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“静かに、じわっと”が崩れない──今週は“待ってよかった”と、胸を張って言える週

一週間、おつかれさまでした。
そして、今日の相場も静かに、しかし確かに終わりました。

日経平均は+1.04%、36,830円。
週末らしからぬ強さで、しっかりと上昇。
TOPIXも+0.31%、2,687ポイント。
悪くない。むしろ数字だけを見れば、地合いは上向きに見えました。

でも──グロース250は-0.16%、679.70ポイント。
下げ幅こそ小さいですが、チャートを見れば、その一日がどれだけ揺れたかがわかります。
前場は急落。その後じわじわと戻してはきたものの、
最終的には陰線。ギリギリ“体裁を保った”という印象です。

為替は144.72円。
ドル円はじわじわと円安が進行し、1日で+0.29%。
市場全体にはプラスに働く傾向があるとはいえ、
この水準は“警戒ライン”です。
過去の経験上、145円を超えてくると「いつ為替介入があってもおかしくない」という空気が市場を包みます。

そう考えると、今日の“強さ”には少し違和感がありました。

指数は上がった。
でも、グロースは崩れかけて、戻って、そして結局マイナス。
それって「全面高じゃない」ということです。

だからこそ、今週の僕の選択──「動かない」は、間違っていなかったと思っています。

【今週の投資行動】

今週、ずっと「準備」をしていました。
チャートを見て、財務データを見て、
「もし買うならこの銘柄」というリストを整理する。
決算スケジュールも確認し、
「決算を見てから拾う」という戦略を明確に立てる。

結果的に、今週はエントリーしませんでした。
でも、むしろ“入らなかった”ことが、今週の最大の収穫だったと感じています。

なぜなら、いま相場がやっているのは、「選別」です。
日経は強い。TOPIXもそこそこ。
でも、グロースは伸び悩む。
これはつまり、「何でもかんでも上がる相場じゃない」ということ。

こういうときに大事なのは、「確信のある銘柄にだけ入る」こと。
そしてその確信は、“決算”を通してしか得られないことも多い。

僕は、生活の中で限られた時間しか投資に使えない。
だからこそ、“エントリーした後で毎日ヒヤヒヤする”ような持ち方は避けたい。
持つなら、「多少下がっても大丈夫」と思える銘柄だけ。
そういう“気持ちの余裕”を持つために、今は準備の時期なんです。

【今日のグロースをどう読むか】

今日、グロース250は日中にけっこう売られました。
でも、引けにかけて戻してきた。
これはつまり、「買いたい人はいる」ということ。
地合いが崩れたわけじゃない。
ただ、迷っている。そんな空気を感じました。

指数が上がっても、全体の“熱”が広がっていない。
特にグロースのように、リスクを取らなければいけない銘柄には、
まだお金が本気で入っていない印象があります。

これは、金利や為替に対する警戒が強い証拠です。
そして、米雇用統計も控えていた今日、
多くの投資家が“リスクを取りたくない”と考えていたのも当然かもしれません。

でも、こういうときにしっかり観察しておくことが、
次のチャンスにつながります。

来週は、水曜日まで日本市場はお休みです。
つまり、今夜の米雇用統計で何があっても、
3営業日はポジション調整ができません。

こういうタイミングでは、持たざるリスクよりも、
「持ってしまったリスク」のほうが大きい。
だから、今日は「買いを見送った」人のほうが多かったんじゃないでしょうか。

僕自身も、今日買うという選択肢は最初からありませんでした。
むしろ、“連休明けに動ける体制を整える”ための、最後のチェックをする日。
そんなふうに位置づけていました。

持っているリストの中では、いくつか決算を通過した銘柄も出てきました。
中には、好決算にもかかわらず下がったものもあります。
でも、それもまた“チャンス”です。

「じわ勝ち法」で拾った銘柄は、一時的に下がっても、
ちゃんと戻ってくることが多い。
むしろ、そういう押し目で拾えるかどうかがポイントになる。

だからこそ、焦らない。
すぐに飛びつかない。
決算を見て、チャートを見て、
「納得できたら買う」。

そのスタンスを崩さなかった今週、
相場が揺れても不安にならずに済んだ。
これは、自分のルールを守れた証拠だと思っています。

今週は、数字だけ見れば強い一週間でした。
でも、本質的には「次の動きに備える週」だったと思います。

銘柄を選び、地合いを読み、
“今じゃない”と判断して動かなかった。
それは、勇気のいる選択でもあります。

でも今は、自信を持って言えます。

「待ってよかった」と。

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