追補 ひかりがひかる|八月の雨は、
※本作は、令和七年五月五日から令和七年七月七日にTales上で発表した小説『ひかりがひかる』の追補という位置付けですが、独立した中編小説です(約4万字)。
|あらすじ|
「私、バラバラなんだ」──八月の雨の日、小さな心理相談室を訪れた来談者はそう告げた。過去の傷から自分自身さえも失いかけている彼女と、その痛みに寄り添う心理カウンセラー。薪ストーブの火が燃える静かな部屋で、ふたりは言葉を紡ぎ、少しずつ心の欠片を拾い集めていく。しかし、癒やしの先には「いまの私が消えてしまうかもしれない」という残酷な選択が待っていた。たとえいまの記憶をすべて失ったとしても、人は運命の相手を再び見つけ出せるのか? 八月の雨と共鳴する、ふたつの命。小さな心理相談室で交わされる、雨の模様のような会話で紡がれた、ふたつの心の恋の模様の行方は……。
「読む心理療法」として設えられた、喪失と再生、そして純愛の記録。
|登場人物|
M:とまり木相談室の心理カウンセラー
A:とまり木相談室のクライエント
|本作について|
本作は『読む心理カウンセリング』です。心理療法の技法を意図的および象徴的に織り込んで『心理カウンセリングを擬似的に体験できる』ように設えてあります。
|専門用語集:反復|
心理療法で行われる傾聴のための技法の一つ。相手の言葉を反復することで、心理士側の固定観念に囚われずに相手の言葉を受け止める技法。心理療法は、傾聴に始り、傾聴に終わるとも言われている。
|読み方|
<side M.>と<side A.>はアシンメトリックなフラクタル構造を成しています。
❶→①→❷→②のように読み進めることで、二重螺旋階段を移動するような心象風景を見ることができます。完結後に読む際は、参考にしてください。
物語投稿サイトTALESにて、
今日から、連載を始めます。
ひかりがひかるで描ききれなかった
「彼女」のその後の物語です。
A
と
M
二人の声が織りなす恋の模様を
八月の雨の音に耳を澄ませながら
味わってみてください。
☂︎
筆
者
八月の雨は、〈side M.〉

八月の雨は、〈side A.〉

The twinkling of HIKARI & HIKARU
Written by U|kimiiro books
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雨宿りは、こちらから☂︎
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ご来室ください

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