見えない味が、毎日の食卓を支えている|うま味調味料の日|2026年7月25日|記念日上等
毎日の食事は、特別なごちそうよりも、いつもの味を口にすることのほうが圧倒的に多い。
忙しい日は簡単に済ませたくなるし、暑い日には冷たい物ばかり選びたくもなる。それでも、味噌汁をひと口飲んだ瞬間に「やっぱり落ち着くな」と感じたり、何気ない煮物がおいしく感じられたりする日がある。
その「おいしい」の正体を考えることは、あまりない。
7月25日は「うま味調味料の日」。
1908年7月25日、東京帝国大学の池田菊苗博士が、昆布だしのおいしさの成分であるグルタミン酸を発見し、その製造方法の特許を取得したことに由来している。
当時、人が感じる基本の味は「甘味・酸味・塩味・苦味」の四つだけだと考えられていた。しかし池田博士は、昆布だしにはそのどれにも当てはまらない味があることに気付き、「うま味」と名付けた。
いまでは「UMAMI」という言葉は世界共通語になり、第五の基本味として世界中で研究されている。
調べてみると、昆布だけではない。
かつお節、干ししいたけ、トマト、チーズ、味噌、醤油など、普段から食卓に並ぶ食材にも、うま味は数多く含まれている。
和食がおいしい理由も、イタリア料理がおいしい理由も、その奥では「うま味」が静かに働いている。
面白いのは、その存在がほとんど目に見えないことだ。
塩はしょっぱい。砂糖は甘い。
ところが、うま味は「あ、これがうま味だ」と単独で感じることは少ない。それでも料理全体をまとめ、もう一口食べたくなる味を支えている。
まるで縁の下の力持ちのようである。
人も少し似ているのかもしれない。
職場でも家庭でも、目立つ人ばかりが評価されるわけではない。
朝早く準備をしてくれる人。黙って片付けをしてくれる人。誰も気付かないところで支えている人がいるから、一日が気持ちよく終わる。
料理も同じ。
主役ではないが、欠かせない。
そんな存在があることを知るだけで、いつもの味噌汁を見る目が少し変わる。
百年以上前、一人の研究者が昆布だしの中に感じた小さな違和感は、世界中の「おいしい」を説明する言葉へ育っていった。
毎日口にしているものでも、知らないことはまだたくさんある。
今日の食卓では、味付けだけではなく、その奥で静かに働いている「うま味」にも目を向けてみたい。
見えないものほど、暮らしを豊かにしているのかもしれない。
{今日という一日を大事にしていきましょう。感謝!}
出しからとる。
わかっているが省いてしまう。
一人暮らしのわびしいところ。
ゆっくりと出しから楽しむ食生活に
少しずつ変えていこうと思う朝である。
一人だから簡単にではなく一人だからその時間を楽しむ。
この猛暑、外は厳しいので、そんな時間を持ってみよう。
{次回も、また目にしていただくと嬉しいです。}
【これからのひとり時間】
今日は、だしの味を少し意識して食事を楽しんでみる。
昆布やかつお節でだしを取った味噌汁をゆっくり味わったり、トマトやきのこ、チーズなど身近な食材に含まれる「うま味」を意識して食べてみるだけでも、普段とは違った発見があるかもしれない。見えない味を知ることは、毎日の食卓を少し豊かにしてくれる。
【今日のちょい得メモ】
〈味の素グループうま味体験館を無料で見学〉
うま味やアミノ酸について学べる「味の素グループうま味体験館」は入館無料です。工場見学や体験プログラムは予約制で実施されています。
〈うま味調味料の日の特設ページを読む〉
日本うま味調味料協会では、7月25日の由来や池田菊苗博士、うま味の基礎知識を紹介しています。
〈AGF公式キャンペーンをチェック〉
味の素グループAGFでは、対象商品のレシート応募やプレゼントキャンペーンを随時実施しています。応募条件は公式サイトで確認できます。
東海圏の情報】
〈味の素東海事業所の工場見学を予約〉
三重県四日市市の味の素東海事業所では、工場見学を実施しています。うま味や食品づくりを学べる人気施設で、事前予約制です。
【今日のその他の記念日】
かき氷の日
知覚過敏の日
日本住宅公団発足記念日
はんだ付けの日
体外受精の日
ナブコの日
プリンの日
【余白おみくじ】
「記念日上等」は、今日という日を大事に生きるための記事サプリを目指しています。
知らなければ見過ごしてしまうことも、知ると「なるほど」が増える。記念日をきっかけに、いつもの一日に新しい発見や小さな行動が生まれたら嬉しい。
余白人が、いちばん楽しんでいるのかもしれません。
皆様の毎日に、生活の余白がひとつ増えたら嬉しいです。
#余白 #余白人 #記念日上等 #ひとり時間 #うま味調味料の日 #味の素の日 #うま味 #UMAMI #池田菊苗 #昆布だし #和食 #食文化 #食卓 #暮らし
