2000日継続って、すごい? いや、なんとなくだよ《放課後ライティング倶楽部2000日記念で全公開》


2000日。

数字だけ見ると「キリ番ゲットだぜ」みたいな軽さだけどさ、実際に続けてみるとわかる。

2000日って、もう小学生がランドセル卒業して、中学生が思春期をひとまわりし、高校生が3回転半ジャンプ決めてプロに行けるくらいの年月だ。そんな長さを、私たちは「文章で遊ぶ」というただそれだけのために積み上げてきたんだよね。

暇人かよ、って? そうだよ、暇人なんだよ。けど暇を本気でやると、暇ってこんなに尊いんだなってことに気づくんだよ。

放課後ライティング倶楽部がスタートしたとき、私はこう思った。「部室はどこだ? 黒板は? チョークは?」って。

そしたら何もない。あるのはただの文章だけ。普通ならがっかりする場面。でも不思議なことに、その「何もなさ」が一番わくわくするんだよね。

だって、野球部だったらボール投げるしかないし、美術部だったら絵描くしかない。でも文章部(?)は、何でもできる。パンツのゴムの話でも、哲学の話でも、カレーが焦げた話でも、同じ「文章」ってグラウンドで試合できるわけで。

で、この2000日。私、ふと冷蔵庫を開けたときに思ったんだ。あ、いや冷蔵庫の話ばっかりしてるとまた「例えが冷蔵庫ばっかやん」って言われるからやめとこ。じゃあ別の例えでいこう。信号機だ。

文章って、赤でも青でも渡っちゃう人いるでしょ。普通は青が「わかりやすい文章」なんだよね。

でも本当に人の心に刺さるのは、なぜか赤信号で「ちょっと待とうかな」って立ち止まった瞬間なのよ。

意味わかんないタイミングで止まるからこそ、頭に残る。倶楽部の文章って、だいたいそんな赤信号寄りなんだよね。安全第一ではないけど、印象は深い。そういう文章が2000日、積もり積もって、今、山みたいになってるんだよ。しかもエベレストじゃない。近所の土手の山。でもその山で滑り台したら、なんか楽しい。そういうスケール感。

2000日続けるって、誰かが「頑張ったから」じゃなくて、「やめなかったから」なんだ。

これ、めちゃくちゃ本質。人間って続けるとき、意志の強さよりも「なんとなく」が勝つんだよ。ダイエットは「頑張る」から3日で終わるけど、歯磨きは「なんとなく」だから一生続く。文章も同じで、私たちは「なんとなく」書き続けただけ。それが2000日。気づけば誰もが想像できない景色に立ってる。これってすごいよね。

まあ、ここまで言っといてなんだけど、「2000日突破!」って言われても、正直ピンとこない人もいると思う。カップ麺に「お湯入れて2000分待ってね」って言われるほうがよっぽどインパクトある。

でも、だからこそ思うのさ。文章は数字じゃなくて、人間の「あそび」でできてるんだって。

2000日って、ただの結果。大事なのは、その日々に笑ったり、凹んだり、しょうもないボケを拾って回収したりした積み重ね。

ってわけで、2000日目の今日も、私たちは書いてる。赤信号で立ち止まって、くだらないことを真面目に書いて、真面目なことをふざけて書いて。で、読んだ人がちょっと笑って、ちょっと考えて、また明日も立ち寄る。
それだけで十分。

放課後はいつだって、楽しいんだから。

読んでくれてありがとうございます。オンリーでロンリーをやらないと!と思い出したヤスシでした。

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