家を「負債」にしないために。建てる前に知っておくべき資産防衛の鉄則
将来の「売れない・動かせない」を防ぐために、「家族信託」の基本もやさしく整理
✨ 理想の暮らしの裏側にある、大切なお金の話を
「いつかは、自分たちの理想をたっぷり詰め込んだ家を建てたい」
そんなふうに思いながら、SNSなどで素敵な事例を眺める時間は、とてもワクワクしますね。
ただ、そのおしゃれさと同じくらい、もしかしたらそれ以上に大事なことがあります。
それは、数千万円という大きなお金をかける「住まいづくり」が、将来の自分たちや家族を支えてくれる「資産」になっているかどうか、という視点です。
今の20〜40代の方にとって、住まいは単なる「寝泊まりする場所」ではなく、大切な「家族の財産」です。
これから年齢を重ねていくなかで、お子さまや次の世代にできるだけ負担をかけないための「本当の価値」について、ファイナンシャルプランナーの視点からお話ししていきます。
⚠️ 知っておきたい「価値が消えやすい家」と「残りやすい家」
これまでの日本の住まいづくりでは、
「新築のときが価値のピークで、20年も経てば建物の価値はほとんどゼロ」
といった考え方が一般的でした。
でも、これからは少しずつ常識が変わってきています。
ここで、特に知っておきたい大切なポイントは次の3つです。
「建物評価」の基準が変わってきていること
メンテナンスのしやすさや、高い断熱性能・耐震性能を備えた家は、将来売却するときにも、きちんと評価される流れになりつつあります。「もしも」のときの資産凍結リスクがあること
住宅ローンを完済し、老後を迎えたあと、もし判断能力が低下してしまう(認知症など)と、たとえ自分たちの家であっても、
・必要な修繕をする
・売却して施設費用や生活費にあてる
といったことが、スムーズに進められないケースがあります。「出口戦略」を考えておくことが大切になっていること
「一生この家に住むつもりだから、価値はあまり気にしていない」と思っていても、将来のことは誰にも分かりません。
そのとき、お子さまや次の世代が、その家を「どうしよう…」と悩む負担ではなく、「引き継いでよかった」と感じられる資産として受け取れるかどうかが大切なポイントになります。
💡 「家族信託」で、家族みんなが動きやすい仕組みをつくる
これからの住まいづくりで安心感を高めるカギは、
「資産としての価値」と「将来の管理のしやすさ」をセットで考えることです。
そこで知っておきたいのが、**「家族信託」**という仕組みです。
家族信託とは?
元気なうちに、信頼している家族(お子さまなど)に、資産の管理を託す契約をしておく仕組みのことです。なぜ住まいづくりに関係するの?
自分たちが建てた大切な家について、
・自分で管理するのがむずかしくなったあとでも
・お子さまや家族が困らずに、
売却や住み替えなどの判断ができるようにしておくためです。
「高い資産価値を持ちやすい家」を建てることに加えて、
その家をきちんと活用していけるように、「家族信託」というバトンを用意しておく。
私たちファイナンシャルプランナーは、そうした「次の世代まで見据えた安心」を、形にしていくお手伝いもしています。
🔑 最後に:自分たちのペースで、後悔しない一歩を
住まいづくりは、人生のなかでも特に大きな買いものであり、同時に、家族の未来を守るための「資産づくり」でもあります。
「何から考えればいいのか、ちょっと不安…」
「将来、子どもに負担をかけない住まいづくりって、どう考えればいいんだろう」
「自分たちに合った資金計画を、きちんと整理しておきたい」
もし、こんな気持ちが少しでもよぎったら、自分たちだけで抱え込まずに、プロを頼ってみてください。
後悔のない住まいづくりは、正しい情報を知ることと、安心して相談できる相手を持つことから始まります。
『ウチつく』では、理想の注文住宅についての相談ができます。
相談のなかで、家計のプロであるファイナンシャルプランナーへのご相談も、無料でご利用いただけます。
お金の不安を少しずつ安心に変えながら、ワクワクする住まいづくりを一緒に進めていきませんか。
〜最後までお読みいただきありがとうございました〜
執筆者:緒方 登(『ウチつく』専属ファイナンシャルプランナー)
注文住宅の会社選びをプロに無料相談できるサービス「ウチつく」にて、資金計画やローンのアドバイスを担当しています。
【保有資格】FP1級|CFP®|宅地建物取引士|住宅ローンアドバイザー|ライフプラン診断士
