タイシン工業で、マネージャー育成プロジェクトを始めた理由
おはようございます。空手家社長こと、株式会社タイシン工業、合同会社T.S.T代表をしている櫻田です。
タイシン工業では、マネージャー育成プロジェクトをスタートしました。
これは、新しい制度をつくりたかったからでも、
管理職を増やしたかったからでもありません。
これまで私自身が見て見ぬふりをしてきた
組織の水質とようやく正面から向き合い始めた、というのが正直なところです。
本編の前によろしければ私のYouTubeチャンネルも是非ご注目ください。
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これまでのタイシン工業には管理職はいました。
ただ、マネジメントはほとんど存在していなかったと思います。
管理職がやっていたマネジメントは感覚や経験。勢いだけでした。
私自身もいままでは全員をマネジメントをしてきました。
でも人が増え、役割が分かれ、組織として動くフェーズに入ったとき、
そのやり方は限界を迎えていました。
そしてその原因は、私がきちんとマネジメントを学んでこなかったこと
ここに尽きます。
当時を思い返すと、現場にはこんな空気がありました。
・悪口や愚痴が多い
・足を引っ張りあってる
・どこか張りつめた空気がある
これは、誰か一人の問題ではありません。
人の能力の問題でも、やる気の問題でもない。
水質が悪くなっていた
それだけだったと思います。
そしてその水質をつくっていたのは、現場ではなく、マネジメントを設計してこなかった私でした。
偉そうにブログやyoutubeでマネジメントについて語っていた私ですが自分自身がマネージャーをマネジメントできていませんでした。
プロジェクトを始めるにあたって、最初にやったのは指示の出し方や、叱り方を教えることではありません。
まず取り組んだのは、
メンバー一人ひとりの上質世界を知ることでした。
その人は、どの欲求が強いのか。
何を大切にしているのか。
どんな関係性の中で力を発揮するのか。
やり方の前に、前提をそろえる必要があると考えました。
今回のプロジェクトでは、
3名のマネージャー候補がいます。
ここで大事なのは、3人とも特性がまったく違うという点です。
・得意なことも違う
・苦手なことも違う
・引っかかるポイントも違う
同じ言葉をかけても、同じ関わり方をしても、受け取り方も、行動の変化もまったく違います。
以前の私なら、
同じ基準
同じ言葉
同じやり方
で育てようとしていたと思います。
でも今は3人それぞれに対して私の関わり方そのものを変えています。
ある人には、一歩引いて任せることが必要。
ある人には、安心して考えられる時間をつくることが必要。
ある人には、行動を具体化するための問いが必要。
正解のマネジメントが一つではない、
ということを、私自身が一番学んでいます。
マネージャー候補の3人は、いまマネジメントの技術を学び始めています。
正直これは簡単ではありません。
これまでの成功体験と、新しい考え方がぶつかる場面もあります。
それでも、「どう指示するか」ではなく「どう関わるか」を考え始めている。
この変化は、このプロジェクトにとって、とても大きな意味があると感じています。
この取り組みで目指しているのは、完璧なマネージャーをつくることではありません。
・感覚や年功ではなく、行動で選ぶ
・人格ではなく、行動を見る
・人が育つ組織の型をつくる
そのための試行錯誤のプロセスです。
私自身も学びながら、迷いながら、関わり方を修正しています。
マネジメントは、特別な才能ではありません。
学べる技術であり、設計できるものです。
そして、組織の水質は意図して整えなければ、必ず濁ります。
このブログでは成功談だけでなく、うまくいっていない部分や迷いも含めて、このプロジェクトの過程を共有していきます。
同じように、人や組織で悩んでいる方にとって、少しでも参考になれば十分です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
櫻田 泰
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