6月は危険な季節…「うみ」のうっ滞は梅雨とともにT_T
今年も6月がやってまいりました。
6月は「うみ」にとって危険な季節。
「うみ」が生まれてから今年で5回目の6月。
昨年までの4回の6月すべてで起こったヤバいできごとのお話。
なぜか必ずなるThe「うっ滞」
それは「うっ滞」です。
「うっ滞」とはうさぎの便秘のような状態。
まぁ「うっ滞」というより胃腸の機能不全のようなもの。
人間の便秘なら、まぁ気持ち悪いしもちろんいい状態ではないけれども、それほどめちゃくちゃ大ごとに繋がる状態とは認識されていないと思うんだけれども、うさぎの場合は最悪命に関わる事態に発展するかもしれないから大変。
なんでもうさぎは、口からなにかを入れていないと腸が動かないという身体の仕組みになっているそうで、「うっ滞」が起こることでうんちがちゃんと出なくなって、また腸内に発酵状態や胃の中に膨満状態が発生すると、ご飯が食べられなくなって、その上でさらに腸が動かなくなって…という悪循環に、超めちゃくちゃ簡単に陥っていくという…なんなんその不便な身体の仕組みは!?…と思うけれど、まぁそういうことのようです。
で、「うみ」の場合どうなるかと言うと、まず、
「あれ? 今日は牧草の減りが良くないな?」
という現象を感じ取ります。
これは特に朝にチェックすることが多いんですが、昨夜あげた牧草が翌朝までにどのくらい減っているかは「うみ」の体調を測るバロメーター。
これがあまり減っていないと、
「あれ? ひょっとして具合悪い?」
なんてことがすぐに頭をよぎります。
そして次にうんちの状態。
通常サイズ(6mmから7mmくらいが標準ですかねぇ)で、ちゃんと丸くて、あまり水分が多すぎないようなうんちなら心配ないんですが、サイズにバラつきが見られたり、水分量がとても多そうなうんちが転がっていたらちょっと心配します。
3mm大くらいの小さなうんちを見つけたらほぼ確定ですねぇ。
するとその後のペレットを食べる勢いに影響が出ます。
「うみ」はどうやらペレットが大好きで、通常ハイペットさんの「うさぎのきわみ」「チモシーのきわみ」そして一般社団法人うさぎの環境エンリッチメント協会さんの「コンプリート1.0」を混合したものをあげてるんですが、普段超ガツガツ食べるこれが、食べ残したり、スンとして食べなかったりしたらもうほぼほぼ赤信号です。
その時点で「うみ」はもうだいぶ食欲を失っているし、おそらく胃のムカムカやお腹の気持ち悪さを感じているものと思います。

なんで毎年6月なのか?
これは正直分かりません。
当初は、春までの比較的湿度の低い状態から急に高湿度な状態になる環境の変化に「うみ」がうまく対応できていないのかもしれないなどと思っていたのですが、おばぁが普段おつきあいさせていただいている他のうさぎ飼いのみなさんの話によれば、それぞれのうさぎによって、病気になりやすい月というのがサイクル的にあるという話もあって(例えばうちの子は年末になると必ず体調を崩すとか)、どうやらみんながみんな6月ということでもなく、むしろうさぎによって、苦手とする時期が決まってあるという感じのようです。
つまりそれって遺伝みたいなものなのかも?
ある一族の子は寒さに弱くて、ある一族の子は暑さに弱くて、ある一族の子は湿気に弱くて…みたいな。
つまり、例えば「うみ」の場合、そのお母さんも6月に弱かったかもしれないという可能性があるのかも、なんて…まぁ確認しようもないんですが…思ったりもしました。
確かにこういうことって人間にもありますもんね。
ある人は寒さに強い、ある人は暑さに強い、ある人は辛さに強い、ある人はストレスに強い…みたいな。
いずれにしても「うみ」が生まれてからすべての年で6月に「うっ滞」になっている以上、「うみ」にとって6月が鬼門であることは間違いがないと思ってます。
「うっ滞」の治療方法
毎回、重篤化する前にお医者さんに連れて行ってしまうので、原則として軽症な状態での対応になるんですが、まず、お医者さんでは問診の後レントゲンを撮って内臓の状態を確認します。
これはちゃんとお医者さんに確認した話ではないんですが、お医者さんの説明から察するところ、
・胃が膨らんでいる
・胃に泡のような影が見える
・盲腸が膨らんでいる
・盲腸に泡のような影が見える
・腸管にあるうんちが少ない
・腸管にあるうんちの大きさが小さいまたはサイズにばらつきがある、または極端に少ない
…というような状態が見られると胃腸不全または「うっ滞」と診断するようで、重篤な場合は手術なんていうこともあるようですが、「うみ」の場合はこれまで、
・抗生物質
・消泡剤
・胃腸薬
・強制給餌用のごはん
を処方いただくということです。

この後がなかなかたいへん…まずは投薬がたいへん
さて病院で診察と処方を受けてからが実は本番です。
まず薬をあげるのに一苦労…いや、さすがにもう今はだいぶ慣れましたけど、最初は超大変でした。
薬は基本的に液体なんですが、それをペロペロなめてくれるなんてことはありません。なのでシリンジを使ってあげます。
シリンジもおとなしく咥えてくれるなんていうことは絶対にないので、まずは「うみ」を保定しなければならない。
ホントこれが最初は大変で、「うみ」は弱っているから動きも鈍くなっているにも関わらず全力で逃げたりしますし抵抗もします(まぁ身の危険を感じるんでしょうなぁ)。しかもそこで無理をすると病状を悪化させたり、最悪骨折なんていうことにもつながりかねないので(うさぎの骨って、そのすごい筋力に見合わず、中が中空で軽くできてるから簡単に折れるんだそうです)、だいぶ気を遣ってタオルで包んで固定します。
このやり方はお医者さんで教わった通りやっていたんですが、どうも自分は鈍臭いのかなかなかうまくいかず、そこでおばぁが考え出したのが段ボール箱に入れちゃえ作戦。
タオルで包んだら、やはりタオルを敷いてクッション性を厚くした小さい段ボールに入れちゃう。すると、前にも後ろにも横にも壁がある状態になるのでけっこうあきらめてくれますw
それに直接つかんだりもせずに済むので、事故が起こる可能性もだいぶ少なくできると考えます。

で、おじぃが保定している間におばぁがお薬注入。
しかしこれがまた飲まない!…ペッと吐き出したりします。
特に抗生物質は苦いらしく、だいぶ抵抗します(そういえば薬はまだなめたことないなぁ…今度味見してみよう)。
なので、さっきの段ボールを少し傾けて、液体が喉の奥に流れ込むようにしたりもして…そして少しずつ少しずつ何回にも分けて注入して、3種類の薬をあげた時点で人間側もヘトヘトになったりしたものです。
うさぎによっては薬をペロペロと自分からなめちゃう子もいると聞くので、そういう子は本当にうらやましいですなぁ…。
さらに強制給餌がたいへん
続いて強制給餌。
これは牧草を主原料として栄養素を強化したような粉状のものを、水で練って緩めのペーストにし、それを太めのシリンジに入れて食べてもらうというもの。
これも薬に引き続いてやるんですが「うみ」はこれも大嫌いのようで全力抵抗します。しかも薬のようにサラサラとした液体ではなくペーストなのでなかなか入っていかない。
正直かなりムリヤリ食べてもらっている感は否めないのでだいぶ心も痛むんですが、なにせ食べないと腸も動かないといううさぎの特性を考えれば、なんとしても食べてもらう必要があるという感じで、ここは自分もグッと堪えて頑張るという感じです。
そうそう、うっ滞になると水も飲まなくなるので、この時に水分も補給するという意味合いもあります。

とはいえ普通に食べてもらうのがいちばん…ということで
ということを、最低でも1週間程度の間毎朝毎晩やっていくんですが、並行して、やはり自力で食べてもらえるようにいろいろとやってみます。
まず、通常の食事はいつも通りあげます。
とは言えまぁ絶対食べませんけどね;;;
そもそも胃腸のどちらかに不調があるので(場合によっては痛いこともあるようです)、食欲そのものが起きない状態ですね。
なので、少しでも食欲がわいてくれるようにと、こんなことをしてみます。
題して「お誕生日プレート作戦」。
「お誕生日」と言えばご馳走ですね。
それも自分の好きなものを、そして普段はちょっとしか食べられないものを、ちょっと多めに食べられたりとかしますよね。
ということでこの場合も、「うみ」の好きなものをこれでもかと、「うみ」が寝ているかまくらorちぐらの前に並べまくります。
具体的には、
・乾燥キャベツ
・生牧草各種
・生野菜各種
・エクストレベル・アルファリーフ
等など。
「乾燥キャベツ」なんていつもなら1日1回ちょっとしかもらえないし、生牧草や生野菜だって1日1回2種類程度もらえればいい感じ。「エクストレベル・アルファリーフ(エクストレベル社が出しているファルファルファの葉を細かくしたもの)」に至っては、普段はまったくあげません。
それらをこれでもかと目の前に置く。
すると不意にどれかを食べる気になって、そこからだんだん食欲を取り戻していくという感じです。

みなさんも病気の時だけメロンが出てきたりしませんでした?…え? そんなことない? てかメロンくらいじゃ喜ばない?…おじぃはやっぱりだいぶ古いですかねぇ。
ポイントは好きなものをしっかり把握していること
とにかくここの方法のポイントは、「うみ」が本当に好きなものを置くこと。
本当に好きなものでなければ、食欲がない時に食べる気にならないでしょうから、とにかくそれが一番大切です。
つまり、普段からいろいろなものをあげてみて、うさぎが好きなものをちゃんと把握しておくことが大切だということ。
これね…今もう5年目なので(4歳数ヶ月)、「うみ」の好みはだいたいちゃんと把握できていると思いますけど、まぁ最初の頃は分からなくて大変でした。
特に、1歳になって割とすぐにやった避妊手術からの復活期と、その後の6月にあったけっこう重いうっ滞。
今なら「これとこれをあげておけばどれかは食べるだろう」と予想できますが、当時はちゃんと分かっていないから右往左往。
これなら食べるの? 食べないの? じゃあこれは? こっちはどお?…的に、本当にいろいろあげてみたものでした。
ですからみなさん、ぜひ普段からいろいろなものあげてみて、うさぎの反応をちゃんと覚えておくようにしましょう。
それも、こういう時には「まぁまぁ好き」よりも「マジで好き」なものが絶対に効きます。だから、そういうものが見つかるまで、いろいろ試してみること。それも、小さいうちから試しておくことをお勧めします(大きくなってからだとだんだん許容範囲も狭くなるように感じるので)。
ということで戦いは1週間くらいが普通
というようなことがまぁ…1週間くらいつづくと考えるといいかと思います(もちろん個体差はあるかと思いますが)。
「うみ」の場合、3日目か4日目くらいには、大好きなものをちょっと食べたりするようになります。
そしてそれが翌日にはだんだん量が増えていって、6日目〜7日目くらいには、それまでまったく食べなかった通常の牧草を食べたり、ペレットを食べたりするようになる。
そしてちょうどこの頃に薬が切れて、お医者さんにその状況をメールで報告したら、後は通常の食事でよりちゃんとした状態に回復させていくという感じです。
もっとも、1週間が経つ頃には人間側もへっとへとですけどねぇ…。
恒例うさぎの飼い主さんとか、こういう状態をずっとつづけているのかと思うと、本当にすごいなと尊敬しきりです。
ということで毎年6月が鬼門になる「うみ」のうっ滞のお話。
今年は無事に過ぎ去ってほしいなと願うばかりですが、とにかくこの季節は特に、余計な刺激を与えないように、環境の状態にも気をつけつつ過ごしていきたいと思います。
みなさまも是非お気をつけて。
また、うさぎの異変には早めの対処を。
「うみ」がうっ滞の時は、さすがに治療が優先なのであまり動画を撮ってないのでYouTubeにも上がってません。
唯一近い状態が見られるのはこちら。避妊手術後の食欲不振から復活していく過程が記録されてます。
・うさぎの避妊手術レポ2022年版-後編 強制給餌からの復活 [60]
[ 2025年9月3日追記 ]
今年も8月が終わって、6月頃から始まる「うみ」の体調下降要注意期を無事元気で過ごすことができました。
なんと言っても元気が一番<猪木さんかいっw
まずは無事乗り切ってくれた「うみ」に感謝しつつ、とはいえまだまだ暑いので、この後も気を抜かずに過ごしていこうと思います。
ホント…うさぎ飼いって、毎日いろいろ心配ばっかしてますよねぇ…ひょっとしてそれってうちだけ???
うさぎのうみちゃんねる
・YouTube
https://www.youtube.com/@umiusagi_ch
★通常動画+おばぁが爆裂のライブ配信も!
時にはゲストをお迎えしてのコラボもやってます!
★メンバーシップもスタートしました!
是非ご覧ください!
・X(旧Twitter)
https://twitter.com/umiusagi_ch
・InstagramやFacebook、MIXI2もやっています。
「うさぎのうみちゃんねる」で検索ください。
この記事への質問や「こんなことがもっと知りたい」等などリクエストも大歓迎です。是非コメントでお教えください。
また、よろしければ「うさぎのうみちゃんねる」へのフォローやチップも大喜びします。よろしくお願いします。
頂戴したチップは「うみ」の牧草やおやつ代として使わせていただきます。
どうぞご支援よろしくお願い申し上げます。
※現在アプリからはチップを送ることができません(2025年2月現在)。
お手数ですがブラウザからログインしてお送りいただければと思います。
いいなと思ったら応援しよう!
頂戴したチップは「うみ」の牧草やおやつ代として使わせていただきます。
どうぞご支援よろしくお願い申し上げます。