投資#261 既知と思っている中にもいくらでも未知は隠れている
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書籍の情報
タイトル:移動時間が好きだ
著者:Pha
発行所:株式会社幻冬舎
発行日:平成29年3月
書籍の抜粋
(前略)
何かアイデアに詰まったときにも歩く。
腕を組んで机に向かって考えていても解決策が見えなかったようなことでも、なんとなく歩きながらぼんやりと考えていると固まってほどけなくなった思考のもつれが歩くことによる振動でだんだんとゆるんでくるのか、もつれをほぐすきっかけの糸口が見えてきたりする。洗濯機の渦の中に放り込まれる糸くずが自然にまとまって塊になるように、歩行で脳を揺さぶっているうちに漠然とあちこちに浮かんでいたアイデアの断片がだんだんと集合して形を成してくる。
京都に「哲学の道」という小さな川沿いの雰囲気のよい道があるのだけれど、その道の名前の由来は哲学者の西田幾多郎らが考えごとをするときによくその道を歩きながら考えていたかららしい。
歩くことには何か考えを促進するものがあるのだろう。僕はじっとしているときよりもなんとなく歩いているときや風呂に入っているときに良いアイデアを思いつくことが多い。体が止まった状態で考えるよりも体を動かして意識的に流れを作ってやったほうがポッと良い発想が湧いてくる。
(中略)
「散歩が好き」と言うとそれだけであまりにも退屈そうな趣味のように思われるのか、「近所にいい散歩コースでもあるんですか」などと聞かれたりするけれど、別にそんなものはなくて家の近くの普通の住宅地をただ歩いているだけだ。
でも、結構どんな道でも歩いていると楽しいものだし、歩くたびになんらかの発見がある。
古い家、新しい家、道端の鉢植えの花、崩れ落ちそうなアパート、工事中の新築の家がだんだんできていく様子、古びた中華料理屋、夜中にそびえたつ中学校の校舎、自動販売機のボタンが一定の法則で点滅するところ、犬の散歩をする人、道を横切る猫、警官に問い詰められている人、電動自転車に乗る人、など、見知った道でも時間帯や季節や自分の精神状態によって見えるものは毎回変わる。
人間の視野は意外と狭くて、わりといろいろなものを見落としながら生きている。何年も済んでいる場所でも、普段入らない路地になんとなく入るとこんな場所があったのかと気づきがあったりする。
普段立ち止まらない場所で立ち止まってみたり、普段見上げないところで上を見上げてみたりするだけで新しい世界が見えてくるので楽しい。
近所を歩くだけでいろんな気づきがあるということを普段から感じていると、「新しいものを見たいとしても別に遠くに行く必要はない」とよく思う。
遠くまで海外旅行をしたとしても、物を見る視点に新しさがなければガイドブックに載っている情報をなぞるだけで何も新しい気づきをえずに終わるだろう。
逆に、細かい場所に面白さや新しさを見出せる視点さえあれば、家の近くを散歩していているだけでも毎日新たな発見がある。既知と思っている中にもいくらでも未知は隠れているものだ。
感想
抜粋した理由
京都に「哲学の道」という小さな川沿いの雰囲気のよい道があるのだけれど、その道の名前の由来は哲学者の西田幾多郎らが考えごとをするときによくその道を歩きながら考えていたかららしい。
昔の人はここを歩いて
どう感じて何を考えて
いたのだろうと、
想いを馳せて、
この春、哲学の道を
歩きました。
観光客が多いので、
(わたしもその一人)
ここに旅行に来た
外国人観光客は
何を感じるのだろうと
思いました。
そんなことを
思い出したので、
抜粋してみました。
このときは昔の人に
想いを馳せて・・・
というのは難しかったです。
本文
―――1―――
歩くことには何か考えを促進するものがあるのだろう。僕はじっとしているときよりもなんとなく歩いているときや風呂に入っているときに良いアイデアを思いつくことが多い。
よく言われている
ことだとは思いますが、
散歩したり、
風呂に入ったり、
リラックしたりしている
ときにアイデアは浮かび
やすいのですよね。
会社に行って
仕事をするメリットは、
対面で話すとアイデアが
出やすい
会社内を歩いて回る
ことができる
でしょうか。
この時期は暑いですからね。
在宅勤務して、近所を散歩
しながら仕事のことを
考えていました。
なんてのは、通用しない気が
しますので(笑)
出社して、会社内を散歩
するのはおとがめなしです。
―――2―――
でも、結構どんな道でも歩いていると楽しいものだし、歩くたびになんらかの発見がある。
こういう観察眼を
磨きたいと思います。
見知った道でも時間帯や季節や自分の精神状態によって見えるものは毎回変わる。
とあり、確かに
見えるものが
違う気がします。
また、同じ道を
いつもとは反対方向から
歩いてみるのも
おすすめです。
いつもは南から北へと
歩いている道を
北から南へと歩くと
見え方が変わります。
この建物は、見え方が
一番変わるなとか、
こんな建物があったか
と見落としに気づく
こともあります。
ほとんど何も見ずに
生きていることが
よくわかりました(笑)
―――3―――
逆に、細かい場所に面白さや新しさを見出せる視点さえあれば、家の近くを散歩していているだけでも毎日新たな発見がある。既知と思っている中にもいくらでも未知は隠れているものだ。
始めていく外国などは
ガイドブックに沿って
定番を体験するのも
ありかもしれません。
もし余裕があれば、
おなじところもう一度、
二度訪ねて、
2回目以降は、
細かい場所に面白さや
新しさを見出せる視点
を持ち合わせて、
旅行できると楽しそうです。
同じところ行くぐらいならば、
違うところへ行きたい
という方が多いかも。。。
でも、私は、
既知と思っている中から
未知を探し出すのが
好きですね。
まとめ
既知と思っている中にもいくらでも未知は隠れている
