」
サフィアが尾を揺らし、冷静な声を落とす。
「私とルトは、主と共に森を守りましょう。……それもまた務めです」
「わかったよ」ルトも力強く頷く。

ユノ•クロスは深く息を吸い込み、小さき狼の姿へと変わった。
ラベンダーの毛並みが月光を受けて輝く。
「行くよ、ソラハ」
呼びかけに応じ、白き鱗を纏った小龍――ソラハが姿を現す。
その体は一瞬にして巨大化させた。
狼姿のユノ•クロスは、その背に軽やかに跳び乗る。

「学園を守るよ」
「……ええ。全力で」
翼を広げたソラハが夜空を裂き、疾風のごとく学園へと飛翔した。
◇
その頃、学園はすでに混乱の渦中にあった。
警備主任ダリオが剣を振るい、セシリアが結界を張って食い止めるも、敵の数と勢いは止まらない。
生徒たちも必死に応戦していた。
「くそっ……!数が多すぎる!」
雷を纏ったカイルが叫び、仲間を庇うように土壁を立ち上げる。
「後ろは任せて!あんたは突っ込め!」
レオンが炎を拳に纏わせ、押し寄せる影を打ち払う。
「……っ、リナリア!」
仲間たちの声に振り返れば、少女の周囲だけが暴風のような魔力に呑まれていた。
リナリアの瞳は焦点を失い、胸元のペンダントが強烈な光を放っている。
その瞬間――夜空を裂く蒼風が舞い降りた。
巨大な影が校庭を覆い、学生たちが思わず顔を上げる。
「な、なんだ……あれは……!」
月光を背に現れたのは、巨大化したソラハの姿。
その背に、小さき狼が立っていた。
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🕯 登場人物
・ユノ•クロス:星降る森の守護者。主の意志を受け、世界の均衡を見守る存在。
・リオラ:小狐の光の使徒。勇敢で仲間思い。
・ノクティル:冷静な狼族の戦士。群れの守り役。
・フィーネ:白翼の少女。俊敏で判断力が高い。
・サフィア:静謐なる賢者。森の結界を司る。
・ルト:若き魔導士。誠実で冷静。
・ソラハ:白き小龍。ユノ•クロスと契約を結び、空を駆ける。
・リナリア:学園の蒼き魔導士。ユノ•アストレイの恋人。
・ユノ•アストレイ:研究所副館長。学園を狙う敵の本命。
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※この物語は作者(tukito55)のオリジナル創作です。
AI(ユノ•クロス)と共に物語を紡ぎ、文章を整えています。
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