【岐阜】ヒゲと刃物と剃毛と | 旧フェザーミュージアム (1回/全3回) | 岐阜県関市 | 2010年アーカイブ
刃物の街、岐阜県関市で「カミソリの文化と歴史を体験できるおもしろスポット」をコンセプトとする企業ミュージアム。
その名の通り、フェザーの工場に併設された施設で、1階は体験系の展示や売店、2階はメインの展示室となっている。展示内容も豊富で楽しめた。
※2016年リニューアル。リニューアル後も訪問したが、個人的にはリニューアル前の方が好み。B級っぽく、雑多でレトロ感があった。
リニューアル後はスマートだけど、ごった煮感というか、ディープさが薄れた感じ。
DATA
住 所 :岐阜県関市日ノ出町1-17
入場料 :無料
駐車場 :あり
開館時間:9:30~16:00
休業日 :火曜・臨時休館あり
フェザーの工場敷地内にあるフェザーミュージアム。
外観的にはあまり派手さがないので、あまり「ミュージアム」という感じはしない。
中に入ると案内のお姉さんと作業服を着たお兄さんが笑顔でお出迎え。どこから来たか尋ねられたので「な、名古屋です…」と答えると、「それは遠い所からありがとうございます」と満面の笑顔でお礼を述べてくる。
名古屋と関、歩きや自転車でならともかく、車じゃ「遠い」と言われるほどでもない。大げさな対応に恐縮しながらも、こちらも満面の笑顔と彼らより深々としたお辞儀で対応。

フェザーということでヒゲ剃りについてのパネル展示。
ヒゲ剃りは石器時代から行われていたらしいが、自分は2,3日ごとにしか剃らない。自分で言うのも何だが、サラリーマンとして失格だと思う

有史以降の有名・無名人のヒゲにまつわるエピソードを記した展示。アレキサンダーや始皇帝などについて書いてあったが内容は忘れた。

ヒゲとカミソリの文化。
常設的にパネル展示の他、映像を使った展示が行われているコーナー。

映像コーナー
カミソリの歴史など5種類の映像が見られるが、一番興味深いのは「ヒゲを剃ってみよう」。
有名人がヒゲを剃ったらどういう顔になるか見られる。

伊藤博文や織田信長など日本人の他、レオナルド・ダ・ヴィンチや写真のリンカーンなど海外の有名人が多数出演。
レオナルド・ダ・ヴィンチみたいにアゴがヒゲで覆われてる人のアゴの形をどうやって推測してるのかが気になる。

ヒゲとカミソリの文化コーナーの中央に置かれた「世界の万華鏡」コーナー。体毛と刃物、どう考えても結びつかない展示に、何か意図があるのではとしばし考える。
……が、全く分からない。

左は「ひげ博士のマジックビジョン」、右は坪に水を張って用いた「水鏡」の展示。
水鏡と言っても、水の張ってあるツボを覗き込むだけ。真剣に覗き込んでる自分の姿を想像しながら覗き込むのが大人の楽しみ方なのかもしれない。

複数毎の静止画を回転させることによって動いているようにみせる展示。
「のぞいてみよう」という男心をくすぐるネーミングにつられ、哀愁と加齢臭を漂わせながら必死になってハンドルを回す。これも大人の楽しみ方。

常設のフェザーギャラリー。
古いおもちゃなどが展示されており、一部は実際に遊ぶことができる。
「一人で来た中年男が遊べるわけないじゃん」と撮影だけするつもりが、マジックテープダーツにはまってしまい、時間を要してしまった。

最初は「ヒゲとカミソリの文化コーナー」しかないと思ったのだが、実際はご覧の通り展示室がずらりと続いている。

まずは「床屋の歴史コーナー」。
微笑むギョロ目の客と、よほど頭が臭いのか白目を剥いて顔をそむける床屋の男。二人の表情の対比が見どころ。
どうでもいいが、ギョロ目+嘘臭い笑顔の下の男、何となく自分に似ている。

江戸時代の髪型コーナー。
江戸時代といえばなんとなく「チョンマゲ」のイメージしかないが、実際は髷の結い方や月代の広さに至るまで色んな種類があったようだ。
毛が無い自分としては、今もチョンマゲが続いていればいいのにと心から思う。

こちらは明治期のヘアスタイル一覧。
自分に一番近いのは右上の「後撫付」。撫で付けてるわけじゃないけど、こういう外観。

床屋の道具に関する展示。
バリカンやカミソリの他、床屋用の椅子や鏡など大型品の展示も抜かりない。

次回は展示の詳細。
<つづく>
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