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2022年の夏のロードトリップ イタリア編🇮🇹⑤Firenze

大まかなスケジュール

Belgium→Innsbruck (Austria) →Venezia (Italy) →Pisa→Bologna→Firenze→Rome→Ostia antica→Avignon(France)→HOME

Day 9

この日はフィレンツェを大堪能。
まずはメイン広場、Piazza della Signoria へ向かう。

このとってもユニークなポルティコを潜ると‥シニョーリア広場につながる。
この広場はローマ時代にはフォロがあった場所。(政治や宗教等の中心広場)フィレンツェで神聖政治を行った修道士サヴォナローラは、「虚栄の焼却」と称して本や美術品、工芸品等の贅沢品を燃やした場所でもある。

後にサヴォナローラは、彼の厳格な神聖政治に不満を抱いた市民の暴動によりフィレンツェ共和国に拘束され、この広場で火刑に処された。

広場内の噴水の前に、彼が処刑された場所を示す丸い銘板がはめ込まれています。ちょっと、身が引き締まりますよね。

ここのダビデ像はレプリカで、実物はアカデミア美術館にあります。

また、広場の脇には14世紀後半、
屋根付のLoggia del Lanziが建てられた。

現在、Loggia del Lanziには、チェッリーニ作の「ペルセウス」ジャンボローニャ作の「サビーニの女たちの略奪」等いくつもの彫刻が並んでおり、無料で観覧するには贅沢すぎるもはや野外美術館なのです。
ピオ・フェディ著のフィレンツェのポリクセナの強姦。

女体の滑らかさと衣の纏い方。抵抗の中の無気力さ。彫刻とは言え、悲しみを感じました。

が同時に、技術力に感動する複雑な感情に。
私が釘付けになったのはこちら。ジャンボローニャ著 ヘラクレスとケンタウロス。

カメラでは伝わらない緊張感と強張りを感じた作品です。

何よりも素晴らしいのが、馬の筋肉と人間の筋肉の違いがしっかり彫刻で表現されていることです。


次に向かったのは
Cattedrale di Santa Maria del Fiore

”サンタ・マリア・デル・フィオーレ”とは、イタリア語で「花の聖母マリア」を意味します。

その名の通り、白、ピンク、緑の色大理石で装飾された優雅で美しい大聖堂。
ローマのサン・ピエトロ寺院、ロンドンのセント・ポール大聖堂、ミラノのドゥオーモに次ぐ、世界で4番目に大きな教会。

1296年にサンタ・レパラータ教会の跡地に着工され完成まで140年かかったといいます。
大聖堂のなかに大きな時計があり、不思議な動き方をします。よく調べると

この時計は、アヴェ・マリアのミサが行なわれる夕暮れを基準として、普通の時計とは逆に左回りに24時間を示しています。

日没時間は季節により変わるので、長針がその季節の日没時刻を表していそうです。

なんか小さな秘密を知ったみたいで嬉しかったです。
大聖堂内を見て回ってると、ボスくんに呼び止められる。

振り向くとそこには
優しい光を帯びた圧巻のステンドグラス。
壁一つ見ていても全くもって飽きることはない。
クーポラの天井には、圧倒的迫力の「最後の審判」が描かれています。天国か地獄か、どちらかに行くかの分かれ目で神の裁きを受ける瞬間。

この91mのクーポラは、当時の建築技術では、重いクーポラを築くのは困難と考えられていたが、
建築家ブルネレスキの設計が採用され、不可能が実現した。このクーポラは建築学上の奇跡と言われている。

クーポラには463段の階段で上ることができ、頂上からはフィレンツェの360度の眺めが堪能できるのですが、

もちろんこの時代になって大勢の観光客が登るようになるなんてブルネレスキも考えていない。

そのため階段は2つしか無く、人一人通れてぎりぎり。今は上り用と下り用と仕分けられている一方通行。
途中で休んで立ち止まったり、戻って降りることは不可。

後ろから続々続く人々のプレッシャーといびつで段差がバラバラの足元。

なかなかきつかったです。笑
しかし、頂上からの景色はとっても美しく開放的な町並みにすっかり癒やされました。

建物の高さがほぼ同じなので、この高さからみると雲の動きの影が追えます。

なんだか少し、穏やかな気分になります。
この八角形のビザンティン様式の建物が、サンジョバンニ洗礼堂です。階段の途中から見えるアングルも、建築好きな方には贅沢です。


中に入ると、天井一面に黄金の美しいモザイク画「最後の審判」が描かれています。

洗礼堂の東側のギベルティ著「天国の扉」と呼ばれる黄金の扉も必見です。

大聖堂の「天国の扉」と見比べられるなんて、すごい経験でした。
大聖堂と同じで白、緑、ピンク3色の大理石で装飾されたCampanile di Giotto。この鐘楼は今でも時を告げる鐘を鳴らしている。

イタリアで一番美しい鐘楼と言われているのですが、使い勝手よりも美しさを重視したとも言われちゃってるとか。笑

1334年大聖堂の主任に任命されたジョットが鐘楼の建設に着手したが、わずか3年で他界。その後、第2層をアンドレア ピサーノ、第3層~5層をタレンティが引き継ぎ1359年に完成。

塔の外側から見てみると、層によって異なる様式で建てられた事がよく見て取れます。

また、第一層にある科学や天体観測をテーマにしたレリーフ。レリーフのオリジナルはドゥオーモ博物館に展示されているが、細かいデザインを見るだけでもため息が出るほどでした。
じっくり見学した後は、美味しい美味しい食事タイム本日頂いたのはTrippa

トリッパとは、牛の胃袋「ハチノス」のことを指します。イタリアでは人気の食材で、トマトソースで煮込むのが定番。ここまでトマトのコクを活かせるかぁ…さすがイタリア。尊敬。
ボスくんの頼んだのはこちら

Arista di maiale arrostoイタリア語でアリスタとは豚の背肉の事を言い、ローズマリーやセイジなどの香草と塩と胡椒を使ったイタリアのローストポークです。

15世紀にフィレンツェの宗教会議の昼食にふるまわれたといわれる料理です。

次に向かったのはOfficina Profumo-farmaceutica di Santa Maria Novella

現在、日本全国に18店舗の提携店がある「サンタ・マリア・ノヴェッラ」その本店がフィレンツのサンタ・マリア・ノヴェッラ広場にあります。

1221年、サンタ・マリア・のヴェッラ教会を運営する、修道僧たちは自ら栽培した草花を使って薬剤や鎮痛剤などをここで調合していたという。

その後、効果的な薬製品で名声をあげ、1612年に正式に薬局として許可され、トスカーナ大公より、王室御用達の称号を受けています。伝統のレシピで、天然栽培の草花や天然油脂から作られる癒しのプロダクツは、ヨーロッパ各国の王侯貴族たちや著名人に愛されてきました。
価格もとーっても高価なのですが…それにふさわしい佇まいでした。

自分にはとても買えなかったけどボスくんのママにクリスマスプレゼントで小さなギフトを購入しました。
この日の夜は彼とロマンティックな夜散歩して美しい夜景を堪能
Piazzale Michelangeloは確実に夜来るのがおすすめかなりの丘を登りますが、景色が綺麗だと歩くのも楽しいです

脚はもう結構筋肉痛でしたが。笑
ライトアップされたChiesa di Salvatore al Monteもとっても凛としてました。
偶然ですがとても美しい噴水?滝?湧き水?を見つけました”Sistema delle Rampe del Poggi”と呼ばれているそうです。


神秘的なライトアップに水音。


疲れも癒やされてDay 9の良い締めくくりとなりました。

続く…


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