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#15 5分でできる。〜一番やさしいアーユルヴェーダ式呼吸法〜

🧡 The Art of Ayurvedic Living #15

5分でできる。

〜一番やさしいアーユルヴェーダ式呼吸法〜


前回、呼吸の持つ力についてお話ししました。

意識的にゆっくり深く呼吸するだけで、
自律神経が整い、プラーナが体に満ちていく。

頭でわかっても、
「具体的にどうすればいいの?」と思っている方もいますよね。

今日は、アーユルヴェーダで最もよく知られる呼吸法のひとつ、ナディ・ショーダナをご紹介します。

難しそうに聞こえますが、やってみると拍子抜けするくらいシンプルです。


🌿 ナディ・ショーダナって何?

「ナディ」はサンスクリット語でエネルギーの通り道、「ショーダナ」は浄化・清める、という意味です。

つまり、エネルギーの通り道を浄化する呼吸法。別名「片鼻呼吸」とも呼ばれます。

左右の鼻を交互に使って呼吸することで、体の左右のエネルギーバランスを整え、神経系を落ち着かせる効果があります。

アーユルヴェーダでは、
右の鼻はピッタ(火・太陽・活動)のエネルギー、
左の鼻はカパ・ヴァータ(月・休息・冷却)のエネルギーと結びついていると考えます。
両方を交互に使うことで、体と心のバランスが整っていくのです。


🌿 やってみましょう

準備するものは、何もありません。
今すぐできます。

ステップ1:座る
床でもイスでも、背筋をそっと伸ばして座ります。目は閉じても、薄く開けてもOK。肩の力を抜いて、顎を少し引きます。

ステップ2:手の形を作る
右手を顔の前に持ってきます。人差し指と中指を軽く折り曲げ、親指・薬指・小指を使う形にします。(難しければ、人差し指と中指を眉間に軽く当てるだけでも大丈夫です)

ステップ3:右の鼻を閉じて、左から吸う
親指で右の鼻を軽く押さえます。
左の鼻から、ゆっくり4つ数えながら息を吸います。お腹が膨らむのを感じながら。

ステップ4:両方閉じて、止める
薬指で左の鼻も軽く押さえ、両方を閉じた状態で1〜2秒止めます。

ステップ5:左の鼻を閉じて、右から吐く
親指を離して、右の鼻から、ゆっくり8つ数えながら息を吐き出します。

ステップ6:そのまま右から吸う
右の鼻から、また4つ数えながら息を吸います。

ステップ7:両方閉じて、止める
また1〜2秒止めます。

ステップ8:右を閉じて、左から吐く
薬指を離して、左の鼻から8つ数えながら吐きます。

これで1セット完了です。これを3〜5セット繰り返します。慣れてきたら7〜10セットに増やしてみてください。


🌿 うまくできなくても大丈夫

「鼻が詰まっていてうまくできない」
「手の形がよくわからない」
「数えながら呼吸するのが難しい」

そういう方は、片鼻呼吸にこだわらず、ただ鼻からゆっくり吸って、鼻からゆっくり吐く。
それだけでも十分です。

ナディ・ショーダナの本質は、
ゆっくり、意識的に、
左右のバランスを整えながら呼吸すること

形が完璧でなくても、
その意図があればちゃんと体に届きます。

アーユルヴェーダの実践に、完璧な正解はありません。「こんな感じかな」という自分なりのやり方で始めてみることが、一番大切です。


🌿 こんなときに試してほしい

ナディ・ショーダナが特におすすめなのは、こんな場面です。

朝、一日を始める前に3セット。
頭がクリアになり、穏やかな集中力で一日をスタートできます。

会議やプレゼンの前に。
緊張した神経がすっと落ち着きます。

夜、眠れないときに。
過活動になっている脳を静めて、自然な眠りに導いてくれます。

気持ちがざわざわしているとき。
左右の呼吸を交互に意識することで、思考のループから抜け出しやすくなります。


🌿 たった5分が、体を変える

朝5分だけ、ナディ・ショーダナを試してみてください。

最初はぎこちなくていいです。
数を間違えても、手の形が崩れても、全然構いません。ただ、鼻から空気が出入りする感覚に意識を向けて、ゆっくりと呼吸する。

それだけで、一日の始まりがまったく違うものになります。


次回は、春の朝に特におすすめの呼吸法と、朝の深呼吸が一日のトーンを決める理由についてお話しします😊

また、ここに帰ってきてくださいね。

やまぴー 🌿

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