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子宮筋腫と子宮もろともおさらばした話 術後の経過~退院まで

前回までのあらすじ:
30代後半になって子宮筋腫を大きく育ててしまった。
子宮ごと取ってしまうのがベストと、人生初の手術、それも開腹手術に臨む。
手術は成功し、翌日には歩行訓練も始まった。
順調にできることが増えて「長足の進歩」とご満悦の茶ぶどう。
 
前回↓↓↓↓

(トップ画像は茶ぶどう家の猫・宗次郎 6キロ以上ある偉丈夫)

【術後5日目:病棟の冒険】

洗顔ができた。かがめる、ということだ!
(それまでは顔ふきシートを使用)
おなか切ると、かがむのも怖いんだよね。でも大丈夫だった。
 
強い痛み止めが抜けきったか、左足のしびれがおさまった。
おかえり、私の左足!
 
病棟の端から端まで歩けた。
病室から1往復、ゆっくり歩いて7~8分。一大遠征である。
歩幅は30センチ強。歩く姿勢は類人猿……
この日、一日に6セット散歩した。
「よく歩いていますね!」と看護師さんに褒められにっこり。
 
日々、病室の住人は入れ替わる。いつのまにか、満室に。
しかしコロナのためカーテンを開けっぱなしにする人がおらず、交流はない。
私は一人が好きなタイプなので助かった。
 

【術後6、7日目:階段実習】

散歩エリアがフロア全体に広がる。
歩幅も40センチほどに広がる。
 
そもそも私の歩幅ってどれくらいだったんだろうか?
身長150センチの人の標準歩幅は?
「身長×0.45」という計算式があるらしい。
「150×0.45」=67.5 である。
私のような胴長短足さんは65センチを目標とすればよいのではないか(勝手に)。
(……今65センチはかってみたけど きついぞコレ マジか)
 
独自に「階段実習」なるものを考案・実施した。
我が家のドアにたどりつくには、少なくとも1フロア分の階段を下りないといけないからだ。
まずは1/2フロア分の上り下りを散歩に組み込むこととする。
なんて計画的なんだ、自分!! 
日々自分をほめてばかりで精神的には健康によいことこの上ない。
 
起き上がる動作は少し楽になってきた。
起きてる時間が増え、眼鏡からコンタクトに。
アキレス腱のばし、もも裏のばし、軽いスクワットができる。
すごいやん!
 
体力はまだなく、疲れやすい。
15分も散歩をすると疲れてしまい、寝ることになる。
 
ときどき体が熱くなる。
「手術のせいで、ホルモンバランスがぐちゃぐちゃなんです」と看護師さんに説明される。おおう。
おなか(便的な意味で)の具合も不安定。ビオフェルミンを処方してもらう。
 
傷口はそのあたりだけ「面」で違和感。そこだけ別モノ、みたいな。
ピリピリする。てか、かゆい。
 

【術後8日目:退院許可】

この日の日記はやたらきれいな字で書いてあり、回復具合をうかがわせる。
「予定通り明日退院OK」! ひゃっほう。
傷を覆っていたシールを取られ、若い男(医者)に腹肉をつかまれ傷跡テープを貼られるという稀有な体験をする。
おお、もうドンと来いや……!!

 
「階段実習」も順調で、1フロア分を上り下りできるようになった。
これで帰れる!
 
シャワーを浴びると疲れてしまうなど体力はまだないが、
傷の痛みはだいぶ軽くなってきた。
 

【術後9日目:退院!!】

お昼前に退院! 
会計は「限度額適用認定証」のおかげでお安いことお安いこと。日本はいい国だと思った。
 
母が迎えに来てくれた。
バス・電車・エレベーター・タクシーといった公共交通機関をフル活用して帰宅。
駅では人々の歩く速さに若干の恐怖を感じた。自分が亀速度なもので。
 
マンションの自宅フロアにはエレベーターが止まらない。階段で1階分降りねばならない。
このための「階段実習」よ……!
トレーニングが奏功し、見事、我が家のフロアまで下りおおせた。
たっだいまーーーー!!! 猫ども元気だったかーーー!?(2匹いる)
 
馴染んだ自宅に戻ると、病院にいたときより2倍は元気(な気分)に。
心身が「元の生活に戻った」と錯覚したのか。
 
咳をするとやや響くが、数日前よりは楽。笑うのも響くが、不可能ってほどではない。
 
鎮痛剤は1週間ぶん渡されている。1週間後にはもっと楽になっているといい。

1週間後……という響きに希望を覚える。
「未来」と「進歩」。
この2つが同じ響きを持つなんて、いつ以来のことだろうか!


【次回予告】
無事退院した茶ぶどう、家での生活は……?
職場復帰は……? 旅行は……? 念願のハンバーグは食べられたのか……?
「子宮筋腫と子宮もろともおさらばした話」堂々のフィナーレ!(たぶん)


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