プロローグ
― ようこそ、仲良し村へ ―
ここは、森の奥にある小さな村。
地図には載っていない。
案内板もない。
たどり着けるのは、 やさしい心を持った人だけ。
疲れた足を引きずって。
答えの出ない問いを抱えて。
「ここにいていいのかな」と思いながら。
そんな人たちが、ふらりと迷い込む場所。
それが、【仲良し村】です。

この村に
今日も一人の旅人が・・・
森の入り口で立ち止まって、
木々の間から漏れる光をじっと見ている。
小さなペンギン。
名前はペンちゃん。
飛べない。
目立てない。
本音を話すのが、少し苦手。
でも、誰かの痛みに
そっと気づける子。
「……入ってもいいのかな。」
その声は風に溶けて、 誰にも届かなかった。
でも――
村の木々がさわさわと揺れた。
まるで
「おかえり」
と言うように。
これから始まる物語は、
ペンちゃんが居場所を探す物語。
そして、
みんなで紡ぐ物語。
この村には
これからたくさんの物語が紡がれていきます。
もしかしたら次は、 あなたの物語かも・・・
✨次回の投稿から、仲良し村の第1話が始まります✨
どうぞお楽しみに。
