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【読書メモ】『神去なあなあ日常』(著:三浦しをん)

天皇、皇后両陛下は26日、岡山市で全国植樹祭の式典に臨席された。午後には、平成30年7月の西日本豪雨で、災害関連死を含め70人以上が亡くなった倉敷市真備町の復興状況をご視察。

出典:「天皇、皇后両陛下、西日本豪雨で被災の真備地区ご視察 岡山で全国植樹祭」
(『産経新聞』2024年5月26日)

先日、両陛下が岡山の植樹祭をご視察されたとのニュースを拝見して思い出したのが『神去なあなあ日常』との一冊。『舟を編む』『風が強く吹いている』などの三浦しをんさんによる「林業」を題材にした青春コメディ、といった所でしょうか。

舞台となるのはその林業で生計を立てている三重県の神去村。架空の村ですが、モデルは同県の美杉村とのこと。私自身、実家が三重県(桑名)なのでそこはかとない親近感があったりします。

と言っても、私自身の育ちは東京なこともあり夏(冬)休みの祖父母の家以上のモノではなく、定年で地元に戻った両親が健在なうちはまだしも、この先どこかで「決断」するシーンも出てくるだろうなぁ、、とは、閑話休題。

さて主人公は、横浜で高校を卒業しても特に目的なくフラフラしているイマドキな感じの平野勇気くん、業を煮やした母親に騙されて?、村に放り込まれるところから物語は始まります。

最初はあまりのきつさ、理不尽さの連続に逃げ出すことばかりを考えていた勇気くんも、日々の仕事を重ねていくにつれ真摯に向き合うように変わっていきます。実際に木を育てるということがどういったものなのか、その過程がこと細やかに描かれていて、非常に興味深く読めました。

ちょうど同じ時期(2012年頃)に『もやしもん』や『銀の匙』などを手に取っていて、同じ1次産業である農業についての認識を呼び起こされていたのですが、林業についても同じように、自然への畏敬も含めて、感じるものがあったのを覚えています。

深山で感じるシンとした空気の清冽さは、確かに神を信じたくもなります。八百万の神を求めた文化は、こういったところにも見出せるんだなぁ、、なんて、両陛下のご視察なども踏まえながら。

さて本編では、なんのかんのと恋愛要素もまぶされていて、さらっと楽しく読めました。そしてラストのオオヤマヅミさんの祭り、実際の情景が風をきる音と共に浮かぶようで、神木の描写は圧巻でした。村の名前を「神が去る」としたのも、この辺りに起因しているんでしょうか。

『舟を編む』での辞書つくりもでしたが、時間をかける仕事というのは、なんて風にも考えさせられる物語でした。

ちなみに後日談的な続編も出ていて、そちらもほっこり読めます。あと確か、矢口史靖監督で映画化もされていて、長澤まさみさんが出られていたような、、迫力のある描かれ方をしていたなぁ、となんとなく。

天皇陛下はお一人で、岡山市に住む上皇さまの姉で陛下の伯母にあたる池田厚子さんの家を訪問されました。池田さんは現在93歳で、陛下はおよそ30分間滞在されました。

出典:「天皇皇后両陛下「全国植樹祭」などで岡山訪問 初日感想全文 天皇陛下はお一人で上皇さまの姉・池田厚子邸へ」
(「日テレNEWS」2024年5月25日)

余談ですが、前日のご様子なども複数メディアで報道されていたのですが、日本テレビ系は陛下お一人の行動にも言及されていました、たまたまなのかも知れませんが。

今回に限らず、折々で皇后陛下の異質さがたまに報道されますが、、まぁ、次代は秋篠宮ご一家がおられるので心配はしていませんが、その先を考えるとやはり、旧皇族男系男子の皇籍復帰を急いでほしいなぁ、とあらためて。立憲共産、、もとい、立憲民主党が議論の先延ばしを図り始めているようですが、まぁ、分かりやすいですね。

そういや、30年以上も二重国籍で違法状態にあり続けた人がシレっと都知事選出馬とかの話も出てきましたが、、今回も罰ゲームなのかぁ、、トホホ。


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