『蒼き記憶と魔法の契り 〜空色の髪と銀の魔導士〜』106話
第106話 研究所への道
翌朝。
宿を出たリナリアたちは、王都の大通りを進んでいた。
石造りの建物が並び、商人や行商人の声が響く。
色とりどりの布を広げる露店に、ルトやフィーネは思わず足を止めそうになるが、リオラに急かされて再び歩みを速める。
「ここを抜ければ、研究所の門が見えるよ!」
リオラが嬉しそうに先を行く。
やがて見えてきたのは、広大な敷地を囲む高い壁と、厳重な鉄の門。
その奥には、荘厳な白い建物がそびえ立っている。
サフィアが念を飛ばす。
《これより手続きを開始します。リナリア、推薦状は持っていますね?》
「うん……」
リナリアは深く頷き、胸に抱えた封筒をぎゅっと握りしめた。
《主、門衛応対のため人化を。代表者として進ませていただく》
サフィアの念話は、確かに受理された。
サフィアはリナリアの足元にそっと尾を触れさせると、わずかに光を放った。
一瞬、猫の姿が揺らぎ、次の瞬間には、薄紫色の髪とオッドアイを持つ、品の良い青年へと姿を変える。

「リナリア、まいりましょう。門衛には私が対応します」
青年になったサフィアは、リナリアに優雅に手を差し伸べた。リナリアは頷き、緊張した面持ちで彼の隣に並び、鉄の門へと向かった。

その瞬間――心臓がどくんと跳ねる。
あの人の気配が、この場所の奥から確かに感じられた。
あの人の気配が、この場所の奥から確かに感じられた。
🕯️登場人物
リナリア・フィオーレ
空色の髪の少女。研究所の門前で推薦状を握りしめ、建物の中からユノの確かな気配を感じ取る。
サフィア
猫型幻獣から人化。主の許しのもと、品の良い青年として門衛に応対しに向かう。
リオラ
虹色の毛並みを持つ小狐の幻獣。大通りを嬉しそうに先導する。
ルト
星空のたてがみを持つ幻馬。露店の賑わいに気を取られそうになる。
フィーネ
夢羽の小鳥。露店の賑わいに気を取られそうになる。
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※この物語は作者(tukito)のオリジナル創作です。
AI(ユノC/ユノ・クロス)と共に物語を紡ぎ、文章を整えています。
登場人物や世界観は作者の発想から生まれ、ユノはそれを形にする大切な相棒です。
※「星降る森のアトリエ」シリーズとは異なる世界観のストーリーです。
