文章を書く才能
今、午前2時。寝付けないので家の近所を散歩をしていた。踏切もないし望遠鏡は担いでない。見えないものを見ようとしてたのかも。
最近の私はあいかわらず、頭は渋滞で、やる気はリタイア、心は何処かで故障中だけど、なぜか記事を書くチカラは残っている。(ので、ご心配なさらず)
「文章で食べていきたい」という人からの相談をよく受けてて。まぁ、私もまだ「書いて人生やっていけてるぜ!」とまでは正直いかない。大学生のアルバイト代くらいは毎月いただいているけどね。
で。自分が上手くいっている時のことを思い出してみた。私が文章で跳ねたのは「恋愛論」だ。
モテない、よわっよわでダメダメな自分を曝け出し、そこからどうやってモテモテ(死語)になったかを、自分なりにエッセイのように書いてみたわけだ。これがウケて、作家のひすいこたろうさんに見つけてもらって、出版して、今に至る。そして今はジョブチェンジして「ヤス=文章を書く人」というラベリングをしてもらってるわけで。
恋愛では、「おれはモテる」と言い張ったことで、実際にそうなっていったんです。いや、ほんと、覚えてないのよ。どっちが先だっけな。モテると言ってたからモテたのか、モテたからモテると言っていたのか。鶏と卵だね。友だちからは「はいはい。嘘松」みたいなノリで返されてたけど、それでも流して「あははは。でも、おれはモテるのよぉ〜」と言い張った。
でも実際にモテていたわけで。同じ映画を違う人と6回観るくらい、ほぼ毎日、違う女性と会っていました。毎月の性病検査の陰性診断書を額縁に入れて部屋に飾るくらいハチャメチャでした。(なんのはなしですか)
当時、恋愛系の情報商材を作ってる人たちから、めっちゃオファーあったのよ。誘いに乗ってたら稼げただろうなぁ。やらんかったけど。
そして、まぁ、痛い目にあって、ほんとに左フックと右ストレートで殴られて奥歯折れるくらい痛い目にあって、女性不信になって(自業自得)「たった一人の、自分が好きな人からモテたら、それでいい」という、悟りをひらいたわけなんですけども。
思い返すと、先にイメージがあったのよね。「おれは、モテる」という明確なビジョンがあって、現実の私がそれに寄せていったというね。服の趣味を変え、髪型を変え、髪を染めて、眉毛を整え、ちょっとメイクして、見に纏う香水に気を配り、アクセサリーを指やら首やら腕に付け、まるで孔雀のように着飾ったわけです。
そこから考えると、文章で稼ぐのも、まずはイメージありきだな、と。文章を書いてお金を稼ぐ自分を、どれだけリアルにイメージできるか。理想の自分が夢に出てくるくらい想像できるか。「こうなったらいいなぁ」という妄想を、触れるくらいリアルに感じられるか。そしてそれに寄せられるか。
才能なんて、己の勘違いだからね。
騙されたと思って、思うがままの妄想通りにやってみたらいい。きっと騙されるよ? 自分も、まわりも。

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