見出し画像

6期生はアンダーからでも、ちゃんと希望があると思えた夜

今回のアンダーライブは、最初から6期生に注目して見ていた。

6期生全員がアンダーからの出発になったこと。
前作でWセンターを務めた瀬戸口さんと矢田さんも、今回はアンダーに入ったこと。
その流れを見ていると、どうしても「6期生の今後はどうなるんだろう」と考えたくなる。
だから今回のライブは、単なる感想というより、6期生の現在地とこれからを見たい気持ちで見ていた。

結論から言うと、かなり希望があると思えた。

もちろん、まだ全員が完成されているわけではない。
人気の面では、先輩たちとの差を感じるところもあるのだと思う。
でも実際にライブを見ていると、6期生はただ「これからの子たち」ではなく、すでにそれぞれ違う形の魅力や可能性を持っているのが分かった。

今回おもしろかったのは、先輩たちの存在だった。
少し語弊があるかもしれないけれど、先輩たちが6期生を引き立ててくれたように感じた。

先輩メンバーは何度も見ているぶん、どうしても見慣れている。
でもその安定した土台の中に6期生が入ってくると、未完成さや初々しさも含めて、すごく新鮮に見える。
今回はその感じがとても強かった。
先輩たちがしっかり支えてくれているからこそ、6期生の新しさがきれいに浮かび上がっていたと思う。

中でも印象に残ったのは「日常」だった。
前のアオリVも含めて、この曲が特別に強いものとして置かれているのはよく分かったけれど、それを差し引いても、あの場面の6期生はこれまでにないくらい表情が厳しく、鬼気迫るものがあった。
先輩たちの強さの中に入っていくことで、ただ新しいだけではない、本気の顔つきが見えてきた気がした。

そうやって6期生全体の変化を感じる場面がいくつもあった中で、個人として特に目を引いたのは、やっぱり大越さんだった。

個人的に最初から顔が好きというのはある。
ただ、これまでは正直「あれ?」と思う瞬間も少しあって、映りに波がある印象もあった。
でも今回は、その波がかなり減っていた。
配信で見ていても、いつ抜かれてもカッコいいし、笑顔もいい。
ライブの途中で何度も「これは選抜の風格だな」と思った。

もともと初お披露目の頃から、ある程度完成されていた人だとは思う。
笑顔の良さもあった。
でも今回は、そこに「安定」が加わった。
好きな人だけが好きになる良さではなく、誰が見ても好印象を抱きやすいところまで来ている気がした。
しゃべりにはまだ少し不安が残るとしても、それはMCの組み合わせで十分カバーできる範囲だと思うし、ラジオではちゃんと話せている。
今のところは弱点というより、むしろ味として見られるくらいでいいのではないかと思う。

川端さんも印象が変わったひとりだった。

最初から、中学生とは思えないほどダンスが上手いし、緊張を感じさせない堂々とした姿が印象的だった。
ただ個人的には、そこにもう一歩、惹かれる魅力が足りないようにも感じていた。
上手いのは分かる。でもそれだけではまだ強く引かれない。そんな感覚が少しあった。

でも今回は、その印象がかなり変わった。
髪型、メイク、そして成長もあるのだと思うけれど、見た目や雰囲気が確実にいい方向へ変わってきているのを感じた。
実力先行で見られていた子に、魅力が少しずつ追いついてきている。そんなふうに見えた。

それと、川端さんや森平さんには、まだ数字では測りきれない未知数な存在感も感じた。
たとえば同年代の同性から人気が出るとか、そういう伸び方をする可能性もありそうだなと思った。
いわゆる今の分かりやすい人気だけでは説明できない、別の広がり方をしそうな雰囲気がある。

前作でWセンターを務めた瀬戸口さんと矢田さんについても、今回のアンダー入りは当初かなりショックだったのではないかと思う。
それは自然なことだと思う。
でも、結果としてはすごくいい経験になったのではないだろうか。

前作では「期待される6期生」として前に立った。
今回は「先輩たちのいる現場で鍛えられる6期生」として、アンダーライブを経験した。
この両方を早い段階で経験できたことは、長い目で見るとかなり大きいはずだ。

今回のアンダーライブを見て、6期生は全員アンダーからの出発になったけれど、そこに悲観する必要はあまりないのではないかと思った。
むしろ、ここから伸びる余地がたくさんある。
しかもその伸び方が、一人ひとり違う。

大越さんのように、次は選抜を意識させる6期生がいる。
川端さんのように、実力に魅力が追いついてきている6期生がいる。
そして他の6期生にも、まだはっきり言葉にならない可能性がいくつもある。

だから今回のアンダーライブは、6期生の現在地を確認する場というより、これからの伸びしろを実感する場だった。

そのうえで印象的だったのは、先輩メンバーの存在でもある。
中でも岡本さんは、不器用さごと説得力になるような座長ぶりで、ライブ全体に強い芯を作っていた。

座長だから注目されるのは当然だと思う。
でも、良かったのは「座長らしく完璧だった」ことではない。
むしろ、不器用さが良かった。

MCでも、もっと上手い人はいるのかもしれない。
歌だって、圧倒的にうまいという見方ではないかもしれない。
でも、どちらも一生懸命やっている感じがまっすぐ伝わってきた。
熱いことを話していても、こちらが身構えずに自然と受け取れたのは、その不器用さごと前に出ていたからだと思う。
きれいに整いすぎていないぶん、本気がちゃんと見えた。
ダンスに関しては、もともとバレエですごいところまで行った人だから、そこはいい意味で想定内だった。
それよりも、座長として前に立ったときの人間味が、想像以上に響いた。

今回のアンダーライブは、「6期生は大丈夫かな」と不安を確かめる場ではなかった。
むしろ、「6期生にはちゃんと希望がある」と感じる場だった。

アンダーからのスタートでも、全然遅くない。
先輩たちの支えの中で、6期生それぞれの伸び方の違いが見えたこと自体が、もうひとつの収穫だったと思う。
ここからどう伸びていくのかを見るのが、すごく楽しみになった夜だった。

いいなと思ったら応援しよう!