苦しんでる人もたくさんいるっていうことは知っといてほしい人
むかしむかし、ある村に「心知り」という若者が住んでいました。心知りは、人々の表情をよく見る癖がありました。
ある日、心知りは村の市場で、いつも明るく笑顔の商人が、その日は深いため息をついているのに気づきました。また、普段は元気な子どもたちを連れて歩く母親が、一人で物思いにふけているのも見かけました。
心知りは村長のもとを訪ねて言いました。
「村長さま、私たちの村には笑顔の裏で苦しんでいる人がたくさんいます」
村長は答えました。
「それはわかっておる。しかし、どうすればよいのかな」
心知りは考えました。そして、村の広場に「想いの木」を植えることを提案しました。木の周りには小さな紙を置き、誰でも自分の悩みや苦しみを書いて、枝に結べるようにしたのです。
最初は誰も近づかなかった想いの木でしたが、やがて一枚、また一枚と紙が結ばれていきました。そして人々は、自分だけが苦しんでいるわけではないことを知りました。
心知りは毎日その木を訪れ、紙に書かれた想いを読みました。そして、困っている人がいれば、そっと寄り添い、話を聞きました。
次第に村人たちも、お互いの苦しみに気づき、助け合うようになりました。笑顔の裏にある想いを知り、互いを思いやる心が育っていったのです。
後に村人たちは言うようになりました。
「苦しみを知ることは、人の心を知ること。そして、人の心を知ることは、思いやりの始まり」
その教えは、今でも村から村へと伝えられているとさ。
めでたし、めでたし。
と思う2025年10月15日22時34分に書く無名人インタビュー1192回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
今回ご参加いただいたのは あい さんです!
年齢:30代後半
性別:女性
職業:浮浪者
現在:地域活動に参加したり、地域の議員さんと一緒に発達障害に関して役所に意見をしに行ったりしています。
qbc:今、何をしている人でしょうか?
あい:会社にはいるんですけれども、休職中でして。はい。まあ普通に過ごしている人なんですけれども、特に現状、仕事は特にしてなくって。
qbc:はいはい。普段は何されてるんですか?
あい:今、休職中で、何を主にしてるかってことですか?
qbc:そうですね。はい。
あい:今まで行けてなかったところに行ったりだとか。まあ、そんなに遠くには行けないですけれども。あとは普通にお昼ぐらいまで寝てて、みたいな。ちょっと一般の人からすると、ゆっくりな生活をしてるのかなとは思ってるんですけれども。はい。休職になってからは今まで行けてなかった都内近郊の所に行ったりだとか。あとは地域活動みたいなものに参加したりだとか。こないだ地域の議員さんと一緒に、役所にちょっと発達障害に関して意見をしに行くっていうことをしたりだとか。まあそういう発達障害に関することも一緒にできたらいいなと思って少しずつ活動はしています。
qbc:休職はいつからされてるんですか?
あい:9月からです。
qbc:9月から。9月1日からってこと?
あい:そうですね。
qbc:具体的にどんなところへ行かれたんですか。
あい:休職中に行ったところってことですか?
qbc:はい。
あい:都内に住んでるんですけれども、小網神社っていう神社があって。
qbc:はい。
あい:小網神社って、結構、金運の神社みたいで。
qbc:はい。はい。
あい:そこに行ったりだとか。あとは平日のイベントで、音楽のイベントとかに無料で参加できるイベントがあったりするので、それに応募してみたりだとか。
qbc:はい。
あい:あと都心に色々買い物に行ったりするのが好きなので。土日に行くとどうしても混んでるから平日に行ったりっていうことをしてたりかなって感じで。あとは結構休職中なので週一で病院に行かなきゃいけなかったりだとか。あとは訪問看護の人が来てたり、ヘルパーさんが来てたりっていうこともあるので、そのために家にいるかなっていう感じですね。
qbc:休職した原因きっかけっていうのはあったんですかね?
あい:適応障害の診断書が下りたので、それでちょっと休んだ方がいいんじゃないかなっていうことで。まあ発達障害が原因です。二次障害みたいな感じで、適応障害になったんですけれども。
qbc:発達障害自体はどんな診断名が出てる?
あい:ADHDです。
qbc:どういう特徴とか特性があるというか。
あい:分かりやすく言うと、脳に穴が開いてる。ADHDでもいろんな特性の方がいらっしゃると思うんですけれども、私の場合だと脳に穴が開いてるような状態。不注意型って呼ばれるものかなとは思うんですけれども。脳に穴が開いてるような状態で思いもよらないミスが結構あったりだとか。自分でどんなに再確認をしても、どこか思いもよらないところでミスが発生してるっていうのが現状っていう特性ですね。
qbc:具体的にどんなことが起きてるんです?
あい:具体的に、まあ、書類を何か仕事で作っていたとして、見てすぐ分かるだろうっていうところにデータが入ってなかったりだとか、っていうことが多いですね。
qbc:その他は。
あい:その他は、だいたい、あとわずかな差に気づけないっていうことがあって、右の図形と左の図形、ちょっとだけ色が違うけど分かる?、みたいなのが分からなかったり。あとちょっと右の方だけ図形の線が曲がってるんだけど、それも気づけなかったりだとか。あとは水平が分かりづらかったり、平衡感覚があんまりない。
qbc:自分のですか? ご自身の肉体として、体として?
あい:そうですね。平衡感覚、主に文字を書いてる時に。
罫線が無いところで文字を書いていると、曲がっちゃったりみたいなのが結構誰でもあるよとは言われたんですけれども、普通の人よりもちょっと曲がりやすい。まっすぐ書く事が出来ないのかなとは思ってます。はい。
qbc:働きだしたのっていつ頃なんですか?
あい:働きだしたのは、もう19歳の頃から働いているので、もうかなり前、十年以上前なんですけれども。
qbc:じゃあ今回休職されたのは初めて?
あい:そうですね。休職っていうものは初めてですね。
今まで働いてたんだけれども、急に。転職はしてるんですけれども。
今の会社に勤め始めたのは去年の12月からです。
ただ、その会社がよく合わなかった。
qbc:何が合わなかった?
あい:社風的にって感じなんですけれども、大体、結構、私、今30代なんですけれども20代30代がごっそりいない会社でして。
qbc:はい。はい。
あい:で、雑談ができるような人もいないような状態で。
それで結構注意とかするにもみんなの前でされたりだとかで。あと休職するってなった時も結構叱責っていうか、傷病手当をもらいながら休みますみたいな話をしたんですけれども、傷病手当があるから休むんでしょ、ちょっと大変だから休むぐらいの感覚でしょ?って言われたりだとか。あと、本当に戻ってくる気あるの?とか言われたりして。普通の会社って、そこまで正直言わないかなと思ってたので。だから、ちょっと合わないなあって思った感じですね。
qbc:なるほど。じゃあ発達障害とあんまり関係ないところですか。
あい:でも発達障害が故に結構同じこと何回も聞いちゃったりとかして。最初、発達障害を隠して会社に入ったんですけれども、発達障害をやっぱりちょっと打ち明けないとちょっときつそうだなっていうふうに思って。
qbc:はい。はい。
あい:それで打ち明けたんですけれども、こういう特性があるから理解はしてほしい。同じ事を何回も聞いちゃうかもしれないっていうことで理解してほしいっていうふうにお話させていただいたんですけれども、結構この間も言ったけどさ、みたいなことを言われることが多くて。
qbc:前職では発達障害っていうのは伝えてあったんですか?
あい:前職はそんなに関係がないところだったんです。業務が複雑じゃなかったので。
ただ、私、腰のヘルニアも持ってて、腰のヘルニアで辞めてしまったので。
qbc:はい。はい。
あい:前職ではそこまで何回も同じことを聞くっていうことはなかったかなとは思います。あとは、前職がバイト、アルバイトだったので。
qbc:はい。
あい:大学生とかと一緒に働いてたんですけれども、大学生とかが平気で普通に休むので、その代わりに私が出勤してたら、疲れてきちゃって、それで結構重いものも持たなきゃいけなかったっていうことが、働き始めてから発覚して。
qbc:はい。はい。
あい:それで前職を辞めちゃったって感じですね。
qbc:なるほど。発達障害自体はいつ?
あい:発達障害はもういつっていうか発達障害全員そうですけど、生まれた時からあるものかなとは思うんですけれども、はい。症状を認め始めて発達障害かもって疑ったのは、20代後半。十代前半ぐらいの時ですね。
qbc:何年前になるんです?
あい:まあ十年ぐらい前ですかね。
qbc:実際に病院に行って診断名がついたんですか?
あい:病院に行って検査をして。で、発達障害って言われるのが嫌で、検査を受けたっきり病院行かなかったんですよ。放置したんですよ。
結局30代になってから別の会社に入ってちょっとメモを取るのが苦手なんじゃないか?みたいな指摘を受けた時に、ちょっとその発達障害に関して何も手をつけないのは違うなっていう風に思って、それで病院に行き始めたっていう感じですね。行ってなかったけど。
qbc:はい。
あい:検査、テストを受けたっきり結果は聞きに行かなかったけど、そういうわけにもいかなくなってきたし、発達障害に関して自分が何も対処をしてないっていう風に世間から思われたら嫌だなっていうふうに思ったので、薬を飲むことで、それに関して対処をしてるっていうことになるかなと思ったので、それで病院にまた行き始めました。
qbc:で、診断されたと。
あい:そうですね。
qbc:なるほど。それは何年前?
あい:それは、でも五年前ぐらいだと思う。五年も行かないか。でも本当ここ数年って感じですね。
qbc:なるほど。
じゃあちょっと今また現時点に戻って。今、休職してから一か月ぐらい経ってどんな気持ちで日々過ごしてるんですか?
あい:一応仕事からは離れたので、大きいストレスっていうものは結構なくなったかなっていう感じなんですけれども。ただ、それに加えて次の仕事をどうするかっていうときに障害者求人っていうのが極端に少ないっていう風にハローワークで言われて。で、その件に関して役所の方に意見しに行ったりだとかもしたんですけれども、だからとりあえず次の仕事が今は懸念点かなとは思います。
qbc:どんな気持ちで過ごされてるんですか?
あい:次の仕事どうしようっていう気持ちですかね。
qbc:それは喜怒哀楽でいうとどんな感じ?
あい:哀に入るのかなとは思いますね。
qbc:いつ頃終わりそうな目処みたいなのはあったりするんですか?
あい:いや、全く立ってないですし、11月末まではとりあえずドクターストップで働けないので、その頃にもう辞めるってちゃんと決まったらぐらいで転職活動を始めないと駄目かなとは思ってるので。はい。今多分求職活動しても、もう有効求人じゃない可能性があるので。11月末にすぐに入れるわけじゃないので。
qbc:はい。
あい:だから、今は特にどんな求人があるのかな?今後どうしようかなっていう感じで見てるって感じですかね。
qbc:ご自身的には何がしたいとかこうしたいとかみたいなのって?
あい:英語が好きなので、英語に関する仕事はしたいなと思うんですけれども。ただ、障害者求人ってなると結構求人の倍率が高いので、ちょっとそれが叶うかなっていうのと、結構さっき言ったようにヘルニアもあったりするので、ADHDでミスが多いから何の仕事ってなるとちょっと八方ふさがりみたいな感じにはなってますね。
qbc:発達障害の求人じゃないと無理だなっていうことですね?
あい:そうですね。今までずっとクローズドで一般の求人、一般の方と同じようにやってきたんですけれども、それもちょっと今の会社に入って難しいのかなっていう風に考えて、それで。
qbc:趣味は何でしょうかね?
あい:趣味は、ちょっと前までDJやってたりとかもしたので、音楽が好きだったりもするんですけれども、これといって趣味らしい趣味っていうのはあんまり正直なくて。
qbc:はい。
あい:そうですね。ジャニーズが好きかなっていう感じではありますね。その趣味らしい趣味で、今言うと。
qbc:好きというと、どういうことをされてるんですか?
あい:普通にテレビ見て、好きなグループが出るテレビとか見てたりとか。あとファンクラブ入ってるのでチケット応募したりだとか。
qbc:ライブに行ったりするっていう。
あい:そうですね。チケット当たんないんでライブ行けてないんですけど、まあ応募したりとかはしてます。
qbc:なるほど。その他活動をしていることというか、やっていることってあります?まあ休んでる分が多いっていう話ですけど。
あい:出かける。でも原宿行くのが好きなので、原宿行って顔見知りの店員さんに挨拶したりとかはしてます。
qbc:お買い物が好きって感じですよね。そうすると。
あい:服が好きなので。で、いつも行くお店を覗いたりだとかはしてます。
qbc:洋服どんなのがお好きなんですか?
あい:原宿系の、結構カラフルなものが好きで。はいはいはい、それでやってます。
qbc:どんな感じのものなんですか?
あい:とりあえずまあ派手って感じですかね。昔で言う篠原ともえみたいな感じ。
qbc:なるほど。
性格は人から何て言われたりします?
あい:まあ明るい人だとか。あとちょっと変な人だねとも言われます。
qbc:変っていうと、どこの辺?
あい:分かんないんですけど、自分では普通こうかなとは思ってたことが一般の人は違ったりっていうことがあったりもして、だから、具体的にどういうことで言われたかはあんまり覚えてないんですけれども。こないだ立ち飲み屋で知り合って、翌日にまた飲みに行った男性がいたんですけど、その方に変だもん、あんたって言われて。
どこがどう変とは言われなかったんですけど、変って言われます。日本人らしくないとも言われます。
qbc:でもどこが分からないとか、多分自分でも気になるところってあると思うんですけど。
あい:そうですね。白黒はっきりつけたがるっていうか、大雑把に物事をやる事は、結構、私は大雑把なんですけれども、白黒はっきり良いのか駄目なのかみたいなので結構知りたがる。まあ、それもADHDの特徴なのかもしれないんですけれども、はっきり指示が欲しいみたいな。だから、自分の中での要約がすっごいざっくりしてたりとかするので。物事を理解する時の。
なので変だねとか、あんまり日本人らしくないね、とかは言われるかなと思います。
qbc:自分ではどんな性格だと思ってらっしゃる?
あい:自分では面倒くさがりかなとは思います。
qbc:どんなことに対しても?
あい:掃除ができないんですよね。あんまり。
だから、普通の人は多分掃除する気になるんでしょうけども、ADHDから来てるものだっていうふうには言われてるんですけれども。もう机テーブルも半分ぐらい、もうほとんど薬が置いてあって埋まってるので。
あと病院でもらう領収書とか整理できなかったりだとか。
qbc:逆に整理できてるものって何かあるんですか?
あい:まああんまりないですね。
qbc:洋服はどうなってます?
あい:服すごいあれですね。畳むことができないので。ハンガーラックみたいなのにかかって、量も結構多くなってて。で、外にハンガーで干すんですけれども、外から取り込んでハンガーラックにかけるのすらめんどくさくて。カーテンレールに引っかかってたりします。
qbc:カーテンレールにどれぐらいかかってるんですか?
あい:カーテンレールに十着ぐらいですかね?
qbc:窓ガラスにぶつかって?
あい:はい。
qbc:カーテンもかかってる?
あい:カーテンもかかってるんですけど、カーテンをちょっと開けてみたいな感じですかね。はい。
qbc:距離の近い人から言われる性格の一面とかってあります?パートナーとか家族とか親友。
あい:パートナーはいないんですけど、家族は、まあ面倒くさがりとか大雑把とか、そんな感じだと思いますね。
qbc:ああ。
あい:でもそういえば、肉親からも日本人っぽくないって言われました。
qbc:日本人っぽくないって何人なんですかね?
あい:分かんないです。前に空港で働いてた時にタイの人から、日本の空港で働いてるのに、お前は何人なんだって言われて。
ジャパニーズですけどって言ったらタイ人に見えるって言われたんで。で、私、そのことを言ったら、在日のスペイン人の方が私のことをタイ人タイ人って言ってくるので、タイ人だと思います。
qbc:好きなもの、好きなことって何ですか?
あい:ジャニーズのグループと、あとやっぱりカラフルなもの、アメリカの子供部屋みたいなのが好きだったりもして、80年代の、ちょっとカラフルなバービーとか、おもちゃ、昔のおもちゃみたいなのを集めたりとか。
qbc:はい。はい。
あい:服が好きで、あと流行りものを追うのが好きだったりもします。
qbc:そういうのが好きになったなっていう自覚っていつからありました?
あい:元から多分好きだったんでしょうけど、洋服とか黒いのばっかり着てて、一枚、そういうちょっと派手な服屋でディズニーの柄の服があったから、それを、好きなキャラクターだったんで一枚だけ買ったんですね。
qbc:いつ頃?
あい:いつだろう、ずいぶん前、十年以上前かなと思うんですけど。
qbc:学生の頃とかじゃなくて?
あい:ああ、学生ギリ卒業したかなあぐらいですね。
qbc:なるほど。はいはい。
あい:で、そう。一枚派手なお店で買ったらそこのお店の物が他のものも可愛くて。これもこれも後で買おうみたいな感じになって。そこから他のブランドとかも調べ始めて。
それで全体的に派手になってったみたいな感じですね。
qbc:今、日常的に着る服もそういう派手なもの?
あい:そうですね。お洒落する気力が毎日あるわけじゃなくて、本当に近所に行くだけとかだったら本当に黒いティーシャツとかも全然着るんですけれども。
qbc:あるんだ、それは。
あい:日常、結構派手な友達と遊ぶ時とか自分が気が向いた時は着るって感じなので、365日派手かっていうとそうじゃないかなと思いますね。
qbc:ちなみに合わなかったという、一応現職の会社には何を着て行ったんですか?
あい:制服だったんですよ。
なので、まあ制服にも着替える前とかはなるべく地味めな服装で行こうと思って。まあジーンズとかも履いててよかったので、まあ着替えるからあれなんですけど、普通にジーンズに白いティーシャツとかそんな感じでした。
qbc:なるほど。ありがとうございます。そうですね、そういう好きなもの、そういうキラキラしたものというか、そういうファッションに囲まれた、そういうショップに行った時の気分ってどんな気分ですか?
あい:最初一番最初に入った時は、うわあ雑誌で見たお店だみたいな感じで思ってたんですけれども、最近は、ああ、新しく出たものの現物ってどれかなあみたいな風に考えてることが多いですね。どう感じるっていうのがあんまりないかもしれないです。
qbc:それがないとどうなりますかね?人生にそれがなかったら。
あい:なかったら結構普遍的な人だったのかなとは思います。結構人って見た目から入るから。
服可愛いですねとかって言っていただけることが多くて。
まあ男性受けはあんまりよろしくないんですけれども、女性ウケは結構。
なので、なかったらアイデンティティの一個がないかなとは思いますね。
過去:20代後半に発達障害を疑い始めたが、検査を受けたっきり病院に行かなくなった
qbc:ありがとうございます。じゃあ過去について聞いていくんですけれども、子供の頃はどんなお子さんでしたか?
あい:もう三歳ぐらいの時には大人みたいに喋ってたって叔母は言ってるんですけど。
qbc:はい。
あい:だから結構発語が早かったみたいな感じで。もう大人みたいに喋ってたよとか、結構ませてたみたいなのがあって。
qbc:はい。
あい:結構大人の真似をしたがる。まあ女の子みんなそうかもしれないですけれど。はい、そんな感じの子でしたね。多分。
qbc:遊びは何が好きだったんですか?
あい:遊びはリカちゃん人形とかが好きだったので。そういうところで、お人形遊びが好きだったかなとは思います。
qbc:小学校では、どんな子どもだったんすか?
あい:小学校は、特に可もなく不可もなくみたいな感じの子だったとは思うんですけれども。でも背が高くて背の順が常に一番後ろか、後ろから二番目だったのは印象に残ってますね。
元から、まあ背が高く生まれたみたいなのはあるんですけれども、確かにそう、端から見たらあの子成長早いなって思われてたかもしれないです。
qbc:人間関係とか友達付き合いみたいなのはどんな感じのことだった?
あい:まあそれなりに友達はいたかなあとは思います。固定で遊ぶ子もいたし。
qbc:へえ、中学校は?
あい:中学は、結構もう中学から結構友達いなくなったっていうか、まあクラスで女の子のグループに入れなくて孤立しちゃったんですよね。
qbc:はいはい。
あい:はい。なので、小学校から一緒の子も結局グループに入ってるからその子のグループに入るわけにもいかずに。そうですね。孤立してずっと好きでもない本をずっと読んでたっていう感じですね。で、その頃からアーティストとか歌手のファンみたいなのを始めて。
qbc:はい。
あい:そっちで人間関係を楽しんでたっていう感じですね。ライブでしか会えない友達といろいろ楽しい、っていう感じですね。
qbc:その頃だともうオンライン通じて知り合うみたいな?
あい:そうですね。中学の頃からネットで知り合った人とライブで会うみたいなのやってました。
qbc:ちなみに何ていうアプリやってた?
あい:いや、その頃はアプリとかっていう時代じゃなくて。ホームページだったんですね。
アイドルではなかったんですけど、歌手とかのホームページ、ファンサイトとかみんな作るんですよね。ジャニーズでも。
qbc:はいはい。
あい:で、その頃、アプリとかツイッターとか、ミクシィもなかったので。
qbc:なるほどね。
あい:だから楽天とかでホームページ作ってそのファンサイトで遊びに行って。
掲示板とかで交流したりとかしてましたね。
qbc:結構年上の方が多くなかったりする?
あい:多かったですね。私、その頃、中学生で会う人、みんな高校生とか大人とか、よくみんな中学生の私と仲良くしてくれたなとは思うんですけど。
qbc:ちなみに好きなバンドとか、アーティストの名前を聞いてもいいですか?
あい:ラグフェアっていう。
qbc:はいはいはい。
あい:昔いたんですけど、まあ今もいるんですけど。
それが好きでしたね。でもやっぱりファンの人は年上ばっかでしたね。
qbc:ちょっと聞き忘れちゃったんですけど、ちっちゃい頃、幼稚園とかそのぐらいの頃の好きな遊びって何でしょう?
あい:幼稚園もお人形遊びが好きだったかなあとは思うんですけれども、あんまり幼稚園にいて外で遊ぶ子ではなくて、中で絵描いてるかなっていう感じ。あとはセーラームーンが好きだったんでセーラームーンのおもちゃが好きだったかなと思います。
qbc:セーラームーンってやっぱり今にも通じるものがあります?
あい:いや、そこまでですね。でもセーラームーンのコスプレが当時できなかったんですよ。小さい頃におもちゃ屋さんでコスプレが売ってるじゃないですか。
あれのサイズが合わなくて着れなかったんですよ。
qbc:大きいってこと?
あい:そうですね。私が大きくてサイズがないから買ってあげられないって親に言われて。
で、それが転じてか、大人になって勤め始めてからコスプレを始めるようになっちゃったので。
qbc:はい。はい。
あい:それが転じてみたいな。
qbc:なるほど。コスプレは何されてるんですか?
あい:コスプレは、ラブライブっていうアニメのやつだったりだとか。アイドルマスターっていうコンテンツだったり。まあその時に何か、自分が好きになった作品をやってるっていうイメージですね。
一応、ソシャゲに入るみたいなものも、はい、やってましたね。
qbc:で、戻りまして、高校はどんな感じだったんすか?
あい:高校は、まあまあ、友達は、めちゃめちゃ今でも連絡とるみたいな子はいないですけど、演劇部に入って、そこで結構友達ができて。
qbc:はい、はい。
あい:それで、まあ仲いい子はいて。で、そこからディズニーランドがすごい好きになって、年がら年中シーズンごとに一回は行くみたいな感じのやつをやってましたね。
qbc:この後の進学はどうされたんです?
あい:専門学校に行きました。
qbc:何の専門学校に?
あい:航空関係の専門学校に行きました。
で、その後に就職、そうですね。成田空港に就職しました。
qbc:ごめんなさい。学校自体はどんな感じだった?勉強ばっかりなんですかね、そういうところだと。
あい:だいたい勉強ばっかりで。ハワイに行ったりとかっていうのもあったんですけれども。
でもCAあがりの先生とかが教えてくれたりとか、サービス接遇とかそういうものを教えてもらえたので。で、結構大学、大卒で就職するよりかは、専門知識を持った状態で就職できたので。すごいよかったなあとは思ってます。
qbc:就職してからはいかがでした?
あい:就職して六年、七年ぐらい空港に勤めたんですけれども。派遣会社だったので、いろんな業務ができて。航空会社とかあとバス関係の仕事とか。
qbc:そこを辞めた理由っていうのは?
あい:空港って大体四勤二休で動いてるんですけれども、四日働いて二日休みみたいなので動いてるんですけれども、大体それが取れないっていう感じで、四勤一休、五勤一休とか13連勤とか普通に出てきちゃって。で、当日欠勤もできないんですね。
朝、熱が出ても、いきなり休むみたいなのが難しい職場でして。
なので、休みが取りづらいっていうことと、勤務時間が結構長かったりすることもあるので、それでやめたって感じですね。
qbc:なるほど。空港で働いてた時はどんな感じだったんですか?
あい:入った会社に同年代が多くて。同じ専門学校から一気にとってくれたんですね。
qbc:なるほど。
あい:だから、はい、みんな同い年みたいな感じで、学校みたいで結構楽しかったりもしたんですけど、あんまり年齢差がなくて、私、入ってすぐ派遣元の会社に研修に行く係になっちゃって。
そこで結構年上の人からかわいがってもらったりもして。その会社の中では英語ができる方だったので、結構それで重宝していただいたりはしてました。
qbc:ちなみにその時って発達障害的なものっていうのは、どういう感じ?
あい:その時にちょっと思い始めたのが、物を数えて人に流して、そしたら、その人がダブルチェックして間違ってるっていうことがすごい連続で起きちゃうことがあって。
qbc:はい。はいはい。
あい:だからそれで、なんでだろうなってずっと思ってはいたんですけれども。で、ちょっと何年かしたら発達障害、ADHDって言葉が出てき始めて。
病院行かないといけないかなあと思って。その時が空港時代だったかどうか覚えてないんですけど。
でも空港にいる時に発達障害かもとはうっすら思ってました。
qbc:どれぐらいの困り感ですか?それって。
あい:何回も連続で間違ってましたって電話かかってきてたので、それはストレスだなと思ってたので。で、その業務の以外のところでも、あの人は間違いが多いからっていう風に指摘されたっていう風に、上司から聞かされたりとかして、それはきつかったですね。
qbc:どういう風に対応するとか、どうするもんですか?それ。
あい:どうすることもできなかったです。何回もチェックしても、それでも間違ってるってことだったので。かつ、カウントするのも時間があるわけではなかったんですね。
qbc:はい。はいはい。
あい:だから時間がない中でやらないといけないので、大変だったかなと思います。
qbc:なるほど。じゃあ逆に言うとゆっくりできてたらカウントはできる?
あい:できたかもしれないんですけれども。ただ、ちょっと定かではないですね。でも時間があったとて結構間違えてたこともあったので。
qbc:なるほど。で、空港の後が現職?
あい:違います。何回も転職してて、ちょっとお伝えしきれるかはわかんないんですけれども、そのあと貿易事務に行ってます。
qbc:そっか。十年だからまだ結構あるわけか。
あい:そうですね。まだ結構あって、貿易事務で五年ぐらい働いたって感じですね。
qbc:そこはどうだったんすか?
あい:そこはすごい働きやすくてよかったんですけど。確かに、でも何で言われたかわかんないんですけど、ミスが多いとは確かに言われてて。で、その時にもう病院行って、たぶんその時かな? 病院行って結局、結果は聞きに行かなくてっていうのが、その時です。
貿易事務の時に間違いが多いって指摘された時に、実はこういう障害があって。結果は聞きに行ってないんですけど、みたいな。言った覚えがあります。
qbc:その時は言いやすい環境だったんですね。
あい:そうですね。だから注意されたらもう、言わないわけにいかないっていうか、すいませんで済むならいいんだけれども、そうすると今度はどうしたら間違えないかみたいなことを聞かれるので。もうどうするもこうするも正直ないなと思ってたので。はい、だから。
qbc:言ってどう変わった?
あい:その時の会社は大企業の子会社だったので、結構みんな「あ、それ障害があるんだ、気付けなくてすみません」みたいな感じに言ってもらえたので。
言って理解はしてくれてたのかなとは思います。その後ダブルチェックするようにしてくれたりとかもしたので。
qbc:なるほど。なるほど。で、その後は?
あい:その後に、その前の貿易事務の部署異動があった時にパワハラをされて。
qbc:おお。はいはいはい。
あい:初めてで、そのパワハラから抜けたくて、知り合いの写真屋さんに就職したんですね。
qbc:はい。はい。
あい:で、そしたら、そこでセルフ写真館って自分で写真を撮る写真館があるんですけど。
それに就職したら、経営がうまく行かなくて。会社都合、二ヶ月で会社都合退職になったんですね。
qbc:コスプレイヤー向けの写真館みたいなところ?
あい:まあコスプレでもいいんですけれども、子供連れで来たりだとか。
qbc:へえ、はいはい。で現職にたどり着く?
あい:まだあります。全然あります。
写真屋さんの、あれだ服屋さんに入ったんですけれども。
qbc:はいはい。
あい:そこでADHDを指摘されて。
qbc:はい。はいはい。
あい:で、その時にやっぱり何も発達障害に対して対応しないのは違うなっていう風に思って、病院にそこから行き始めるっていう感じなんですけれども、はい。で、結構重いものを持たなきゃいけない職場だったので。
そこで腰を若干やっちゃって。
qbc:はい。はいはい。
あい:で、そこで腰の手術をするっていうことがありました。
qbc:手術をされたんですね。
あい:はい。
qbc:で、現職?
あい:いやまだあります。
その後に福祉関係の仕事に就こうと思って、そこも派遣会社だったんですけれども。
内定取り消しをされたんですよ、初めて。
qbc:はい。はいはい。
あい:それで弁護士使ってお金を取ったっていう件が一件あったんですけれども。内定取り消しで、私、腰も悪くて働けないのに内定取り消しってどういうことですか?みたいなのとかがあって、お金を取りました。で、その後に旅行会社に入ったんですね。
で、旅行会社も一ヶ月ぐらいで辞めたんですよ。
qbc:はい。はいはい。
あい:その理由が、まあそこも発達障害で結構やり方が複雑で。もともと専門学校で習ったスキルがあれば大体同じだから大丈夫だよっていうふうに言われて入ったら全然同じじゃなくて。
言ってること詐欺じゃんと思って、すごいやり方が複雑で。で、同期の人でちょっと気難しい感じの人がいて、ちょっときついなあと思って。
qbc:はい。はい。
あい:私、発達障害あるからあんまり新しいこと、っていうか、複雑すぎることが覚えられなくてみたいなことを言って。それで「他の部署もどうですか?」って言われたけど、別の端末、別の機械の操作を覚えなきゃいけないとかって言われたから、それはちょっとやだなって思って、普通にやめました。で、その後に、一年、半年ぐらい飲食店でバイトをしました。
qbc:はい。はい。
あい:その間すごい楽しかったんですけれども、レジの締みたいなのが多くて。指摘を受けたりとかもして。まあ、すいませんとしか言わなかったんですけど、はい。まあそんな事もありましたって感じで。
その飲食のバイトは東京駅の中だったので、すごい英語が活かせて楽しかったなあとは思ってるんですけど。
qbc:はい。はい。
あい:それから、一個前の原宿の洋服屋さんにバイトで入ったんですね。
力仕事ないって言われたから入ったんですけど。「英語できますか?」って言われて「できます」って言ったら、「じゃあぜひ入ってください」って言われて。入ったら、学生が休みすぎて私が代わりに出なきゃいけないことが多すぎて。
qbc:はい。はいはい。
あい:で、あと重いものもなんだかんだ持たなきゃいけなくて、って三ヶ月ちょいぐらいで辞めたんですけど。
そこから入院したんですね。去年の今頃なんですけど。
入院して、あとあれだ、就労移行支援に行こうと思ってたんですよ。服屋さんのあと。
qbc:はいはい。すいません、何の入院だったんですか?
あい:普通に入院かな?
qbc:精神科ってことですかね?
あい:はい。適応障害ですね。
就労移行に行こうと思って。で、就労移行に行ってた場所の施設長から、私が入ってすぐぐらいに「実は私、辞めるんです」みたいな事を言われて。その施設長がいるから頑張ろうと思って、この施設に行き始めたのに、その人が辞めるんだったら意味ないんだけど、と思って。
qbc:はい。はいはい。
あい:それでそっからもう食欲がなくなっちゃって。
具合悪くなっちゃって、もうご飯が食べれなくなっちゃったんですよ。で、それで実家に引き戻されて。で、病院、いつも行ってる病院に行ったら入院するって言われて。
そうですね、実家の方に入院してくれって、親からの希望で言われて。それで実家の方の病院に、去年の今頃一ヶ月ぐらい入院してました。
qbc:入院の時って、何を感じていました?
あい:入院して、そうそう、ストーカーにあって、院内で。
同じく、ストーカーで捕まって入ってる、入院してる人がいて、男の人がいて。その人が入院二日目、一日目か二日目ぐらいで「入院してきたばっかだよね」とか言われて。いろいろ言ってくるんですよ。「何歳なの?」とか聞いてきて。危ないかもこれと思って、どうもって感じで逃げたんですよ。部屋に。で、その時一日目ってコロナの関係で個室なんですけど、その個室をガラッと開けて、「すみません、入っていいですか?」とかって来て。
qbc:はい。はいはい。
あい:普通に考えてそれやばいことなんで、やばいと思って看護師に言いに行ったりとか、結構大変だったんですけど、まあ院内でストーカーをされつつも。
qbc:その人はどうなったんですか?
あい:いや、まだ多分入院してると思います。
qbc:その時の措置ってどうなった?
あい:いや、分かんないです。
qbc:会えないようにさせられなかったですか?その人は。
あい:させられてないですね。
qbc:まあじゃあ、致命的な事をしてないからって扱いか。
あい:院内でその人がいるときにナースコールくださいって言われたんですよ。でも私は私で追い払っちゃって。話しかけないでくださいって言って。でも、追い払った後に言ったんじゃ意味がないって、現行犯で言わないと意味がないって言われて。いや、もう無理でしょ?と思って。
qbc:なるほどね。
あい:で、入院から一ヶ月で出て、12月に今の会社に入るんですよ。これでやっと現職まで追いついてきました。
qbc:なるほど。ご両親からどのように育てられたと思ってますか?
あい:結構甘やかされて育ったと思ってます。結構一人っ子なんで何でも割と望みを叶えてくれちゃうんですよ。お金さえ大丈夫であれば。ただ海外に行きたいとかは叶えてもらってないんですけど。
qbc:金額面っていう意味?
あい:はい。一人暮らしするにあたって、テーブルも冷蔵庫も買ってくれちゃったし。学校の送り迎えとかもなんだかんだしてもらっちゃってたし、雨の日とか。だから結構全部が全部の家庭、そういうふうにしてもらえるとは思われないから、結構甘やかされて育ったのかなと思ってます。
qbc:ざーっと人生振り返っていただいて、転換点っていうものがあるとしたらどこにあると思います?
あい:転換点は、仕事が、写真屋さん、知り合いの写真屋さんに、パワハラから逃れるために入ったっていうところから下りが始まったなと思ってます。
qbc:なんで?
あい:下りが始まったっていうか、短期間で離職っていうのがそこから始まっちゃってるので。それまでは六年とか五年とか続いてたのに。
短期離職だからADHDらしさが出てきちゃったって感じです。
qbc:ADHDらしさが出やすい状況って何かあるんですか?
あい:いや、ちょっと分かんないです。その写真屋さんでもよくしてはもらってたとは思うんですけど。でも分かんないです。何が原因とかはあんまり分かんなくて。
メモを取りなさいみたいなふうに厳しく言われちゃったりとかすると、ちょっとできないのかなとか思ったりします。
qbc:転換点って何年前ぐらいなんでしょ?10年前?
あい:3年、、、4年前ぐらいですかね?
未来:親が死んだ後にもうすぐ死ねればいいかな。
qbc:じゃあ未来について聞いていきます。
5年、10年、20年30年40年、最後、自分が死ぬっていうところまでイメージをして、どんな未来を今思い描いてますかね?
あい:正直現状八方塞がりだなと思ってて。だから、これから障害者雇用みたいなので働いて。で、障がい者年金も通ればいいなあとは思ってるんですけれども。正直あんまり長生きしたくなくて。親が死んだあとにもうすぐ死ねればいいかなぐらいしか思ってないんですけど。どうですかね。でも結構、ばっと大きな病気みたいなのにかかったりもするのかな。ここ二年連続で適応障害になってるので、どっかでやらかすんじゃないかなって私は思ってて。
だから、年金はもらわずに死にたいなとは思ってます。
qbc:いつ頃から、そんな長生きしたくないって思ってるんすか?
あい:年金がもらえるかもらえないかわからないみたいなことをずっと言われてるじゃないですか。失われた30年とかって言われてるじゃないですか。政治、経済が停滞して。
qbc:はいはい。
あい:その失われた30年しか知らないんですよ。私の世代って。なので、特にバブルも経験してないですし。もう希望がないんですよね。全体的に。あと私はパートナーがいるわけでもないし、子供がいるわけでもないので。結婚したこともないので、ほんとの家族って自分の肉親しかいないんですね。
qbc:はい。
あい:だから、本当に自分が好きなことはもちろんあるんだけれども、今長生きしたい人って、子供のために長生きしたいんだと思うんですよ、おそらく。で子供がいないんだったら長生きする意味ないんですよね。別に推しの、ジャニーズとかのコンサートに行きたいから長生きするとか、よく、おばあちゃんでありがちなの、氷川きよしのコンサートに行きたいから長生きするみたいなの、昔よくあったじゃないですか。
qbc:はい。はいはい。
あい:まあそれがあれば違うのかなとは思うんですけれども、そんなにジャニーズに対して執着心も今ないんですね。なので、別にコンサートのチケット取れないからとかってさっき言ったけど、チケット取れないなら取れないでしょうがないなと思ってるので。はい、そこまで執着心がないから、この世に対して執着心がないのかもしれないですね。
それに発達障害だし。発達障害は私、子供を産まない方がいいと思ってるので。だから、もうこの世に発達障害を増やさないためにみたいな感じで。
だから、もうマイナス思考になるとかじゃなくて。生きててもそこまで意味ないんじゃないかなと思ってて。で、これからどんどん消費税とかも上がってくだろうし、物価も上がってくだろうし、アメリカみたいにラーメン一杯3000円みたいな世界になってくと思うんですよね。日本も。それで、かつ手取りも上がらないと思うんですよ。これから私、年齢あがってくし、発達障害だし、だから、現実的に考えると生きててもあんまり意味ないかなと思ってます。
qbc:生きてて意味あるの意味って何ですか?
あい:意味、、、。見いだせるものがなくなってくるんじゃないかなと思うんですよ。今はライブが当たるかなとか思ってるから分かるんですけれども。年を追うごとにそういう気力もなくなってくると思うんですよ、ジャニーズを追うっていう。だから今に、現時点で執着心がないのに、もっと執着心なくなってくると思うんですよ。だから。
qbc:はい。
あい:そうですね。もし癌にかかったら、抗がん剤なしで、もうこのまま大人しく土に還りますって言うかなと思います。
qbc:世の中に生きている意味があると思って生きてる人って何割ぐらい居ると思ってるんですか?
あい:結婚して子供がいて幸せな人はそうだと思うんですけれども。まあ何割とかパーセンテージはわかんないですけど。
qbc:でも結婚って、離婚しまくってるじゃないですか?
あい:ああ、そう、それはそうですね。
qbc:だからちゃんと幸せな人が、どれぐらいの人が意味あると思って生きてるのかなと。
あい:二人に一人ぐらいじゃないですかね。二人に一人は意味あると思ってんのかな?とかちょっと思ったりもします。
qbc:まあそれでも意味があるって感じてない人がほとんどよね。
で、仮に意味ないと思ってる人がいなくなったら、どうなると思います?
あい:相当平和ですよね、その世界。その世界はあれなんじゃないですか? 多分、ベーシックインカムかなんかあるんじゃないですか?
qbc:それはなんで?
あい:ベーシックインカムってあの給付金。給付金があるから働かなくても生きていけるみたいな。
qbc:はい。はい。
あい:そういう国あるらしいんですよ。サウジアラビアみたいな国がそうらしいんですけど。
qbc:何をするの嫌いですか?
あい:仕事をするのは嫌いなのかもしれないです。
qbc:仕事っていうのは、何が該当する?
あい:まあ、今の会社で色々植え付けられたっていうのがあるのかもしれないですけど、まあ仕事すると、要は発達障害の症状が出て自分を嫌いになるから嫌なんですよ。
qbc:貿易会社って英語を使って、書類を作るっていうのは二重じゃないですか? それはどうだったんですか?
あい:貿易では英語は全然使ってないんですけど、貿易はむしろよかったんですよ。
qbc:よかった。はいはいはい。
あい:よかった。でも今の会社、入ってから休職になるまで、すぐ12月から働いてる会社ですね、そこでいろいろ植え付けられたんですけれども、そこにいるとあんまりいい環境じゃなかったので、もろもろ。まあ、そう、発達障害の悪いところだけ出て、それをすごい叱責されてみたいなことが起きて、自分を嫌いになるから生きてる意味がないみたいな風に。だから、そう思うのかもしれないです。
qbc:もしもの未来の質問っていうのをしていて。
あい:はい。
qbc:もし理想の職場にいたとしたら、どんなことをしてると思います?
あい:ある程度英語使えてみたいな感じですかね。分かんないですけど。
qbc:理想の職場があったとして、仕事に全く問題を感じない人生っていうのは、その時のあいさんは何をしてる人だったの?
あい:まあ、土日休めて平日しか働いてなくて、かつ重いもの持たなくてよくて、で、事務みたいな感じですかね。
qbc:で、まあ英語も使えて。
あい:まあ多少はい。
qbc:自己肯定感っていうか、自分の感じられる、そこへの役割を感じられるっていう状況があったとしたら、仕事以外で何してるんすかね?
あい:仕事以外だと何してるんでしょうね。普通に、まあ音楽好きだからDJとか、もしかしたらちょっとやってたりするかもしれないです。
qbc:その状況って、満足感を得られるものだと思います? イメージしてみて。
あい:まあ、そうですね。
qbc:それ得られそう?
あい:まあ、それはそうですね。
qbc:発達障害というテーマで、良かったことと悪かったことをまとめるとどんな感じですか?
あい:良かったことは、「対応が早いですね」って言われた時ですね。それはADHDの特徴なんですけど。
qbc:せっかちってこと?
あい:というか、物事の優先順位がつけられないんですね。だからメールが一番最新に来たものからやるみたいな感じなんですよ。で、かつ対応が早いからバーっと片付けられるわけです。「対応が早いからいつも助かってます。他の人はあんまりゆっくりしかやってくれないから困ってるんです」みたいなことを言われた時はよかったなとは思いましたね。
qbc:悪い方は?
あい:悪い方は、今働けてないっていうか、それがすべてになりますね。ADHDじゃなければ働けていたと思います。
qbc:ADHDがあっても、貿易会社のままだったら全然働いてたのかな?
あい:可能性はありますね。ただ、給料が低かったんですよ。派遣会社だったんで、派遣会社から大手に出向してたので、そこが買ってくれればよかったんですけれども、そういうわけにもいかなかったんで。そんな感じです。
qbc:ありがとうございます。最後の質問がですね。最後に言い残したことは、っていうので、遺言でも読者向けでも独りごとでもいいんですけれども、残したことがあれば。
あい:もしかしたら周りに、最近、発達障害とかADHDとか言葉が流行ってると思うんですね。正直、診断されてなくてもちょっと失敗したらADHDだとか言う人もいると思うんですけれども、まあ別に自分がADHDなんじゃないかって疑うのは全然いいと思うんだけれども、本当にやばくて、薬を飲んでもどの薬を飲んでも効かないみたいな人が世の中にいて、本当にもう働けないぐらい苦しんでる人もたくさんいるっていうことは知っといてほしいと思います。
あとがき
人生は戦いだねえ。
【インタビュー・あとがき:qbc】
【編集:じんべい】
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