【読書メモ】『ファイブスター物語』(著:永野護)
先日、久々(2年ぶり位?)に新刊18巻が出た『ファイブスター物語』、1巻を購入したのは確か中学生くらいのころ、当時住んでいた小平の古本屋にて、だったと思います(400円くらいだったような)。
事前に内容を知っていたわけではなく、ある種宗教画のようにも感じた表紙に惹かれて購入、ジャンプなどの絵柄に慣れていた身としては、線の細さ、そして繊細さに驚いたのを今でも覚えています。
その1巻の奥付を見ると「1987年5月21日初版、6月1日2刷」とあり、38年前ですか、、なかなかのご長寿系な物語です(雑誌連載は1986年4月開始だったようです)。もっとも2004年~2013年くらいに長期休載があったので実質的には30年ほどなのかもしれませんが、それでも長く続いている物語ですよねぇ。
その物語を一言で表すのであれば「ごった煮」といったところ。
ベースは著者の永野さんも関わっていた「重戦機エルガイム(アニメ)」からの派生といったところで、物語としての大枠は踏襲している感じでしょうか。もっとも漫画はその"前史"から始まっているのですが、、1巻の巻末にある「年表」に従うのであれば"エルガイム"の時代は第2部扱いです(最新刊だとその記載はなくなっているようですが)。
その1巻こそ典型的なボーイズミーツガール、いわゆる王道ともいえる始まりですが、4-5巻辺りからの横軸の広がりに伴い、どうにもこうにもいろいろな要素が詰め込まれていきます。
まぁ、主人公からして「天照(アマテラス)」との名を与えられた「光の神」に「女神」の名を持つ「ラキシス」ですから、後付けも含めて"なんでもあり"です(永野さんご自身もそう宣言されてますし)。
確か映画化もされていて観に行った覚えもあるのですが、ちょうど同時期にハマっていた『宇宙皇子』の映画とのセット上映だったような気が。DVDも持っているのですが、今はアマプラでも観れるようですね、主題歌とか好きだったなぁ、久々に観てみようかな。
さて、2013年の休載明けには結構な衝撃的な改変がありましたが、まぁ、物語の骨子が変わったわけではないのかな、物語のもう一つの主役でもあった"巨大ロボット"の概念が入れ替わったくらいです、ええ。
なお、そちらの改変のトリガーとなったであろう「花の詩女 ゴティックメード」はまだ未見だったりします、現状、映画上映のみの枠組みとなっているようで、なかなかタイミングが合わないのですよね、残念。
何はともあれ、今回の18巻目にしてようやく4巻(1991年発行)くらいから続いていた「TRAFFICS(トラフィックス)」にも目途がつきそうで、20巻辺りで一区切り、となるのでしょうか。
その後もどこまで続くのかはわかりませんが、気長に楽しんでいければなぁ、、なんて思いながら。
