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【SLAM DUNK GI】74話「サルの仲直り」

おい! 野ザル! 勝負しろ!」桜木

あっ!? だから NGだって 言ってんだろ! 3歩歩いたら忘れんのか? 赤毛ザル!」清田


水戸洋平の紹介で宮城リョータ、清田信長のYouTubeコラボの撮影終了後、実は桜木と清田とのやりと
りには続きがあった。



「かっかっ(笑) フリースタイルバスケならやってやるぜ! まぁお前に出来たらの話だけどな!かっかっ(笑) 赤毛ザルがな!」清田

「ちっ! 軟弱な野ザルめ!」桜木



お約束のやりとりをしていたかと思えたその時、桜木は真剣なまなざしで話した。


「サルは、、サルは、もうやめよーぜ。赤毛ザルもめんどくせーだろ。」桜木

「は? 何だよ急に? 調子狂うぜ。」清田


桜木らしからぬ発言に戸惑う清田、



「かっかっ(笑)読めたぜ。リョータ君の企画でドッキリでも仕掛けてるんだろ? 下手な演技すんじゃねーよ。かっかっ(笑)」清田



「シャムゴッド、、、、、。シャムゴッド教えてくれ、、、、。ノブナガ。」桜木



「シャムゴッド? まだ続けんのかよ。ドッキリ。」清田

「オヤジに教えてもらったんだ。」桜木



「オヤジ? ああ 湘北の監督の?」清田


安西は死去している。


ドッキリではないのだと清田も悟る。


教えてもらったと言っても一緒に特訓したわけじゃねぇ。オヤジに見せることは出来なくなったが、特訓を止める理由にはならねえ。」桜木

「そうかよ。でもよ、アメリカ行ってたんだろ?ストリートバスケでやってたんならそんな奴、うじゃうじゃいそうなもんだけどな?」清田

「練習で成功したことはあるが、試合じゃそれどころじゃなかった。」桜木

?? じゃおめーアメリカで何やってたんだよ?」清田


基礎、、、、。リバウンド、、ひたすらパワー勝負だ。」桜木



「かっかっ(笑)  わり―わりー。でもいいんじゃねーの? お前に流川のようなドリブル、テクニックは求められていねえだろ?」清田

「ぬっ」桜木


清田のまなざしも真剣なモードに切り替わっていた。



器用貧乏って言葉があるだろ?何でも出来る反面、特徴がない。下手に幅広く、手を出しすぎて長所を無くしちまうよりいいってもんだぜ。」清田


「しかし!?」桜木


「それに技、、、フェイクってのは、その時の試合状況、心理状況、時間、疲労、得点、前後のプレー、あらゆる要素が絡まって、意味が変わってくる。状況、心理によっては、フェイクをかけないことが逆にフェイクになることだってある。」清田


ド素人丸出しの1年の時のフェイクでも通用した場面があったはずだ。」清田


桜木は当時を思い出す。




そうだな。俺が試合を見た中では、県予選決勝リーグ、全国でも通用した場面はあったが、特に印象に残っているのは、

                             海南戦だな。」清田


「・・・・・・」桜木

残り20秒弱4点差、高砂さんに競り負けたが、リョータ君のスティールでボールが渡った。」



シュート精度が低い、ダンクしかできない、時間もない、誰もがダンクにくると思うこの状況で仕掛けたフェイクははまった。」


冷静なはずの牧さんの判断も狂わせファウルも誘った。」清田


「・・・・」桜木


「ド素人だからってのも布石になったはずだ。ド素人が武器になったんだ。」清田



「しかし!!」桜木


煮え切らない清田に桜木は反論しようとした。

しかし


「まあ 落ち着けよ。要は状況判断が重要ってことだ。勝負勘といってもいい。だから多投は危険だ。特にお前のようなタイプの選手にはな。」清田


そして清田は笑った。


「かっかっ(笑)       でもよ。
多投が危険だからといって特訓しなくていい理由には           ならねえ。」清田


「???」桜木



「勝負かけるんだろ?その一瞬に。
                                  いいと思うぜ? 

                   シャムゴッド、、、。」清田



ノブナガ、、、、。」桜木




清田は、シャムゴッドを伝授するかの如く、


「やるぞ! 花道!!」清田
「たりめーだ! ノブナガ!」桜木


清田と桜木の特訓が始まった。



「ポイントはボールを強くつくこと!特に引き込む2回目のドリブルの時に強くつかないと次の動きにつなげづらい!」清田

「ボールを前に出すと同時にステップを大きく踏め!一歩目だぞ!」清田

「前に出したボールをすぐ逆の手で迎えに行くんだ!」清田

「ドリブルが高いぞ!低くつけ!2歩目のステップも大きく早くだ!」清田

「トータル2歩で相手を抜く。2歩目でトップスピードだ!」清田



清田の指導は続く。


「はぁはぁ へへ(笑)」桜木


決して得意ではないドリブル練習だったが、
楽しかった。


「いいか!フリースタイルバスケで魅せる技としてシャムゴッドも使われる。あくまで俺の言ってることは基礎だ。実戦では俺も成功したことはない。NBAでもシーズンで数えるくらいしか見られない技術だ。だからこそ相手も引っかかる。シンプルかつ強力な技だ。後は自分なりに改良しろよ!」清田



ルース・オエステ-ボアノイチ戦 残り1分半。


「いけ! 花道!」清田

「???(ノブナガ君が花道?)」水戸




桜木花道、清田信長、野ザル、赤毛ザルと罵り合ったかつての二人。



サルの仲直りの末、今は亡き安西の宿題を提出。


シャムゴッドを成功させる。





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