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ビンテージロレックスという深淵をのぞいてみる

ビンテージウォッチという深淵

今回はビンテージロレックスのお話。

私は2021年頃から正規店でロレックスマラソンを始め、2026年4月に4回目の完走をしました。

これまで購入してきたのは、シードゥエラーGMTマスター2 レフティコスモグラフ デイトナ、そしてオイスターパーペチュアル ターコイズ

欲しかったものがある程度揃って来た中で、次はなにを目指そうかなと考えていました。

制限が明けたら、また正規店のロレックスマラソンで現行の新たな時計を目指すということもやっていくとは思うのですが、新たな方向性としてビンテージウォッチを所有するのも良いかなと思うようになりました。

ビンテージウォッチの思い出

以前オメガのアンティークウォッチを所有していたのですが、時計のベルトの締め方が甘かったのか、おそらく電車で落としてしまいました。

とてもショックで、それ以来なんとなくビンテージウォッチというものとは距離を置いていました。

しかし、会社の役員が付けていたパテックフィリップのカラトラバを見たことで、ふつふつとビンテージウォッチへの興味が再燃してきました。

また、別の日にはロレックス正規店にパテックフィリップを付けてきている方がいて、後ろに手を組んでいたその手首にはDバックルが眩しく光ってるのも見てかっこいいなと思いました。

カラトラバは現行よりビンテージのほうがかっこいいと思っていたので、一度実物を見に行ってみようかなと思い立ち、お店に行ってみることにしました。

カラトラバを見に来たはずが、ビンテージロレックスにいつの間にか魅了される自分がいる

ビンテージに強い都内のあるお店に訪問して、カラトラバの在庫を聞いてみました。しかし、そのお店にはパテックフィリップはなかなか入荷がないとのこと。実績はあるものの年に1回入荷するかどうかというレベルだそうです。

しかしロレックスについては独自のルートがあるということで、サブマリーナーやGMTマスター、デイトジャストなど、ビンテージのものの在庫が豊富でした。

面白いなーと思い、いくつか見せてもらうことに。

まず、バブルバックやエクスプローラーデイトなどの変わり種を紹介してもらいました。これらのモデルは見たことなかったので、こんなものもあるのだと関心しました。

続いて、サブマリーナーのRef.5013。1966年/1967年製の2モデルを見せてもらいました。写真撮ったはずだったのですが、見つからなかったです(泣)。

この時期は文字盤がミラーダイヤルからマットダイヤルに変わったそうで、ミラーダイヤルは500万円超えということでした。

文字盤と夜行塗料の経年変化がなんとも素晴らしい。余談ですが、海外では、このような経年変化をパティーナと呼ぶそうです。

ベゼルも欠けがほとんどなく、かなり状態のいい時計でした。

試着してみると、ケース径は40mmとサイズは現行と変わらず、ちょうどいい感じ。ブレスはリベットブレスという中空のものなので、かなり軽く華奢な印象なのですが、日常使いには最高の一本に思えました。かっこいい。

ビンテージロレックスの最高峰、コスモグラフデイトナ

そして、さらに話をしていると、デイトナもありますよ、ということで見せてもらうことに。

出てきたのはこちら。コスモグラフ デイトナ Ref.6239。現行のオフカタログモデルに「ル・マン」がありますが、これはル・マンと呼ばれていた先祖とも言えるモデルだそうです。

現行のルマンの先祖。このモデルはセカンド ル・マンと言われているそうです

写真では見たことがありましたが、実物を見るのは初めて。

まだ文字盤にDAYTONAという記載がないデイトナの最初期モデルだそうです。

文字盤をまじまじと凝視してみたところ、昔のものですがかなりよく出来ています。

特にいいなと思ったのは、まずインダイヤル。現行デイトナとは異なり、縁取りではなく真っ白な円になっています。そしてインダイヤル内にいくつも円が彫られていて、精巧感がとても良いです。レコードの溝のようにも見えるこの装飾はアズラージュと呼ばれるものだそうです。光の反射が抑えられるため視認性が高まったり、文字盤に立体感と高級感を生み出していてとてもよいです。

そして、インデックス。バーインデックスの根本に丸い点が散りばめられています。これにも夜行塗料が塗布されているのだと思うのですが、経年変化した色味がなんともかっこいい。

試着もさせてもらいました。

ル・マン初試着。細腕にもバッチリ、、。

このデイトナはケース径が37mmと現行より3mm小さいサイズ感。付けてみると、かなり小ぶりで、細腕の私にはぴったり。

試着してみて、最初は人気がなかったという理由もなんとなくわかるような気がしました。サイズが小さいので、外国人の太腕には、少し物足りなかったのではないでしょうか。

この時計は、各パーツの年代の整合性も取れているということで、かなり希少価値が高く、価格はなんと1500万円オーバー。単身向けの中古マンションが買えそうな値段ですね(笑)。

ちなみに裏側に71と刻印されたブレスは、それだけで200万円くらいの値段がつくそうです。

先にも書きましたが、このお店はアメリカに独自のルートがあるそうで、定期的に仕入れに行くそうです。

ポール・ニューマンなどの販売実績もあるということで、それはアメリカのある航空会社の社長から譲ってもらったとのこと。

そういう信頼できるコレクターなどから仕入れをしているので、安心してください、ということでした。うーん、こういうお店で買いたい、、!

別店舗でビンテージロレックスを試着してみる 

後日、別の店舗でもビンテージウォッチを見に行きました。

まずはエクスプローラー Ref.1013。
文字盤の数字が丸文字になっていてかわいいですよね。昔から欲しかった時計の一つです。

ケース径は37mmと小さめ。シンプルでかっこいいです。

続いてサブマリーナー Ref.5013。経年変化でベゼルがネイビーぽく褪色していてかっこいい。

最後はGMTマスター2。セミビンテージですが、廃盤になっているカラーリングで、ベゼルも今のセラクロムではなくアルミのところがなんともいい味を出しています。赤い24時間針もかっこいい。

どれもかっこいいのですが、今一つ決め手に欠け、購入までは至りませんでした。

誕生年のモデルでケースなど付属品も揃っているものがあったりすれば、購入するかもしれませんが、この辺は出会いですね。気長に探していきたいと思います。

ビンテージという深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいている

ということで、今回はビンテージロレックスの世界をのぞいてみましたが、ニーチェの一節「深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらものぞいている」を思い出しました。

九条の大罪の中では、使い古された名言だと言われていましたが、不変的な事象をうまく言い当てた色褪せない言葉ですね。

これからのロレックスライフが、少し変わっていくかもしれない、そんなことを思う一日でした。

関連リンク

過去のロレックスマラソンは下のマガジンにまとめています。
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このnoteは世の中によくある「ロレックス購入必勝ガイド」みたいなものではなく、私の購入体験と購入するために自分なりに工夫したことを紹介しています。 かなり赤裸々に書いているので、有料noteとしています(笑)。 とはいえ「記事を読んで実際に購入できた!」という声もいただいており、それはそれでうれしく思っています。 本マガジンは1280円ですべての記事を閲覧でき、記事ごとに購入するよりお得です。 読み物として面白く、役にも立つような記事を作っていきたいと思っていますので、ぜひご購読ください。

ロレックスマラソンを始めて約3年。これまでシードゥエラー/GMTマスターⅡ/コスモグラフ デイトナ/オイスターパーペチュアルターコイズの4…

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