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ここを読んでいない20代男に向けて、モテるコツを全部

 
noteのダッシュボードと通知を見ていると、私の記事は20代男には読んでもらえていない。同世代か、30代か、ちょい上かである。
 

でも若い男性も読者さんにはいる。ニッチなその人たちに向けて、女性にモテるコツを書いてみる。あー、机上の空論ではなく、すべて実体験です。喧嘩独学のように、どこかのだれかの師匠になれればといいなー。まぁ、妄想です。なのでこの記事は読まれなくてもいいです。というか女性には読んでもらいたくないです。
 

私は本当に女性にモテなかった。親戚のおばちゃんからは盆と正月に家に来るたびに「ヤスはモテる」と言ってもらっていたけど、まー、何にも起こらない。凪だ。びっくりするくらい平穏すぎる。いっそのこと異世界転生でもしたいくらいに、何も起こらなかった。
 

遅いけど気づいた。これ、私の人生はなんにも起こらないぞ?と。自分から動かなければ、この世界は私に何もしてくれない。待ちの一手は悪手だと悟った。ダメだダメだ。私は、女の子に、モテたいんだっ!
 

さて、行動を起こそうにも、モテるために何をすればいいのかさっぱりわからなかった。なのでとりあえず己の「見た目」を変えた。
 

眼鏡からコンタクトにした。お母さんが買ってきてくれる服をやめて、自分で服を買った。白・黒・グレーでコーディネートしたのだ。白シャツ、黒ジャケット、黒パンツな具合に。香水はもともとつけていた。私は匂いフェチなんだよ。自分から好きな香りがしていたらテンションが上がるからね。その頃はブルガリかな。メジャーなやつ。
 

そう。私はモテ男に「なりすまし」たのだ。
 

誰が見ても「あの人はモテそうだ」という印象をもってもらうために、いかにもモテそうな見た目にチェンジした。高校デビュー・大学デビューならぬ、覚醒デビューだ。雰囲気モテ男を目指したのだ。
 

まだまだチェンジは続く。髪を染める勇気はなかったので(根っから陰キャ)なぜかメッシュを入れた。親戚のおばちゃんの一人が美容室をやっていたから、お母さんに口をきいてもらって、そこで染めた。前髪の左側を金色にした。うん、そんなことやっている男はいなかったからね。オリジナリティを追求するのだよ。
 

両手の指、腕、首にはアクセサリーを付け(ピーコックセオリーという)爪は薬指だけ黒いマニキュアを塗った。今思い出してもなぜ塗ったのか理由はわからない。
 

ネックレスはクロスのシンプルなものを付け、そこにリングを通した。何故リングなのかはわからない。シドビシャスだろうか。あの人は南京錠か。
 

見た目が変われば態度も変わる。言動が変わる。私はモテてもないのに、モテる人になりすましたのだ。
 

「ヤスって、モテるでしょー?」なんて友だちから言われたら、相手のリップサービスであれ、これまでは否定していた。いやいや、全然モテないよって。ところがなりすましモテ男はちがう。「そうなのかなぁー」なんて曖昧な返事をするのだ。否定もせず肯定もしない。いやらしい。
 

卵が先か、鶏が先か。
 
モテそうだからモテるのか。モテるからモテそうなのか。
 

はじめて付き合った彼女は、グラビアアイドルみたいな子だった。たぬき顔のパーフェクトボディ。いわゆる高嶺の花子さんだ。
 

まわりの男はみんな手を出せない。が、私は違う。なりすましモテ男は、すべて演技なのだから怖いものはない。フラれたらそれでも構わなかった。「よく、あの子に告白したなー!」とまわりの株があがるからだ。どこまでも計算していた。
 

運良く彼女と恋人になり、私のなりすましは、妄想ではなくなった。まわりの見る目が一気に変わったからだ。「やっぱりヤスはモテるんだな」と。こうなれば私のなりすましは完成だ。嘘が真になる。自信がついたんだろうね。
 

いやらしいが、成功体験はなによりの実績だ。そんな目的で恋人になったわけではないのだけど、はじめてできた彼女の存在が、私を完璧なモテ男に仕立て上げた。
 

男も女も、「あの人がヤスの恋人だなんて」と、オセロがひっくり返るように、私への評価が爆上がりしたのだ。まぁ、彼女と付き合うまで、いろんな人にフラれまくってるんだけどね。そんな過去はグラドル彼女がすべて塗りつぶしたわけだ。1勝9敗でも、その1勝が大勝ちすれば問題ない。
 

グループのトップレベルで人気な彼女と恋人になれば、そのあとはどんな女の子であろうと何も怖いものはない。むしろ相手が「あのヤスさんに誘われた!」ってなるんだから。我ながらいやらしい。その時の呪縛か、私はまわりから人気な女性としか付き合わなかった。修羅道だったね。おかげで男友達が少ない。
 

20代から結婚する時まで、恋人が途切れたことはなかった。完璧なモテ男になったわけだ。もちろん、なりすます為に努力はしたよ。気の利いたトークとかね。四六時中、思考は恋愛三昧だった。
 

おいおい、この記事は自慢? いやいや。そもそも全くモテなかったんだから。だからモテたい人は参考にしてほしい。私がやったのは「なりすまし」なんだ。モテるように振る舞い、モテるような格好をして、モテるような会話をした。これを引き寄せの法則とよぶ(嘘)。
 

うーん、悪い言い方をしたら、モテ詐欺師かもしれない。
 

今日も読みにきてくれてありがとうございます。私がモテたんだから、若い子はみんな行動力さえあれば大丈夫だとおもう。レッツ、なりすまし!(おいおい)
 
 
◆66日ライティング×ランニング〜シーズン2 《47日目》

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《こちらはシーズン1》

ひとりでなかなか頑張れないなら、私たちがいっしょに走るよ。
 

[画像協力:さちわ]

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