ワーホリから始まった、独学グラフィックデザインの道 | 東京クリエイターインタビュー
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東京のクリエイティブ深掘りメディアのumuは、東京のクリエイターたちの人生や創作のストーリーを発信しています。作品からは見えない価値観や転機、葛藤、そしてものづくりへの思いを、一人ひとりの言葉で記録しています。
2020年、725は、ホスピタリティ業でのキャリアを思い描いていた道から一転、グラフィック&Webデザイナーとして歩み始めました。
そのきっかけは、オーストラリアでのワーキングホリデー。そこで出会った情熱的なクリエイターたちとの交流が、地方で育った彼女の仕事への価値観を大きく揺さぶりました。
今回のインタビューでは、デザインとの出会いが人生をどう変えたのか、創造性と戦略のバランス、地方とは違う東京で感じる自由さ、そして同じ情熱を持つ仲間とともにumuというメディアプラットフォームを成長させ、意味のあるプロジェクトを生み出していくというビジョンについて語りました。
自己紹介
自己紹介をお願いします。
独学でデザインを学び、デザイナー6年目になりました。会社員とフリーランスの両方で活動しています。主にグラフィックデザインを手がけ、特にロゴ制作が好きです。他にもVI(ビジュアル・アイデンティティ)やWebデザイン、印刷物など幅広く制作しています。現在はインタビューメディアやデザインのキュレーションメディアも立ち上げており、素敵な人や作品とつながり、それらを世界にシェアしていくことにも力を入れています。
きっかけ
デザインを始めたきっかけや、その背景にあるストーリーは何ですか?
きっかけは、大学2年を終えたあとに1年間休学して、ワーキングホリデーでオーストラリアに行ったことでした。
私は日本の田舎育ちで、進学して就職、結婚して子どもを持ち、家を買って、同じ会社で何十年も働く…そんな“決まったレール”のような人生が当たり前だと思っていました。
でもオーストラリアでは、ミュージシャンやDJ、フォトグラファー、俳優など、自分の仕事について話すときに本当に目を輝かせる人たちに出会いました。それまで「仕事はみんな嫌々やるもの」だと思っていた私にとって、それは衝撃でした。
その会話をきっかけに「自分は何が好きで、何をしていると楽しいんだろう?」と考えるようになり、子どもの頃に絵を描いたり、紙で小さな雑誌や本を作って母に渡したりしていたことを思い出しました。
そこでiPadを買って絵日記を始め、スケッチをSNSに投稿してみたら、「いいね」と言ってくれる人たちがいて、それがすごく嬉しくて。本気でやってみようと思うようになりました。日本に帰ってからはWebデザインを学び、グラフィックとWebデザイナーのアルバイトに採用されて、そこから私のクリエイティブなキャリアがスタートしました。
興味からキャリアへはどうつながったのですか?
私の場合、趣味から始めたというより、最初から仕事にしようとして始めた感じです。Webデザインというのはあまり趣味でやるものではないので、勉強したあとそのまま仕事につながりました。最初のうちは「デザイナーです」と名乗るのに抵抗がありましたが、2020年6月にアルバイトのWebデザイナーとして初出勤した日からは、はっきりと「私はデザイナーです」と言えるようになりました。
クリエイターとして最初のプロジェクトについて教えてください。
Webデザインの仕事を始める前に、父の友人でバイオリニストの方のコンサートチラシをデザインしました。練習のつもりでしたが、「ぜひ払わせてほしい」と言ってくださり、自宅で作ったデジタルの制作物に対して報酬をいただく経験を通して、お金の稼ぎ方に対する考え方が変わりました。
価値観の定義
あなたにとってデザインとは何ですか?
私にとってデザインは、何よりも深く集中できるものです。具体的な目的やクライアントのビジョンがあって、それを形にする時に一番力を発揮できます。デザインは技術・創造性・戦略・ビジネスがバランスよく混ざり合っていて、その組み合わせが私の性格や考え方にとても合っていると感じます。
デザインはあなたの人生にどんな影響を与えましたか?
本当にすべてが変わりました。デザインを始めてからは、人と一緒に作り上げたり、モチベーションが上がるような会話をしたりする機会が増えました。
日本や東京への想い
東京はあなたにとってどんな場所ですか?
チャンスと自由がある場所です。東京でさまざまなコミュニティの人たちと関わるようになってからは、自分の視野が大きく広がったと感じます。
これからの道のり
目標や達成したいことは何ですか?
またオーストラリアに戻りたいと思っています。そしてumuをもっと大きなメディアプラットフォームに育てたいです。
大きな目標に向けて、小さな一歩を踏み出すあなたなりの方法は?
他の人を巻き込み、自分に責任が生まれる状況を作ります。
気分が落ち込んだり、やる気が出ないときはどうリセットしますか?
環境を変えて休みます。寝たり、散歩をしたり、友人と会ったりしてリセットします。
届けたいメッセージ
デザインを始めたばかりの人に、どんなアドバイスをしますか?
持っているつながりは全部活用してください。実際の現場で得られる経験もとても価値があります。迷っても動き続け、チャンスは逃さず挑戦してください。
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