#23 三里塚の眺め方
1月末以来のnoteです。
今回は、年始に他のSNSでつぶやき、noteでは下書きのままほったらかしになっていた「昨年末から感じつつある今までとは異なる感覚」について書きます。
年末時点からしばらく経っているため、少し変化しているかもしれませんが、今の時点で捉えている感覚を書いてみます。
シンプルな話ではあるのですが、とても微妙な感覚で、説明したとて些末なことかもしれません。
三里塚という土地の眺め方、とでも言いますか。
以前の私は、羊のフィルターを通して三里塚を見てきました。
羊のフィルターとは、つまり御料牧場の内側からの視点です。
一方、現在の私は、三里塚教会の歴史を軸にして三里塚を見ています。
同教会も御料地内に立地してきたことから、御料牧場の内側からの眺めとさほど変わらないのでは、というのが以前の私の想定でした。
ところが、調査を進めていくうち、教会から見える眺めが、御料牧場の内側からの眺めとはかなり異なっていることに気づきました。
もちろん、羊のフィルターを通すことで見えなくなっていたことはたくさんあったのですが、視点を変えて見えるようになったことに気づいただけでなく、見えていても繋がりを感じられなかったことに確かな繋がりを覚えるようになってきたのです。
そうした繋がりが何を意味するのか。
適切に表す言葉はまだ見つけられていません。
精神的な繋がりであることは間違いありません。
その言葉が見つかったとき、新しい物語が始まると思います。
それまでは、ひたすら人に会って話を聞き、書物に耳を傾け続けます。
楽しくも、果てしない旅です。
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さて、直近のイベントのお知らせと、今後のことでの業務連絡的なものを書こうと思います。
直近のイベントは、4月4日(土)ジンギスカンマルシェ@三里塚さくらの丘、です。
https://www.hitsuji-marche.com/
昨年もこの時期に開催されたイベントですが、今年も運営者の方々からのお誘いで小さなブースを持たせていただきます。
一応、数冊ですが『羊と日本人』(彩流社)も持参する予定です。
展示のメインとしては、最近入手した『下総御料牧場写真帖』(拡大コピー)の解説を予定しています。
明治44年発行の写真帖で、大部分は絵葉書にもなっている家畜の写真ですが、中には三里塚の町並みや軽便鉄道三里塚駅の駅前風景、鉄道連隊兵舎の写真もあります。
この写真帖が発行された背景について、宮内庁所蔵文書を根拠に説明していこうと思います。
そのほか、昨年もお配りしたような小さなしおりを配布する予定です。
こちらには、4月から活動を開始する下総御料牧場研究会についてご案内を記載します。
乞うご期待!
続いて、今後のことで業務連絡ですが、実は諸事情あって3月末でフリーランスとして続けてきた翻訳業を廃業します。
ライティングと合わせて二本柱の収入源だったのですが、熟考の末、昨年末に決意しました。
理由は様々あり、ここでは説明しませんが、とても大きな決断になりました。
何より翻訳業がなくなった状態では実質的にフリーランスとして続けていくことができません。
そこで、平日勤務の仕事を始めることにしました。
メディアに近い内容の仕事で、期限付きの契約であり、将来的にはフリーランスに戻る計画ですが、平日昼間の活動がほぼできなくなることから大きな変化になります。
しかし、非常にやりがいがあり、自分としても楽しみな部分が多いため、大きな覚悟を持って臨もうとしています。
そして、新しい仕事をやりながら、三里塚教会に関する調査や、ほかにもやるべきことを続けていく考えです。
もちろん、始めてみなければ分からないところはあります。
でも、足を止めない覚悟があればこそ、新しい体制に臨もうとしているのです。
前に進ませてくれるすべての人に感謝しつつ、自分にできることをやっていこうと思います。
というわけで、今後も温かく見守っていただけましたら嬉しいです。
4月4日はぜひ三里塚さくらの丘へお越しください!
<おわり>
