🇪🇸画家ミロがインスパイアされたバルセロナ近郊のMont Roigの農場を訪れる
今回はスペイン周遊ロードトリップです。
米ワシントンDCのナショナルギャラリーにある画家、ジョアン・ミロの1枚の絵。バルセロナから120キロほど南の地中海沿いにある彼の両親が所有していたMont Roigという町にある農場を描いたもの。

どこか温かみがありほっこりするような絵。
ナショナルギャラリーは2度訪れているので多分以前も鑑賞していると思うけれど、その時はミロにはそれほど興味もなかったので記憶はありません。バルセロナに住んでいろいろなところでミロに触れる機会があり興味を持つように。
ラッキーなことに、2024年にピカソ没後50年の特別展でこの絵がバルセロナのピカソ美術館に来ていて見ることができました。
バルセロナで生まれたミロ。このMont Roigは幼少期から彼が愛した場所として知らていて、大人になってパリやマヨルカ島などに住んでも毎年夏に必ずここに訪れていたそうです。そしてこの場所は彼の絵画に大きく影響を与えたとして知られています。ナショナルギャラリーのこの絵についてのYoutubeでの解説はこちら。
そして今回、バルセロナから車でスペインを周遊することに。バルセロナから出発し、アラゴン州にあるテルエルに向かう途中にMont Roigを通るので寄ってみることにしました。
ペネデスのワイン生産地を通り、ローマ時代の世界遺産で知られるタラゴナを通り過ぎます。

Mont Roigで高速道路を降りると比較的すぐにミロの農場、Mas Miroがありました。正面入口にはナショナルギャラリーに所蔵されている絵とその解説が。

敷地に足を踏み入れると白い農場の建物が青空を背景に映えます。

絵画の建物が見えました。

母屋には絵画には描かれていない塔も。

内部は見学することができますがミロの絵画はないようなので外からだけ拝見しました。石造りかレンガ造りの絵とは違って、真っ白に塗られた壁が妙に無機質で絵と同じ建物とは思えません。
数年前にゴッホ縁のフランスのアルルを訪れたとき、ゴッホの絵画に描かれている場所にいくつか行きました。そのとき、跳橋などいくつかを訪れてがっかりしたことを思い出しました。ゴッホが描いたそれらの場所は、実際よりもマジカルで温かみのある風景でした。
聖地巡礼とか良く言うけれど、絵の中だけに留めておいた方が良い時もあるなとつくづく感じました。
次回は絶壁が美しいカタルーニャ州のMiravetを訪れます。
