#494 忙しいからこそ守る──私なりの心地よい習慣
6月は仕事柄忙しくなる時期です。
講演会でいえば安全大会。社内研修。労働組合の勉強会。全社大会。その他にも様々な案件が重なります。
加えて今月はMCとしての登壇も多くあります。
MCは当日の登壇だけではありません。事前の台本づくり、講師の情報収集、主催者との打合せ、受講者の立場になって質問を考える作業。
本番が近づけば、それなりのプレッシャーもあります。
本当に有難いことです。
ただ、忙しい時期だからこそ改めて考えることがあります。
それは、「忙しさとどう向き合うか」ということです。
Ⅰ.終わらないものを追いかけない
例えば私の場合、メールの受信件数は増えます。
でも以前から思っているのは、「受信件数を減らすこと」を目標にしてもあまり意味がないということです。
なぜなら終わりがないから。
放っておいてもメールは来ます。頑張って処理してもまた来ます。講演会のエージェントという仕事柄、それはある意味当たり前です。
だから、「メールが多い」という現象そのものに意識を向けすぎても仕方がない。根本的に変えられないものにエネルギーを使いすぎると、人は疲れてしまいます。
Ⅱ.人間の幸福は案外シンプル
心理学の世界では、人は環境の変化に慣れてしまうことが知られています。
忙しさにも慣れる。逆に余裕にも慣れる。
これは「ヘドニック・アダプテーション(快楽順応)」とも呼ばれる考え方です。
だからこそ大事なのは、大きな変化ではなく日々の小さな心地よさなのかもしれません。
どれだけ忙しくても、一日の中に落ち着く時間がある。それだけで感じ方はかなり変わる気がしています。
Ⅲ.今年の6月の工夫
そこで今年の6月は、意識的にある習慣を入れています。
朝散歩進化版です。
ベビーカーで散歩をして、公園に立ち寄り、その後カフェへ行く。
店内にはジャズが流れている。コーヒーの香りがする。そして隣には子供がる。
ほんの数十分です。でも、その数十分があるだけで一日の印象が大きく変わります。
以前の記事でも書きましたが、朝日を浴びながら歩くことはセロトニンにもつながりますし、子供との時間はオキシトシン的な幸福感にもつながります。
忙しい時ほど、こういう時間が効いてくる気がしています。
Ⅳ.忙しい時ほど削ってはいけない
忙しくなると、まず削りたくなるのがこういう時間です。
散歩。読書。日記。カフェ。あとはnoteの投稿。
でも最近は逆なのではないかと思っています。
忙しい時ほど必要なのは、心地よい習慣です。忙しいから削るのではなく、忙しいからこそ守る。
その方が結果的に仕事の質も保ちやすいように感じています。
講演会でもMCでも、最終的には人が人に向き合う仕事です。
だからこそ、自分自身の状態を整えることも仕事の一部なのだと思っています。
Ⅴ.真価が問われるのはこういう時
順調な時は誰でも機嫌良く過ごせます。余裕がある時も同じです。
でも本当にその人らしさが出るのは忙しい時。追い込まれている時。思うように進まない時です。
そんな時に何を拠り所にするのか。
私の場合は、朝散歩、日記、コーヒー、そして家族との時間です。
今月はMC登壇も多く、台本づくりや本番の緊張感もあります。
でも、だからこそ朝の数十分を大切にする。
ベビーカーを押しながら歩く。コーヒーを飲む。子供の表情を見る。
そんな時間があるからこそ、仕事のクオリティも保てる気がしています。
派手ではありません。でも、こういう小さな習慣があるからこそ、忙しい時期も楽しみながら乗り越えられるのかもしれません。
今年の6月も、有難い忙しさの中で、自分なりの心地よさを大切にしていきたいと思っています。
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土橋昇平(㈱ペルソン エバンジェリスト)
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