🇵🇱中世の雰囲気そのまま、世界遺産の中世都市トルン
前回はポーランドのポズナンを歩きました。
ポズナンからはトルンへ向かいます。トルンは10年ほど前に一人旅で訪れていますが、パートナーが行ったことがなく行きたいというので再訪することになりました。ポズナンからは特急電車で1時間半ほど。

トルンの歴史
8世紀から町として機能していたトルンは1233年にドイツ騎士団によって城が建設され町は大きく拡張されました。そして1264年から1411年まではハンザ同盟の都市として栄えました。その後はポーランドの一部となり目の前を流れるヴィスワ川を利用した主要な貿易港として繁栄し、ポーランドの4大都市の一つだったそう。18世紀後半にはポーランドは分割され、トルンはプロイセン王国の一部となりましたが、最終的にはポーランドの一部となり現在に至ります。
第二次世界大戦では大きな被害は受けずなかったため中世の美しい町並みが現在でも残っています。そのため、1997年には「中世都市トルン」として世界遺産に登録されました。
駅から町までの美しい景色
駅はヴィスワ川の対岸なのでまずは川に向かって歩いて行きます。川にたどり着くと川幅が広くてびっくり。そしてトルンの旧市街の全景が目の前に広がります。

町は要塞で囲まれ圧巻。

左手に鉄橋があるので歩いて渡ります。

鉄橋からの旧市街の眺めが素晴らしいです。

トルン旧市街の町歩き
要塞の中に入るとキュートな中世の建物がたくさん。

旧市街広場(Rynek Staromiejski)は、中心にある市庁舎を建物がぐるりと取り囲みます。市庁舎とコペルニクスの銅像。

広場に面した建物は素晴らしい建築のものが多いです。

旧市街の端っこを歩くと窓が素敵な中世の建物。そのデザインから倉庫だったことが分かります。1730年に建てられ穀物を貯蔵していたそうで、窓の形は穀物を入れていた袋の形なのだそうです。

要塞にある前のめりの建物。

トルンは太陽の周りを地球が周っているという地動説を唱えたニコラウス・コペルニクスの故郷でもあり、彼の生家や家族が所有していた建物が残っています。生家は前回訪れているので今回は外から眺めるだけ。1473年にこの地で生まれたコペルニクス。地動説を唱えた著書の出版直前に亡くなったそうです。

商店が並ぶ目抜き通りも良い雰囲気。

無料の日の博物館巡り
毎週水曜日は市営の博物館は全て無料ということ。たまたま水曜日だったのでいくつか博物館を訪れることにしました。
トルンの要塞博物館
プロイセン王国時代の19世紀に建設された要塞にあるトルン要塞博物館(Muzeum Twierdzy Toruń)。丘を利用しているので要塞の上は公園になっています。

要塞は川の反対側の鉄道駅の駅裏の方にもありかなり大規模だったことが分かります。そんな要塞の歴史を伝える博物館でかなり充実していました。

市庁舎博物館
次に訪れたのは町の中心の広場にある市庁舎にある町に纏わるアートや装飾品などを展示した博物館。どちらかというと建物の内部を見たかったので展示物はさらっと見学しました。

市庁舎の大広間も見ることができます。
アジアアート美術館
アジアアート美術館が旧市街広場の1696年に建てられた歴史的な建物にあるということで訪れてみました。ファサードのオーナメントが美しいです。

前回市庁舎の塔に登った時に上から見ると金色に輝く星が一際目立っていました。

中に入ると見事な螺旋階段。

展示は仏像など小さくて地味なものが多かったです。裏庭には盆栽のようなものが植えられていて日本っぽい雰囲気。

侍になれる顔はめパネル。

2度目の訪問だったのでほぼパートナーが見たいところをぐるっと周りました。世界中でオーバーツーリズムが騒がれる現在でもその美しさは変わらぬままで、オフシーズンで観光客もかなり少なかったのも良かったです。
次回はトルン名物、ジンジャーブレッドについてです。
