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“真夜中の停電”

突然 真っ暗な闇
枕元の間接灯は 闇を告げた。
ノイズが消え雨垂れだけが聴こえてくる。

“停電だ”

“漏電か? 停電か?”
カーテンを開ける
町は 闇
停電だ。

“いずれ 点く”

携帯の明かりを手に 家を歩く
足元の物に 躓きそうになる。
断捨離まだまだ だな。

頭の中は その時点から 詩を描いている
テーマは

“真夜中の停電”

いつの頃からか 電気を点けて寝るようになった。
真夜中 枕元に 看護師さんが立ってからは 顕著になった。

“息しなさい”って….

いきなり 真っ暗な闇夜
太古の血が騒ぐのか….

闇夜に 光る目が二つ。
猫は 驚きを隠せない 
携帯のスポットライトが 近づいてくるから…

“こんな 夜中に 遊んでくれるのか?”
に すぐに変わる。
朝に なったら….

一匹の運動会が 始まった

闇は続く…..
近隣は闇だと 携帯は教えてくれる。

“いずれ 点く”

しばらく すると 明かりが 点いた。
回り出す 換気扇
回り出す モーター コンプレッサー
動き出す ……..

それぞれが 電気を受けて仕事をしだす。
さっきまでの 静寂はどこに….
“ノイジーだな”

人は誠に 勝手である。

縄文人が 火を絶やさなかったように
枕元の明かりは 絶えない…方が良いな

そんな 中 眠りに付くと
不思議な夢を 見始める
良くある事だけど 台本のある夢
これは 夢だけど 夢じゃ無いみたいに
話を 創作していく
そのまま ドラマになるなって…

気がつくと あさぼらけ
相変わらず 運動会は 続いてる。
はよ 飯くれよと 鳴きながら…
さて
カレーを食べるか

“真夜中の停電“


ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション病棟を
振り返る朝に


眠れない日々だったなって





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