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心に麻酔をかけて生きている

最近、
改めて思ったことがあります。


やはり、自分には
世間の人とのあいだに
見えない壁があるのだと。


どんなに、
気にしないように、と意識しても。
「誰にも見えない悩みがある」と
わかっていても。


「娘」という言葉が、
どうしても
胸に突き刺さります。


つい、心の中で思ってしまう。


あなたの子どもは生きているでしょう。
あなたの家族は、そこにいるでしょう。
それだけで、十分じゃないか、


と…。



そう感じた瞬間、
心のシャッターを
ガシャン!と
下ろしてしまう自分がいます。


今までは、
そんな自分が嫌でした。


周りを羨んでばかり。
妬んでばかり。

人付き合いができない自分は、
ダメな人間なのだと。

自分が勝手に壁を作っているだけ。
気にしすぎているだけ。
気にしなければいい。

それができないなんて、
自分は情けなくて、弱い人間だと。


そう思っていました。


でも、最近、
それは違ったのだと
やっと気づきました。

だって、
私の大切な娘はいない。

ずっと、ずっと、
そばにいるはずだったのに。

当たり前に続くはずだった今日という未来は、
私が思い描いていたものとは
まったく違う形になりました。


周りの人たちにいる
大切な存在が、
私にはいない。

守るべき娘が、いない。

この痛みは、
気のせいなんかではなかった。


みんなは
当たり前が続いている世界にいて、
私は
当たり前がなくなった世界にいます。

それなら、
分かり合えなくて当然だって。


みんなが
楽しいとか、嬉しいとか、
美味しいとか、可愛いとか。

いろいろなことに
心を動かしていても。
子どものことで悩んだり、
心配したりしていても。


正直に言うと、
今の私には、
痛くも痒くも感じないことがあります。


それは、
心のいちばん深いところに
麻酔をかけて生きているから。

そうしないと、
壊れてしまいそうだから。


やっと、やっと、
そんな自分に気づいた
今日この頃です。



私は、悪くない。

自分を守るために、
心に麻酔をかけているだけ。


周りの人とのあいだに
壁を作って、
自分を守る必要があるだけ。


無理に付き合う必要は、ない。

もし、
心がほっとできる仲間と出会えたなら、
きっと、
ふっと力が抜ける瞬間がある。

私は、私でいい。

自分の痛みにも、目を向けて。
無理をしないで。
自分に素直でいればいい。


背伸びしない。
取り繕わない。
ありのままの気持ちを、
無視しない。

付き合いたい人と、
付き合いたいときに。
関係を持てば、それでいい。

必要なときには、
きっと、つながれる。


そう、信じている。




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