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DTM "Ebis'Trophy" for zefiro(based on Thelonious Monk"Epistrophy") by ukulele-neko sextet ※管楽器未経験者がデジタル管楽器ゼフィーロでなんちゃって管楽器奏者になってセロニアス・モンクの「エピストロフィー」を吹いてみた(誇張なしに超下手くそ)

何故ARTinoise のZefiro Proを購入したのか?

まあそういうガジェットが基本的に好きなんでしょうね、ARTinoise のZefiro Proっていう楽器?をkickstarterで申し込んで、これが先月届きました。これは電子管楽器の吹き口部分(ウィンドコントローラー)だけを独立させたような製品で、基本的にスマホのUSB-C端子にぶっ差してスマホ側に専用アプリを入れて疑似キーを押さえて吹くとスマホから音が鳴るという「楽器」です。

これがzefiro Pro本体だ!(超簡単パッケージ)

USB-C端子があってアプリが対応していてボタン表示が出来れば何でも楽器になります。私が持っている一番小さなスマホはUnihertzのJelly2ですが、画面が小さすぎてボタン表示がおかしなことになっていますが音は出ました。

Jelly2も一応楽器(?)になります

タブレットは勿論問題なく吹けますし(でもちょっと重い)、電子インク端末でも音は出ます(私が持ってるのは本体が2タッチにしか対応していないので演奏は難しそう)。MIDI出力が出来るのでブレスコントローラーとしても使えるそうです。むしろDTMとしてはそちらの使い方の方がメインなのかも知れませんが、私が買った目的は違いました。

管楽器の経験がない人で、一度思い切りトランペットとかクラリネットとか吹いてみたい願望ってありませんか?そしてアンサンブルがしてみたい。弦は弾いたことがあるけど菅は全く吹いたことのない私にはそんな願望がありました(笑)でも電子クラリネットとかそれなりの値段のするものを買っても最初だけしか吹かないと思うんですよね。それで、このオモチャみたいなやつを買ってみたわけです。1st backerで本体は39ユーロ、送料が30ユーロ(!)、意外と高い買い物でした(笑)でも吹くだけでペットの音がするんですよ(他にもトロンボーンとかフルートとか色々。でもオーボエとサックスがないのは残念)。まず楽器ってものは練習していい音が出せるようにならなきゃならないという段階をショートカットして、誰が吹いてもちゃんとした音が出る。このお手軽さは悪くないと思いました。

ただし基本はオモチャ、いろいろ制約あり

ただし制約はかなりありました。まず音域です。C6からF7までの1オクターヴ半しかありません。それから疑似ボタンが5タッチ(iPhoneに合わせたようです)で表示されるボタンも5、運指はかなり独特です。5つのボタンを駆使して出せる音域が1オクターヴ半だったんでしょうね。ちなみにkickstarterのデモ画面ではボタン数は8でした。実は隠し画面的にこの8ボタン形式を選べるようになっています。ただし、実際には音は出ません。開発中の画面が残っているだけなのか、今後のアップデートで対応するのか、その辺はよく分かりませんが、今は5ボタン形式でしか演奏は出来ません。

8ボタンスタイルに出来ますが音は出ません

スマホの疑似キーにタッチして音を出すわけですから速い曲は演奏できないでしょう(不器用な私はそれ以前の問題でしたが)。この5ボタン以外にキーボードの画面もあってこちらは和音も演奏できてまるでピアニカですが、それは私の中では違うんですよね。だって、管楽器が吹きたいわけです。

結構深刻なバグもある(多分アプリの問題)

さらに致命的な欠陥が二つあります。一つはスマホのボタンが反応しなくなって音が出せなくなることがあるということ(押さえていると認識されて白く反転する筈なのですが反転しない)。息を吹き込むセンサーは反応しているので、スマホというかアプリの問題だと思います。処理が間に合っていないのかな。もう一つは何かの拍子に直前に出したノートが残って、ボタンを押していないのに鳴る。何かボタンを押すとその音と一緒に二重に鳴ることがあるということです。これ、最初は何かのエフェクトかと思ったんですが、何がきっかけでこうなるのかが分からない。

ボタンが無反応になる方は、とりあえず常に何かのキーを押して反転させた状態を維持し続ければ回避できるみたいなのですが(指だけ押さえて吹かなければ音は出ない)、音が二重に鳴る方はその鳴っている音のフォームを指で押さえないと消えません。本当に致命的です。これもアプリの問題だと思うんですよね。是非対処してもらいたい。

でも管楽器への憧れは隠せない、モンクの曲が演やりたい!

実は管楽器吹きたい病が高じて、一曲作っていたんです。作ったというか、原曲はセロニアス・モンクの「エピストロフィー」(超難曲です)なんですが、これをものすごく簡単にゆっくり吹けるように編曲したバックトラックをStudio oneで作ったんですよ。一応は憧れのモンクと共演ってわけです(笑)自分が吹くって分かっていますから本当に簡単にして(音域もC6からE7までに収めました)、リフレインはなし、ピアノは全然モンクっぽくはなくてイントロもめちゃくちゃ、最後はロックンロールになってしまうというおバカな編曲、題して「恵比須トロフィー」

ぶきっちょさんには意外と難しい、多分スケール練習とかも必要、本気で演るならメトロノームも

ところが自分の不器用さを甘く見ていました。何十年ぶりかでパート譜をさらってみましたが、これが全然吹けない。独自運指だってことを考えても難しすぎる、楽譜は読めても指が動かない。おまけに自分で作ったのにブレスのことを考えていなくてずっと吹きっぱなし。それに追い打ちを掛けるようにアプリに不具合があるんですからね。使用したスマホは前に使っていたAsusのZenfone9、これが手持ちの中では一番タッチ感度が良くてボタンの間隔も押しやすかった(現行機はAquos sense 8なんですが、機種によってボタンの位置が微妙に違ったりするんですよ)のでzefiro専用機になりました。下手くそなのはZenfone9のせいじゃありません、久しぶりに使ってみたらまだまだ現役で行けるいいスマホでした(笑)

zenfone9+zefiro

とりあえず4日練習してみましたが、なんと唇も腫れてくるし(やっぱり管楽器なんですよ)よだれを拭くのも大変だし、これは絶対に吹けるようにはならないと思いました。でもせっかく作ったバックトラックなので、簡単なzefiroのパートをさらに簡単に変えて、それでも失敗しまくりの動画を上げてみます。これ、スマホ(Aquosの方)でちゃんと演奏中の動画を撮った筈だったのに画面が真っ黒で音しか取れてなかったんですよ(ファイルサイズは10ギガ超えてるのに)。動画は10テイクくらい続けて撮って全部真っ黒、もう吹きたくないので適当な画像でお茶を濁しています。

"Ebis'Trophy" for zefiro(based on Thelonious
Monk"Epistrophy")
by ukulele-neko sextet(zefiro solo by ukulele-neko)

やっぱりバグは直してもらいたい

zefiroは日本でも9月頃発売されるみたいですが(結局kickstarterと値段は大して変わりません、ちょっと悔しい)、検索してもバグの報告がないので、この5ボタンスタイルはkickstarter組は誰もやってないのかも知れません(iPhoneだと問題ないのかも)。そもそも管楽器なりきりプレーヤーになってみたいなんて動機で買う人はいないのかも知れませんが。ARTinoiseさん、アプリのバグは直してね。


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