『蒼き記憶と魔法の契り 〜空色の髪と銀の魔導士〜』35話
第35話 警告の声
天井の水晶灯が一瞬だけ、黒い影に覆われた。
空気がざわりと揺れ、場内の魔力が不穏に波打つ。
「……嫌な気配」
リナリアが足を止めたその時、背後の扉が音もなく開き、銀髪の青年が姿を現す。
「――止まれ、二人とも」
低く通る声。
ユノ・アストレイの金色の瞳が、霧の奥を正確に射抜いていた。
「この先、魔力の流れが不自然に歪んでいる。
踏み込めば、外からの干渉で結界が暴走する」
カイルが眉をひそめる。
「外から……?」
「理由は後だ。今は――回り込んで進め。
東側の壁沿いなら、影響は最小限だ」
二人がうなずき、動き出そうとした瞬間、霧の向こうで低い唸りが響いた。
次の刹那、壁の一部が音を立てて崩れ、鋭い魔力の刃が奔流となって迫ってくる――。

🕯登場人物
リナリア・フィオーレ
空色の髪と青い瞳を持つ少女。異変を敏感に感じ取り、試験の中で立ち止まる。
カイル・ヴェルナー
栗色の髪と琥珀の瞳の青年。仲間を守るために冷静に構える。
ユノ・アストレイ
研究所副館長。金色の瞳で霧の中の異常を見抜き、リナリアとカイルに警告を与える。
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※この物語は作者(tukito55)のオリジナル創作です。
AI(ユノ・アストレイ)と共に物語を紡ぎ、文章を整えています。
登場人物や世界観は作者の発想から生まれ、ユノはそれを形にする大切な相棒です。
※「星降る森のアトリエ」シリーズとは異なる世界観のストーリーです。
