ときめくコスメに出会えなくなったのは、私が変わったから?
ときめくコスメに出会えなくなったのか。
それとも、私がコスメにときめかなくなったのか。
その答えは、まだわからない。
昔は本当にコスメが好きだった。
コスメオタクとまではいかなくても、アイシャドウもリップもネイルも、顔はひとつしかないのにたくさん集めていた。
ホリデーシーズンが近づくと、どこのコフレを買おうかと胸を躍らせていたものだ。
でも、いつからだろう。
コスメに“ときめき”を感じなくなってしまった。
嫌いになったわけではない。
今でもコスメ雑誌は読むし、SNSでバズっている新作もチェックしている。
それでも、「これ欲しい!」と心が躍るような出会いが、最近は不思議となくなった気がする。
ときめきを失った理由、たぶん二つ。
ひとつ目は、「今あるコスメを大切にしよう」という気持ちに変わったから。
たくさんアイシャドウを持っていた頃は、毎日どれを使うか悩むのも楽しかった。
でも、いつの間にかその選ぶ時間が負担になってしまい、自然とお気に入りだけを使うようになった。
そして思った。「じゃあ一軍以外は手放そう」と。
断捨離をした直後は少し物足りなさもあったけれど、結局少数精鋭が自分にはちょうど良かったのかもしれない。
ふたつ目は、「自分のパーソナルカラーに合うコスメが見つからない」こと。
まったく無いわけではないけれど、「おすすめ」と言われてもピンと来ない。
私は1stクールウィンター、2ndクールサマーのドブルベ。
ただし一般的なブルベ像とは少し違って、いわゆる黄み肌ブルベタイプだと思う。
クールウィンター向けのアイシャドウは、パレットで見ると結構派手な色が多い。
パープル系が似合うのはわかっているけれど、デパコスで買う勇気が出ない。
かといってプチプラでは心が動かない。
最近のトレンドはイエベ寄りやくすみ系の色味が多く、艶と青みが得意でくすみを避けたい自分には、なかなか「これ!」と思えるパレットがないのだ。
唯一、Diorのホリデーコフレのサンクには久々に心惹かれた。
でも以前買ったDiorのアイシャドウの粉質が合わず、使わなくなってしまったことがあり、思ったほど手が伸びない。栄一が飛んでいくと考えるとそれも躊躇する原因かもしれない。
いろいろ書いてきたけれど、結局のところ、私はただときめきが欲しいだけなのかもしれない。新しいコスメと出会ったときの、あの高揚感。あの瞬間を、もう一度取り戻したい。
その日がいつになるのかはわからないけれど、
また心が躍るような出会いがあると信じたい。
