【読書人生をスタートさせた本】ハッピーライティングマラソン#6「あなたが、高校生から22歳ごろに読んだ本で、よかった本は何ですか?」
齋藤孝先生の『読書力』です。
読書人生をスタートさせた一冊
僕の読書人生を、いや人生そのものをスタートさせてくれた一冊です。
たまたま、書店にあった岩波文庫の無料冊子の中に、エッセイが載っていたのがきっかけで、15歳の時に齋藤孝先生の存在を知りました。
孔子の「吾十有五にして学に志す」ではないけど、電車通学の往復2時間を使って、読書でもしようかと思い立ちました。
『読書力』の開くどのページからも、齋藤先生の読書に対する情熱が行間から滲み出しているようでした。
読書力をつけるためには、まずは噛みごたえのある本を100冊。
巻末のブックガイドを頼りに、新渡戸稲造の『武士道』や福澤諭吉の『福翁自伝』など、意味が分からなくても、満員電車の隣の席のサラリーマンがマンガ雑誌を読んでいようが、雨の日も風の日も、読み続けました。
気がついたらよだれを垂らして、寝ていた時もありました。
日本文学の名だたる文豪たちの連なる山脈、ドストエフスキーの『罪と罰』など世界文学の最高峰の山脈にも果敢に挑んでいきました。
その時の経験のおかげで、今でも多少難解な本でも楽しむことができるし、自分の興味関心や好奇心の赴くままに、自学自習する習慣が付いたと思います。
齋藤孝先生を学校に引き寄せた!?
母校では毎年保護者向けの講演会が開催されていましたが、なんということでしょう、講師として齋藤孝先生がやってきました。
講演前に控え室でネクタイを整える先生にドキドキして、講演中も体育館の壁に耳をそば立てて聞いていました。(笑)
講演後のサイン会では、たくさんの書込みと最初に読んだ日の日付が書かれた『読書力』にサインをしてもらいました。
齋藤先生によって2年越しの日付が刻まれた本は、ただの本以上の命が吹き込まれたと言っても、言い過ぎではないでしょう。
人生って不思議なこともあるもんですね。
