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十人十色の好き │ チロリアンランプの独り言

昨日の疲れがとれるどころか、津波のように押し寄せている。

やはり歳のせいだろうか。
一日休んだくらいでは回復は難しいようだ。

娘が唐突に、
「周囲と話が合わない」
と言い始めた。

食品のパッケージにコラボのキャラクターが印刷されているのを見て、気になったらしい。

娘は幼い頃から、アンパンマンやドラえもんなど、「みんな大好き」なものがあまり好きではなかった。
所謂キャラクターグッズにもそれほど興味を示さず、それよりテレタビーズやセサミストリートを好んだ。

決して触れさせなかったわけではない。
ただ、娘の興味の向く先が少し違っていただけだ。

唯一、周囲と話が合ったのはセーラームーンくらいだっただろうか。

大人になった今、ドラえもんの話で盛り上がる機会はないが、それでもメイン以外のキャラクターの話になると、何のことだかわからないらしい。

ゲームもしかり。

マリオやスプラトゥーンより、どちらかと言えば少しマニアックなものを好むようだ。

それは個性というものじゃなぁい?
と娘に言う。

周囲に迎合する必要なんてないんじゃない?

十人十色。

みんなが同じものを好きだったら、世の中は案外つまらない。

プリキュアよりキム・ポッシブルが好きでも良いのだ。

そういえば、幼い頃から娘はそんな子だった。

みんなと同じではなくても、自分の「好き」を大切にしてきた。

それもまた、娘らしさなのだと思う。

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