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建売か、注文か。今の自分ならこう選ぶ──『ウチつく』専門アドバイザーの本音

住まいづくりの相談をお受けしていると、
「建売と注文住宅、どっちを選べばいいのかな?」
というご質問を、本当によくいただきます。
そこで今回は、
かなり前に建売住宅を購入し、
今は『ウチつく』の専門アドバイザーとして多くの相談にのっている方に、
こんな質問をしてみました。
「もし“今の自分”が、注文住宅を建てるとしたら、どんな家にしたいですか?」
「建売の失敗談」を聞き出すことが目的ではなく、
実際に建売に暮らしてきたからこそ見えている視点を、
これから住まいづくりを考えるみなさんの参考にしてもらえたら、
という気持ちでお話を聞いています。


🏠「まず、間取りは“家族の将来”から考えますね」

—— 今、注文住宅を建てるとしたら、最初にこだわりたいところはどこですか?
「やっぱり、間取りですね。
当時は“今の暮らし”だけを見て決めていました。
でも今なら、子どもが大きくなった後や、自分たちが歳を重ねた後までを
イメージしながら考えたいなと思います」
—— もう少し具体的に言うと、どんなイメージでしょう?
「“部屋数が何部屋あるか”よりも、

  • リビングをどう使うか

  • 将来、必要に応じて仕切れる余白をどこに残すか

  • ワークスペースをどこに確保するか

といった、暮らしの変化に合わせて“形を変えられる間取り”を意識したいですね」
建売住宅は、すでに完成している間取りが前提になります。
でも実際の暮らしは、10年、20年という単位で、確実に変わっていきます。
その変化をあらかじめ織り込んだ間取りかどうかは、
後からじわじわ効いてくる「大事なポイント」ですね。


📦「収納は“量”より“場所”をちゃんと考えたい」

—— 建売に住んでみて「ここは想定していなかったな」と感じた部分はありますか?
「収納ですね。
“収納の量”はそれなりにあるんですが、
『ここに欲しい!』という場所にないことが多くて」
—— たとえば、どんなところでしょう?
「玄関、洗面所、リビングまわりですね。

  • 玄関まわりでサッと片づけたい物

  • 洗面所で毎日使う物

  • リビングで散らかりがちな細々した物

こうした物を、その場でスッとしまえる“動線の途中の収納”がもっと欲しかったなと感じます」
注文住宅なら本来、何を・どこで・どのくらい使うのか
→ それに合わせて、その場所に収納をつくる、という考え方で設計することができます。
「収納の“広さ”だけでなく、“配置”まで一緒に考えること」。
その大切さは、実際に暮らしてみて、わかることかもしれません。


🌡「性能は“見えないけれど、毎日効いてくる”」

—— もし今、もう一度家を建てるとしたら、住宅性能は重視しますか?
「かなり重視しますね。
当時は正直、そこまで深くは考えていなかったんです」
—— 実際に暮らしてみて、どんなことを感じましたか?
「夏の暑さ、冬の寒さ、外からの音などですね。
“住めないわけではないけれど、心から快適と言い切れるかというと少し迷う”
そんな感覚です」
断熱や気密といった住宅性能は、
住み始めてからの毎日の快適さや、長い目で見たときの光熱費に大きく関わってきます。
図面やモデルルームでは伝わりにくい部分ですが、
「ここをどこまで大切にするか」で、暮らし心地が大きく変わってくるのだと思います。


💡「細かいところほど、“自分で決めたかったな”と思います」

—— 設備や仕様については、どう感じていますか?
「コンセントの位置や数、照明の配置、スイッチの位置ですね。
暮らしていると、『あ、ここはちょっと不便だな』と思う場面が何度もありました」
—— 建売だと、どうしても変えづらい部分ですよね。
「そうなんです。
注文住宅なら、本当は “今の自分たちの生活の動き方” をそのまま図面に落とし込むような形で
細かいところまで決めていけたはずだな、と思います」
一つひとつは小さな「気になるところ」に見えるかもしれません。
でも、毎日の小さなストレスは、積み重なると大きな負担になってしまうこともあります。
だからこそ、こうした感想には、実際に暮らしてきた人ならではの重みがあります。


✏️ 整理すると「正解はひとつじゃない」

今回のお話を聞いて、改めて感じたのは、
建売住宅が悪い、注文住宅が絶対に良いということではなくて、
「自分たちの暮らしをどこまで家に反映させたいのか」
そこをはっきりさせないまま選ぶと、あとからモヤモヤが残りやすいということでした。
たとえば、こんな方には建売住宅が向いていると思います。

  • 時間を優先したい

  • 予算をできるだけ抑えたい

  • なるべく早く新しい家に住み始めたい

一方で、次のように感じることが多いなら、
「注文住宅」という選択肢もじっくり考えてみる価値があると思います。

  • 自分たちらしい暮らし方にこだわりたい

  • 子どもの成長や将来の変化も見据えておきたい

  • 住み心地や住宅性能もしっかり大事にしたい

建売か、注文か。
どちらか一方だけが“正解”というわけではありません。
大切なのは、
「どちらが自分たちの人生や暮らし方に合っているか」を整理してから選ぶこと。
今回の『ウチつく』の専門アドバイザーの実体験が、
その整理をしていくための、ひとつのヒントになればうれしいです。


『ウチつく』では、
注文住宅のことを相談できて、ファイナンシャルプランナーへの相談も無料です。
自分たちだけで抱え込まず、気軽に相談してもらえたらと思っています。
まずは、今の暮らし・これからの暮らし・お金のことを一緒に整理するところから、
ゆっくり始めてみませんか。


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