採って逃したら最悪罰金!アメリカザリガニ
5月12日は、ザリガニの日
本日は5月12日『ザリガニの日』です。1927(昭和2年)年5月12日、食用蛙(ウシガエル)の餌としてアメリカからアメリカザリガニが初めて神奈川県に持ち込まれました。よって記念日に制定されています。


記念日とかいる?というツッコミはさておき、子供の頃は近所の堀でアホほどアメリカザリガニを釣ったものです。しかし、いまや大問題の外来生物となっています。
アメリカザリガニは、条件付特定外来生物
『侵略!外来いきもの図鑑 もてあそばれた者たちの逆襲』という本を出したことがキッカケで、環境省のアメリカザリガニのイラスト仕事をすることになったので、一連の画像を全部貼ります。
先に、要点をまとめると、
🦞アメリカザリガニは条件付特定外来生物。
🦞野外に放したり、逃がしたりすると、3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科される可能性あり。
🦞そこら辺の池にいる地味なやつはニホンザリガニとよく勘違いされるけど、アメザリの幼体。
🦞罠などで継続的に駆除して低密度化すれば在来種が戻ってくる
🦞とにかく採ったら逃すな



そこら辺にいるのはほぼ100%アメリカザリガニ
こちら、私が管理をお手伝いしているビオトープで捕獲したアメリカザリガニです。

アメリカザリガニといえば、こういう赤くて立派なやつをイメージしがちですが、

この小さくて、地味なやつもアメリカザリガニです。なぜか、ニホンザリガニと勘違いされることが多いですが、ニホンザリガニは東方地方以北の山奥の沢などの綺麗な清涼な環境にしかいない生物なので、そこら辺の池とか堀とかバッチい水の中には絶対いません。


ニホンザリガニ見つけた!と、他の水域に拡散させたら下手すりゃ罰金300万です。絶対にやめましょう。
アメリカザリガニの捕獲は罠が有効
アメリカザリガニを定期的に捕獲し、密度を下げていけば在来の生物が戻ってきます。しかし、いちいち釣ってると埒が開きません。捕獲にはカニカゴなどの罠が有効です。ただ、都道府県によって使用できるかどうか決まりがあるらしいので、検索してからにしましょう。


ちなみに、管理を手伝っているビオトープの罠の状況です。


メッチャ採れます。非常に規模が小さい池ですが、去年の夏から2つの罠で、かるく200匹は採れています。彼らはモリモリと共食いをするので、採れたものは、潰して罠の餌袋に入れると、次が採れます。この永久機関が止まった時が根絶が完了した時です。残りはカメの餌にしたり、肥料にしたりします。
残酷なようですが、彼らが生態系に及ぼす影響は非常に大きく、このまま見逃すと在来の生きものが住めない環境を広げてしまいます。
【入れない!捨てない!拡げない!#アメリカザリガニ 第2弾】
— 環境省 (@Kankyo_Jpn) March 25, 2021
衝撃!アメザリ・ビフォーアフター!水草、全部切る!?希少種食べる!?
水鳥まで池に来なくなるカモ!?水辺の環境を改変する特定外来生物級の被害をイラストで解説!https://t.co/YeRfJiLiAd#アメザリ#ザリガニ pic.twitter.com/1fbnZ7vFKT


ザリガニを放たれて悲惨なことになってしまった。ビオトープの例がこちらです。
劇的ビフォアアフター。ザリガニ放されてビオトープが壊滅した青山タワマン現地を見てきました。左2022右2025。 pic.twitter.com/nZEqDa3hTa
— ゲンゴロウ飼育ブログ🗯 (@gengo6com) May 13, 2025
暖かくなり、いよいよザリガニ採りのシーズン到来ですが、条件付特定外来生物にしているされているので、その扱いには非常に気をつけてください。下手すりゃ罰金です。
それでは、読んでいただきありがとうございました。外来生物に関してもっと、知りたいという方はこちらの本をお読みください。漫画とイラスト満載で、本を読む気力がない時でも、ヌルヌルダラダラと知識が入ってきます。

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