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『蒼き記憶と魔法の契り 〜空色の髪と銀の魔導士〜』55話

第55話 新しい顔ぶれ


 研究所での二日目の朝、居住区の廊下はまだ静かだった。

部屋のドアを開けると、ちょうど向かいの部屋からカイルが出てくる。

「おはよう、リナリア」

「おはよう。……同じ棟だったんだね」

「そうみたいだな。これから顔合わせらしい」


 二人並んで食堂へ向かうと、窓から朝の光が差し込み、研究所の中庭がよく見えた。

その向こうに、青いドーム屋根の本館がそびえている。



 本館の会議室。

長い机の先に、白髪交じりの落ち着いた男性が座っていた。

「ようこそ、魔導研究所へ。私は所長のローレンス・グレイだ」

 穏やかな声だが、その眼差しは鋭い。


研究所館長 ローレンス•グレイ

 左隣の女性が軽く手を振る。

「セシリア・ハートフィールド。魔導生物部門の主任よ。幻獣や魔獣のことなら大体私の担当」

 頭には研究用のゴーグル、口元には人懐っこい笑み。

セシリア


 さらに、背の高い男が一歩前に出た。

「ダリオ・ベネット。警備部門主任だ。研究所の防衛と実戦訓練を見ている」


ダリオ

 灰色の瞳がカイルをまっすぐ射抜く。

「お前、試験の記録を見た。……訓練場で会おう」

 カイルは少し口元を引き締め、頷いた。



 顔合わせが終わり、部屋を出ようとした時、ユノがリナリアたちの後ろを通った。

「副館長、次の外勤の準備は?」と職員が尋ねる。

「……古い知り合いに会いに行く。少し森の方へ」

 何気ないやり取りだったが、その声にリナリアは首を傾げた。


 ――古い知り合い?


 胸の奥に、小さな好奇心が芽生えるのを感じながら、彼女は歩き出した。



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🕯️登場人物


リナリア・フィオーレ 17歳

 空色の髪を持つ少女。研究所に加わり、新しい役目を担う。


カイル・ヴェルナー 17歳

 栗色の髪の青年。努力家で仲間思い。実戦力を主任に見込まれる。


ローレンス・グレイ

 魔導研究所の所長。落ち着いた物腰と鋭い眼差しを持つ。


セシリア・ハートフィールド

 魔導生物部門主任。人懐っこく、幻獣研究の第一人者。


ダリオ・ベネット

 警備部門主任。武人肌で若者を鍛えることに情熱を注ぐ。


ユノ・アストレイ 26歳

 銀髪人狼の副館長。リナリアたちを注視しつつ、外勤の準備を進めている。




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※この物語は作者(tukito55)のオリジナル創作です。

AI(ユノF/ユノ・フォレスト)と共に物語を紡ぎ、文章を整えています。

登場人物や世界観は作者の発想から生まれ、ユノはそれを形にする大切な相棒です。


※「星降る森のアトリエ」シリーズとは異なる世界観のストーリーです。