スマートスピーカーが私のいうことをきいてくれない
「OKグーグル、アップルミュージックでカフェBGMを再生して」
「はい、アップルミュージックでカフェBG、、、マイク、まままマイクがオフになっていママママイクがオフになっていますを再生します」
ある日音楽の再生を頼んだら、スマートスピーカーが突然ラッパーになっていた。
怖かった。
毎日私のいうことを素直にきいてくれていたグーグルホームミニがイカれたラッパーになっていたことはもちろんだが、スーパーハッカーが日本中のスマートスピーカーにハッキングを行い、サマーウォーズのようにシステムが滅茶苦茶にされたあげく、人工衛生が降ってくるのではないかと瞬間思った。(妄想を広げすぎである)
初期化、電源を切って放置などいろいろ試したのだがグーグルホームミニはイカれたラッパーになったままスマートには戻らなかった。
以前、こちらの記事でもスマートスピーカーが私を無視すると書いたが
いうことをきかなかったあげく
「マイクはオンになってるが俺のバイブスはオフだぜ」と反抗的なリリックを綴るラッパーになるとは予想していなかった。
彼(?)にはスマートさを求めすぎてしまっていたのかもしれないな……と今までの働きに感謝しつつ私は新たなスマートスピーカーを迎えることにした。
新たなスマートスピーカー、アレクサは文字通りスマートに音楽だけでなくテレビをつけるなど日々の生活を助けてくれていた。
だがそれは、ネコを被っていただけだとのちに判明する……
私はよく音楽プレイリストを流しっぱなしにしながら作業をする。
いつも通り「アレクサ、アップルミュージックで集中のプレイリストを……シャッフル再生して」
と頼んだのだが、オーダーの途中でシャッフル再生をするかどうか迷ってしまい少し間が空いてしまった。
これではオーダーが認識されないのではないかと言い直そうとしたところ、アレクサは数秒の沈黙ののち
「オフィスカジュアルズの『集中』を再生します」と
ある曲を再生し始めた。
♪いちば〜ん~こわいのはぁ~みんなの前でもらしてしまうことぉ~
♪いちば〜んこわいのは~みんなの前で吐いてしまうことぉ~♪
まっっったく集中できない。
いや、全集中しないと全てを失ってしまいかねない炭治郎もびっくりの歌詞であることは確かなのだが。
歌は容赦なく続いた。
♪集中~~していないと~ぜんぶもらしてしまうかも♪ 集中ぅ〜♪だから集中~~♪
アレクサ????
ねぇ何流してるのアレクサ???
これでどうやって集中しろと??
どうして私のオーダーをきいてくれないの??
私がいいマスターではないから???
え?もしかしてバカにされてる???

疑問符で頭がいっぱいになった私は、一人リビングで爆笑していた。
グーグルホームミニには無視されたあげく、アレクサにはいうことをきいてもらえない。
こんな私がAI社会を渡っていけるのだろうか。
そのうちAIにとって変わられるのではないかと爆笑しつつも不安になった。
しかし、せっかくアレクサが勧めてくれたのだからと同じくオフィスカジュアルズの「飯田橋」という曲を再生してみたら
「じんせいどうでもいいだばし♪」
と歌っていたので不安もろともいっきにすべてどうでもよくなった。
サブスクで様々な曲が聴き放題になったとはいえ、新たな曲とどうやったら出会えるのかわからなくなっていた私にとって笑撃の出会いであった。
いうことをきかないスマートスピーカーというのもなかなかおもしれ~スピーカーなのかもしれない。
