山に入ってエロ本を拾っていた頃の話
冬という季節は一切の容赦も無いままに人の元気を奪っていく。今、私は寒さに完全にやられてしまって、頭の働きがかなり鈍いです。夏も暑すぎて文章を書くのが本当に辛かった。春は春で理由も良く分からないが自分は頭が狂ってしまう。基本的にもう地球は文章を書くのに適した星ではなくなったと思った方がいいんだろう。
自分は毎週更新しているnoteで洋楽の歌詞の和訳を発表しているのですが、その歌詞を今回先に書かせて下さい。

今回自分はパール・ジャムの「コーデュロイ」を訳しました。前回ジェロ・ビアフラとメルヴィンズの共作の"Plethysmograph"を訳したらもう下品極まり無い内容で、「もっと真人間が作った詩を訳したい」と痛切に思ったからです。と言いながら、何だかんだでそのビアフラの和訳の記事は結構な数の人達から読まれているのですが、みんな「勃起」とかで検索して辿り着いたのか?そこまで能動的な態度でnoteに「エロ」を求めている人が多数いるのだろうか?それ専門のサイトとかなんぼでも有るこのご時世に?だって、noteって普通にポルノ動画を貼ったら運営から消されますよね?多分。想像でしか無いけど。昔、noteに裸の女性がジャケのアルバムを貼ったら運営から閲覧不可能な状態に(一時的ですが)されたもん。厳しいっすよnoteは。男性器のイラストでも駄目だろう。スターリンのソノシートのジャケとか、恐らくは貼った瞬間にbanですよ。その様なポルノが蔓延り難い場所だからこそ生まれる強靱かつSupremeなエロが有る、それを見抜いた職人達が、山に隠されたトリュフを探す訓練犬の様に日夜「勃起」「女性器」とかでnote内を検索しているのだろうか?あえて厳しい環境に身を晒すその覚悟、偉い。気に入った。自分も若かった頃はインターネットなんて小洒落たものはまだ一般家庭に普及してなかったから、山の中に入った不良達がシンナーを吸った後でエロ本を捨てて帰るのを見計らってその山に侵入、夕闇の中で息を殺しつつ(残党がまだ山に残っているかもしれないので)エロ本を拾って持ち帰っていたものだった。そこまでしないとポルノが手に入らない時代が曾てあったのだ。そういう事をやり続けて、もう殆ど日常と化していたある日の事だった。暗くなった道でしゃがみながら快楽天とか適当に拾っていたら、いきなり藪の中から怒り狂ったイノシシが開戦を告げる砲弾の様に俺の目の前に飛び出して来たのだ。「ばるるるるる」とか言いながら。そいつの血に飢えた目付きを俺は一生忘れる事が無いだろう。「死ぬっ!」と瞬間的に思った。「山でエロ本を拾いながら死ぬっ!」と。走馬灯が見えた。運動会の玉入れ競争とかの光景が。まあ、そのままそいつはどっか行って、俺は「まんが日本昔ばなし」で山姥から追い掛けられるじじいみたいな走り方で下山しましたが。「た〜〜すけてくれ〜い!」とか叫びたかったけど、やってる行為がやってる行為なだけに騒ぐ訳にもいかず、ただ粛々と、敵地に潜入する時のゴルゴ13みたいな感じでバタ狂いながらも静かに生還しました。右手に握り締めていた筈の快楽天が、いつの間にか煙草の吸い殻が入りまくってるコーラの空き缶に変わっていて「な、何故!?」と驚愕しましたよ。「命賭けて取ってきたものがこのゴミかい!」と。「山に巣食っている妖の仕業か!?」と。
それから俺はイノシシが怖いです。「鬼滅の刃」の伊之助を始めて見た時も「うっ」と思ったもん。「猪突猛進!」と叫びながら走る伊之助を見て「ああ、本当にこうなんだよ…イノシシって…」と恐怖に震えたね。俺は鬼舞辻無惨より伊之助の方が怖い。あと紅蓮華は本当にいい曲。
LiSA『紅蓮華』-MUSIC CLIP- (アニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編 オープニングテーマ)
PVの雰囲気がジャスミンの最高の名曲、「ジェラス」に似ていますね。
JASMHNE-JEALOUS
で、パール・ジャムの話なんですが、この「コーデュロイ」は94年に発表された彼等のサード・アルバム「バイタロジー」に収録されている、未だファンからの人気も根強い一曲です。歌詞の殺伐とした内容から、当時のバンドを取り巻く環境に心の底から辟易しているエディー・ヴェダーの様子が感じられます。また、CD内のブックレットにはこの曲の歌詞は掲載されていません。余りにも内容が赤裸々過ぎるせいでしょう。ただ、確かその後のライブ盤「ライブ・オン・ツー・レッグス」やベスト盤には、日本盤にはライナーノーツと共に歌詞が載っていた、気がします。確か。自分が持っているのはどちらも輸入盤なんで確認出来ないんですが。
というわけで訳します。
Pearl Jam/Corduroy
待ち続けている時間が俺を狂わせて
お前は遂にここに来た 俺はもう滅茶苦茶だ
俺はお前を入り口へと送り戻す
頭の中をお前がうろつく事に耐えられない
お前がくれる物なんていらない
お前のパンを食う位なら飢えた方がいい
走り出したい、でも歩けもしない
多分前と変わらずに 一人で横たわる事になるんだろうな
ロクでもないガキとして生きていくよ
ああ、で、あんたの試験はきっぱり断らないとな
押されたら俺は抵抗するだろう
そういう態度を取るのが普通だからな
分かっている人の話なんて聞きたくない
奴等は金を出すだけで
代わりに俺の服を着る事は出来ない
奴等の為に足を引きずって歩きたくないんだ
昔の俺を知る訳が無い奴等の為に
お前の負債を被るなんて御免だ
何なら血で払おうか 結婚させてくれよ
俺は既に切り刻まれて殆ど死んでいる
始めた時みたいに一人に戻るんだろうな
全ての物は鎖に繋がれていた
何一つ変わる事は無かった
俺の手を取ってくれ
写真じゃなくてさ
ヨード・チンキ剤が溢れてしまったんだ
お前がくれる物なんていらない
お前の胸を貪る位なら飢えた方がいい
他人が俺に求める全ての事
俺が欲しい物は買えない
それは無料だから
俺が欲しい物は買えない
それは無料だから
お前等の理想にはなれない
なぜなら俺は…
どうして楽しいってだけじゃ駄目なんだろう?
ああ、生きるにせよ死ぬにせよ、行き着かないと
地獄に堕ちる事は分かっている
始めた時みたいに たった一人でな
"さあ、あんたの番だ
あんたを友達だと思ってた、でも…
多分俺は あんたが大嫌いなんだ"
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
それで、この後に自分のパール・ジャムについての想いをいろいろと書く予定だったのですが、もう仕事の時間が来てしまったのと、全っ然頭が働かないんで、すみませんが金曜日にもう一度note書かせて下さい。というか「好きにやれよ」ってだけの話なんですが、この「洋楽の翻訳」はそれとして独立させて、noteの更新頻度を週二回にした方がまだマシかもしれない。翻訳作業で脳がボロボロに消耗するんですよ。毒手にやられた後のバキみたいになってる、その状態の脳で5000字位の文を悶絶しながら考えるよりは、金曜に訳詞を発表して、月曜に普通の文だけのnoteを書いた方がまだ楽なのかもしれない。ちょっと考えさせてくれ。というか俺はもう本当にnoteが分からない。はっきり言って、明らかにつまらない記事が400いいねくらい貰ってるのを見たりして、本当に分からない。秩序が掴めない。いや、やれる。自分はまだやれる。
とにかく、金曜にまた更新します。俺はまだやれる!ではまた!
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約一年ほどの期間、この欄に「お願いです…お金下さい…」みたいな文を表示して、そして一銭にもなりませんでした。この世で頼れる物は自分自身のみなのだと心底思い知りました。もういいです。サポートだのチップだの金輪際いらん。貰ったらそいつの目の前で灯油をかけて燃やす。文章の仕事をくれ。
