Amazonプライムの『THE BOYS』に激ハマりしてしまった。
「THE BOYS」という海外ドラマにどっぷりハマってしまった。
そもそもの発端は映画「スーパーマン」を観に行って、とても面白くて、それから同じジェームズガン監督つながりで映画「スーサイドスクワッド」ドラマ「ピースメーカー」を観て、それだけじゃ飽き足りずヒーローものでなんとなく邪悪なスーパーマンみたいな評判だけ聴いていたアマゾンプライムの「THE BOYS」を観始めたら、これが面白くて面白くて止まらなくなってしまった。
ヒーローもののアベンジャーズやスーパーマン、DCシリーズのパロディがてんこ盛りで、その上にアメリカのカルチャーやコンプラや政治や芸能界をいじっていて、カウンターカルチャー!と興奮して一気にシーズン4まで観てしまった。
アメリカのコメディはニヤニヤとする事はあれど、噴き出しちゃうくらいに笑えるものがないイメージがあったものだから、単純に笑えるシーンが多かった。アメリカの笑いのレベルがあがったのか、趣味志向が私にあっていたのかわからないけど、アベンジャーズやスーパーマンという前振りがちゃんと土台にあるからかもしれないけれど。
時々、政治をいじっていたり、METOO運動やBLMをいじっていたり、オルタナ右翼みたいなジョークが出てきてはちょっと意味がわからないや、と解説を読んだりして、アメリカの今の雰囲気を少し知れた気がして、あんまり日本のSNSと芸能界の状況と変わんないのかもなぁ、と思ったり、規制がない分、グロさに容赦がなかったりして、見た目にも衝撃度が高く、登場人物で主人公とヒロインは善人であろうとしてはいるけど、あんまり感情移入出来るキャラクターがいないのに、次から次へと展開が生まれて目が離せなかった。
冒頭で主人公の恋人が音速で走るヒーローにぶつかられて、木っ端みじんに吹き飛んでしまうところで心を掴まれてしまった。ヒーローも「あ、ごめん」くらいの感じで。そいで弁護士がやってきて示談金を提示してきたりはすれど、ヒーロー自体は「こないだ間違って市民にぶつかっちゃって」くらいしか罪悪感もない。衝撃。
新人ヒーローに性接待を強要するナンバ-2らしいヒーロー。フジの新人アナとスマップ中居さんを想起するようなエピソード。
けれども、観進めていくと、噂の邪悪なスーパーマンことホームランダーが一番えげつない。飛行機をハイジャックされて助けに来たと思ったら、間違ってって操縦士を殺してしまい、保身と証拠隠滅のために泣き叫ぶ乗客337名を皆殺しにするっていう。スーパーマンがサイコパスで、主人公サイドのチームは能力者ではなく普通の人たちだから、スーパーマンに追いかけられたりするのがホラーとしてもすげえ怖い。ヒーローたちのアベンジャーズみたいなチームがあり、セブンと名乗っているのだけども、ホームランダーが強すぎて周りに怖がられていて、自分の思い通りにならないと、脅迫してくる感じがパワハラのそれと同じで最悪のキャラクターだった。しかも母乳大好きって。どんな設定なんだ。
変態描写が面白いし、容赦ない。タコとセックスしたり、どMで穴があったらなんにでもちんちん入れちゃうバットマンぽい人がいたり、ジャンキーで緊張すると、ケツの上の方から糸っぽい白っぽい液体ビシャビシャと出すスパイダーマンぽい人がいたり、分裂する能力者が分裂して肛門をなめあうムカデ人間的な自慰行為にふけっていたり、シーズン3の第5話の突然始まるミュージカルは最高だけど、第6話のヒーローガズム…。よく配信出来たもんだ。
書いてて、これBANされないだろうかと、ちょっとドキドキしているもの。
シーズン3まではすんごい面白かった。シーズン4が政治をパロディにしているけど、話が複雑なせいか、知識がないからかよくわからない部分が多く、シーズン5への前振りのようなシーズンにも感じて、少し退屈だったかも。
バットマンとスパイダーマンとムカデ人間はシーズン4に出てくるけども。ホームランダーもますますサイコパスになっていくけども。陰謀論者のヒーローがいて、女性や子供を暴力から守ろうという慈善団体を小児ポルノの温床みたいな叩き方していて痛烈ないじり方をしていたな。Colabo叩きみたいなものかな、とうっすらとしか知らない事件だけど、陰謀論者のヒーローは日本だとASKAになっちゃうのかしら、とか邪推しながら、観てしまった。
昔からよくあるメディア操作の物語だけど、最新版はSNSや配信を駆使しているのもなんだか新しかったな。ヒーローがインフルエンサーみたいだったり、逆にものすごい炎上したり。ヒーローたちがほぼほぼ承認欲求しかないっていうのが新しいのかも。ホームランダーはトランプがモデルらしいし。スピンオフの「GEN V」まで勢い観てしまい、シーズン5で完結だというから、楽しみにしている。楽しみが増えた。
