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アクラノン語って知っていますか?フィリピンの小さな言葉に出会った日[8言語目]

フィリピンのペンパルから、いくつかの言語を教えてもらったことがありました。
同じ国の中に、こんなにたくさんの言葉があることに驚いた私は、ふと気になって検索してみました。

「他にどんな言葉があるんだろう?」

その時に知ったフィリピンの言葉のひとつ「アクラノン語」についてご紹介いたします。

アクラノン語は、フィリピン・西ヴィサヤ地方のアクラン州(Aklan)を中心に話されている地域言語です。
ボラカイ島への玄関口「カリボ」もこの州にあり、観光地とは裏腹に、地元の人たちのあいだでは今もこの言葉が使われています。

フィリピンのアクラノン語が使われているだいたいの位置

話者数は15万〜20万人程度とされ、フィリピンの中でも比較的小規模な言語ですが、独自の発音と語彙を持ち、他のヴィサヤ系言語と一線を画しています

多言語国家フィリピンでは、英語とタガログ語が主要言語とされていますが、その影に小さな言葉が埋もれてしまう現実があります。

アクラノン語もそのひとつ。
でも、話者が少ないからこそ、その言葉を日常的に使い続けている人たちの誇りや文化への愛着が強く感じられました。


※参照元:YouTube

こんにちは:Hay.
      Mayad-ayad nga hapon.
おはようございます:Mayad-ayad nga agahon.
こんばんは:Mayad-ayad nga gabi-i.
さようなら:Paalam.
お元気ですか?:Kumusta ka eon?
元気です / 元気ではありません:Mayad man. / Indi ako maado.
ありがとう:Saeamat.
明けましておめでとう:Maadong nga Bag-ong Dag-on.
メリークリスマス:Malipayong Paskwa.
お誕生日おめでとう:Malipayong kaadlawan.

アクラノン語を知って驚いたのは、
その独自性の豊かさと、同時に、その言葉が消えつつあるという現実でした。

世界には今も、消滅の危機にある言語がいくつもあります。
でもそれは、ただ「言語数が減る」という問題ではなく、
その言葉と共に生きてきた人たちの声が、未来から切り離されるということでもあるのだと思います。

ほんの少しでも、その存在を知ること。
それが、何かを守る第一歩になるのかもしれません。

【アクラノン語】
使用される国:フィリピン
言語系統:オーストロネシア語族、マレー・ポリネシア語派、フィリピン諸語
文字:ラテン文字

※当noteでご紹介している内容は、当方の個人的見解、個人的に調査、現地に住む方に聞いて得たものとなります。
記載している情報の活用は自由ですが、それにより発生したトラブルには一切の責任を負いません。


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