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余韻|余白経

ひびき、
のこり、
しずまる。

ことばは、
とおく、
ほどけてく。

ふわり、
うすく、
ただよう。

おわりの、
あとに、
ひらいてる。

しろく、
あわく、
にじんでる。

ぽつり、
ひとつ、
のこってる。

さわがず、
おわず、
そのままに。

ぬるく、
やさしく、
しみていく。

とおくの、
おとが、
まだいる。

ゆらり、
しとり、
ながれてる。

すぎた、
あとから、
あたたまる。

みえない、
ところで、
ひびいてる。

あせらず、
もどらず、
ながめてる。

ほのかに、
まるく、
つつまれる。

こぼれた、
ひかりが、
のこってる。

しずかに、
ふかく、
なじんでく。

ふと、
おもい、
ほどけてく。

よるの、
まどべに、
ただよう。

さらり、
かすかに、
ゆれている。

なくならず、
とどまらず、
めぐってる。

こころの、
すみで、
ひかってる。

とおく、
ちかく、
ひびきあう。

ゆっくり、
うすく、
きえていく。

きえた、
あとにも、
のこってる。

ひびき、
のこり、
しずまる。

余白は、意味を詰め込みすぎないための空間。
経は、お経のように、音とリズムで静かに読んでいくもの。

意味を追いかけすぎず、
音と余白で読んでみてください。

読む人それぞれの中に、
その人だけの景色が生まれるかもしれません。



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