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バトンを渡したくなった。

小学生のころ、書道を習っていた。
村の集落センターで行われていた教室は、あまりにもフリーダムだった。

(習字の先生が推奨していたかどうかは覚えていないが)わたしたちはお手本を半紙の下に敷き、その上から透けた文字をなぞるようにして書いていた。

そして名前を書く以外にも小筆を多用していた。
その使用方法は、大筆で書き上げた文字の細かったり曲がったりしている部分を小筆で肉付けし、綺麗に整えるのだ。
ほぼ塗り絵だ。
(ちなみにこちらは我流。先生に見つかると注意された)

そんな感じで習ったけれど。
ひらがなの「ま」の丸いところは、きれいな三角にできる。「の」は右肩の部分を細くできる。

初心者よりはきっと上手く書けるはずだ。

noteの書体には、ゴシック体と明朝体がある。

初めて投稿するときにどちらにしようか、少し悩ん‥‥でない。ゴシック体一択である。
なぜなら、明朝体はオシャンティだからだ。
文才のある人が使う書体であり、わたしみたいな素人には恐れ多いのである。(※個人の見解です)

そして、明朝体を優雅に使いこなす作家さんがいる。

mashiroさんだ。(逃走中風)

彼女の書く童話や昔話は、明朝体のように柔らかで緩やかだ。
するりと読者の懐に入り、離れない。

こちらは、わたしのお気に入りの作品だ。
優しくて、温かくて、切なくて、ヒヤッとする極上の童話。

わたしのちっぽけな感想より、ぜひ作品を読んでその世界観を堪能してほしい。

そして、そんなmashiroさんからバトンをいただいた。


LaLaLaさんが企画してくださった【ペイ・フォワード】

「素敵だな」「応援したいな」と思う3人のクリエイターに感想や応援のコメントを贈る企画。

mashiroさんから受け取ったとき、とっても幸せな気持ちになったのでわたしも誰かに贈りたい。

では、3人は誰にしよう?

ぽくぽくぽくぽく‥‥ちーん💡(一休さん風)

なこりさん、関谷さん、yumiさんに決めた!

このお三方は、いずれわたしが紹介しなくても誰かからバトンを受け取るだろう。
だけど!
わたしの大好きな人たちだから、わたしが1番に紹介したいのだ。



1人目
なこりさん。

同年代の姉弟を育てているなこりさん。
わたしは勝手にnoteのママ友だと思っている。

なこりさんのnoteは日記みたいだ。
お料理のこと、お仕事のこと、家族のこと、読書記録。なこりさんの心の中を覗き見している気持ちになる。

怒って、笑って、落ち込んで、悲しんで、くるくると表情が変わる姿がとてもチャーミングだ。

作品を紹介するために、なこりさんのエッセイを読み直した。
う〜ん、どの本音も面白くて優しい。
でも、大好きなエッセイはこれ!!なこりママの愛をたっぷり感じられるのだ。

(後編もぜひ!)
最近はほんわり優しいイラストやぽかぽかする童話も描かれている。
そちらもとってもステキなので、皆さまも読んで癒されてほしい。



2人目
関谷さん。

彼女の作品は、ドライアイ気味のわたしの瞳に刺激を与えてくれる。
この作品もそう。

関谷さんの必殺技は、会話と心の声だ。
何気ない一言に胸がチクンと傷んだ。
そんなレベルじゃない。
金属スコップで穴が空きそうなくらい心をえぐる、えぐる。

過去に痛みを抱えていた人なら、彼女の気持ちが自分の気持ちになってしまう。
あの頃、かすり傷だと思っていたものは、本当は内側でじわじわと化膿しまくって、大人になってもまだ癒えていないことに気付かされる。
(でも、最後に爽やかすぎる風が吹く)

ちなみに。
爆笑エッセイもあり、そちらでは笑いすぎて泣いた。

笑いたい!!えぐられたい!!もやもやしたい!!泣きたい!!キュンキュンしたい!!

そんな人には関谷さんの記事がおすすめだ。
(オールラウンダー関谷さん)



3人目
yumiさん。

yumiさんは情景描写の魔術師だ。(大改造!劇的ビフォーアフター風)

わたしも童話や小説を書くが、情景を書くのが本当に苦手だ。【余白】という都合のいい言葉でぼんやりさせてなんとなくやり過ごしている。

yumiさんの描写力は魔法みたいだ。
なんということでしょう。
頭の中に映像が流れ込んでくるのです。

このエッセイを初めて読んだとき、わたしの脳みそは勝手に映画化してしまった。
(それも4DX!)
光や匂い、風までも感じる気がする。
タバコの煙がふわ〜っと漂ってきて、自分もその映画の中でエキストラになっているのだ。

もちのろん、内容も最高で。
感情まで身体中を巡って、エンドロールでは涙と鼻水をティッシュで何度も拭いた。

このエッセイは大好きとかのレベルではない。すでに殿堂入りしている。

そんなyumiさんが執筆した小説は、初めてとは思えないクオリティで、心の底からずるいと思った。14話の大作だが、一気に2回読んでしまった。小説にも魔法がかかっているのかもしれない。



なこりさん、関谷さん、yumiさん。
バトンを受け取ってくれてありがとうございました。感謝感激です。

渡したバトンは次の方に繋げてくれてもいいし、そのまま受け取ったままにされても大丈夫です!

今回初めて企画に挑戦し、ドキドキしたけれど、とても楽しかったです。
(先日書いたエッセイは眼科の待合室で30分くらいで書いたけれど、今回は一日中頭を使って頑張って書かせてもらいました)
(これがわたしの限界です)


LaLaLaさん、このような企画に参加させてくださり、本当にありがとうございました。



⭐️ペイ・フォワード プロジェクトに参加中 ⭐️
この企画は、受け取った応援を次の3人へつないでいく「恩送り」のバトンです。